液タブにはさまざまなサイズの製品が販売されていますよね。
中でも16インチの液タブは、絵を描くのに最適なサイズです。
なので私は16インチの液タブで絵を描いています!
16インチってどれくらいの大きさなの?
じゃあサイズ感も含めておすすめの液タブも紹介していくね!
というわけで本記事では、16インチの液タブの大きさと、おすすめ製品を紹介していきます。
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液タブ16インチは大きい?小さい?
結論からいうと、16インチは絵を描くにはちょうど良い大きさです。
そうなんだ!小さくはないんだね!
タブレットやiPadよりも1~2回り大きいサイズだよ!
パソコン環境で絵を描くなら、16インチが1つの基準。
16インチよりも小さいとコンパクトで値段も安くなります。
また反対に16インチより大きいと、場所はとるものの豪快に絵を描くことができます。
液タブ16インチの実際の大きさ
16インチの液タブは、絵を描くのに最適なストロークで線を描けるサイズです。
本体サイズ
16インチの液タブ、Wacom Cintiq 16を例にあげると、本体サイズはB4サイズより少し大きめ。
小さなテーブルだと少し置きづらいかもしれません。
パソコンとキーボードも置くことを考慮して、場所を確保するのが得策です
作業領域
絵を描ける範囲、作業領域はA4のコピー用紙よりほんの少し大きいです。
個人にもよりますが、アナログで絵を描いていた用紙と一番近い大きさ。
それゆえ16インチの大きさに、絵を描くことが慣れているメリットがあります。
16インチのおすすめの液タブ
16インチのおすすめの液タブを紹介します。
おすすめする液タブは以下の3つ。
XPPen Artist16 Pro
XPPenから販売されている2021年モデル、16インチの液タブです。
最大の特長は「X3」スマートチップを搭載していて、描き味、描き心地が他の液タブより段違いで良いこと。
実際に紙に描いてるかのような反応速度、筆圧の強弱。
「描く」ということの精度は、16インチの液タブの中でおそらく1番です。
いろんな液タブをレビューしてきましたが、ここまで描きやすい液タブに出会ったのは初めてでした。
またファンクションキーがあるので、ショートカットのカスタマイズも可能です。
初心者や液タブ慣れた人にも文句なしにおすすめ。
Wacom Cintiq 16
Wacomの液タブ「Wacom Cintiq 16」。
Wacomの16インチの液タブは2種類あります。本製品とCintiq Pro 16です。
Cintiq Pro 16 はタッチ機能があるプロ仕様の液タブ。値段も高いです。
8192段階で筆圧を感知する性能と、わずか0.4秒で描画される表示速度は描き味抜群です。
わ!すごい!めっちゃ描ける!
wacomは品質が良いのも特長だよ!
自由な線が描け、色の表現もバッチリ。
企業や美術系の専門学校でも導入され、プロ・アマ問わず多くの人に使われているワコムの製品です。
液晶にゴリゴリ描く感覚より、紙に描く感覚に近づけたい人。液晶画面を保護したい人は、シートもあわせて購入するのがおすすめ。
Huion Kamvas Pro16
Huionの液タブ「Kamvas Pro16」。
Huionは中華液タブと呼ばれる、海外製のメーカーです。
海外製とはいえ、値段と性能のコスパに優れているため、初心者におすすめの液タブ。
描画のしやすさもあります。
また、この「Kamvas Pro16」には4Kと呼ばれる、高解像度の液タブもあります。
こちらは発色も良く美麗な画面で絵がかけるので、こだわり派の方におすすめです。
Huion Kamvas Pro16 Plus4Kのレビューをみる
性能比較
16インチの液タブの性能比較表です。
製品名 | 本体サイズ(横×縦) | 厚さ | 重さ | 筆圧レベル | 応答速度 | 色域カバー率 | 傾き検知 | 最大表示解像度 | 最大表示色 | 視野角 | ファンクションキー | 操作性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
「Artist16 Pro」 |
443.2×256.4mm | 9mm | 1.4Kg | 8192 | 200RPS | Adobe RGB99% sRGB133% |
±60° | 1920×1080 (フルHD) |
1670万色 | 178° | 8個 | リングホイール×1 |
「Wacom Cintiq 16」 |
422×285mm | 24.5mm | 1.9kg | 8192 | 25ms | 96% (sRGB) |
±60° | 1920×1080 (フルHD) |
1677万色 | 176° | 0個 | |
「Kamvas Pro 16(4K)」 |
402.7×257.4mm | 13mm | 1.27kg | 8192 | 25ms | sRGB 120% | ±60° | 3840×2160(4K) | 1670万色 | 178° | 0個 | なし |
この中で一番のおすすめはXPPenの「Aritsrt16 Pro」です。
なんといっても描き味が違います。絵を描くには描画性能がとても大事。
描いていてイライラすることや、思った通りに描けない。
そんなことがないおすすめの液タブ、それが 「Aritsrt16 Pro」 です。
16インチの液タブを選ばなくてもいい場合
16インチは標準的なサイズで、絵を描くには最適な大きさです。
ですが目的によっては16インチでなくてもいい場合があります。
1.安さを求める場合
単純に安さを求めるなら、16インチの液タブはおすすめしません。
液タブは液晶画面が組み込まれているので、当然サイズが大きくなると値段も高くなります。
なので安さを求めるなら16インチ以下の11~13インチがおすすめです。
2.高性能を求める場合
ペンタブメーカーであるワコムは、インチ数が大きくなるにつれ、性能・機能が高くなる傾向にあります。
特にCintiq Proシリーズでは顕著に現れ、
- 応答速度
- 色域カバー率
- 最大表示色
が高くなっていきます。
最大表示色は24インチ以降、10億色を超えます。
ただし他のメーカーでは性能自体はあまり変わらず、大きさだけが違う傾向にあります。
3.広い範囲で絵を描きたい場合
肘を起点とした大きなストロークで絵を描きたい。
または拡大・縮小をできるだけせずに等倍で絵を描きたい。
そんな人には22インチ以降の大きい液タブがおすすめです。
16インチのおすすめの液タブまとめ
16インチの液タブの大きさとと、おすすめ製品を紹介しました。
16インチというサイズは、絵を描く標準的な大きさで初心者の方にもおすすめです。
また液タブの保護フィルムはブルーライトカットや、紙のような描き心地を再現できるのでおすすめ。