当ブログは「マンガテクニック」に特化したサイトです。
現在はマンガテクニックはもちろん、デジタルマンガの描き方やおすすめの機材・画材、参考本。
おすすめのコミックやアニメなど、マンガに関係することを幅広く配信しています。
クリックできる目次
らおんの好きなこと
- 少年マンガ
- 剣や魔法のファンタジーな世界観
- ドラゴンクエストシリーズ
- ファイナルファンタジーⅩ、Ⅹ-2
- GLAY
- ストーリー制作
- 物語性のあるもの
好きなマンガは下記の記事で紹介しています。
らおんの歩み
- 小学生の頃に買ってもらったマンガ雑誌にどっぷりハマる
- オリジナルのマンガを小学生~中学生まで描き続ける
- 高校卒業後、マンガ家になるため本格的に活動開始
- 以降、約10年間マンガ制作経験を積む
- マンガ家を諦め、ゲーム会社に就職
- ゲームシナリオライターとゲームプランナーを兼業
- Webデザイナーも経験
- 本ブログを立ち上げる
ブログ名の由来とコンセプト
この「テラストーリーズ」という名前は、ある2つの言葉をかけあわせています。
それは、私の好きなもの「ストーリー(作るのも見るのも)」と、「テラ(バイト)」です。
当ブログを通してたくさんのストーリーを紡いでいきたい。という想いから、ストーリーの複数系「ストーリーズ」。
そしてたくさんのストーリーがこのブログに入るよう、テラバイトの「テラ」をとっています。
テラバイトはメモリの単位ですね。
メガバイト、ギガバイト、テラバイト。
この2つの言葉をあわせて「テラストーリーズ」です。
ブログコンセプトは、マンガにまつわるエンターテイメントです。
マンガを描いて楽しむ方
マンガを見て楽しむ方
このブログに訪れた方が、マンガの描き方を知ることができる。おすすめの作品も知ることができる。
描くと読むを両方楽しめる場にする。それがブログコンセプト「マンガにまつわるエンターテイメント」です。
このコンセプトは崩さずに、さらにイラストの描き方も知れる場にしたいとも考えています。
こちらは少しずつ配信していきます。
らおんがブログを始めたきっかけ
10年以上、マンガ家を目指してきてたどり着いた就職先は、マンガとは無縁の世界でした。
ゲーム会社でシナリオライターをしていた頃は、確かにストーリー作りに関してマンガで培ったスキルが役立ちました。
プランナーとの兼業だったので、ストーリー制作のスキルがなかったら、両立はムリだったでしょう。
しかし生粋のライターさんと、ストーリーの見せ方で意見が違うこともしばしば。
でもこれは当然で、マンガとゲームのシナリオでは表現方法が全然違うからです。
こういうことを感じるたびに、自分が今まで培ってきたマンガのスキルを、何かに活かせないのがもったいな、と思うようになりました。
そしてゲーム会社からWeb会社へ転職したのをきっかけに、個人でもブログで発信できることを知りました。
というわけで、約10年間で培ったマンガのテクニックを配信しようと思い立ったのです!
私が必死の思いで習得した、マンガのテクニックを配信したい!
趣味でマンガを描く方。マンガ家志望としてプロの道を歩もうとしている方。
そんな方の手助けができれば幸いです。
本ブログでは語っていない内容も含んだ、漫画制作の本もKindleで出版しています。
その漫画ノウハウを知りたい方はぜひ手に取ってみてください。
マンガ家志望時代のらおん
マンガ家志望時代のお話を少し。
子供の頃から絵と物語が好きだった私は、迷わずマンガ家への道を志しました。
10代のときから描きはじめ、20歳になる頃には出版社へ持ち込み、担当さんがついてくれました。
担当の方は目指していた10年間で、2~3人変わりました。
担当者が変わって気づいたことは、人によって言うことが全然違うこと。
アドバイスの内容も、作品の方向性への導き方も。
個人的に、最後に担当してくださった方が一番合っていたように思います。
それは、作品のみならず、私個人の人生までも視野に入れてアドバイスしていただいたからです。
今までの担当者は、作品についてのアドバイスのみだったのですが、この方は違っていました。
「君が◯◯歳になるまでには、今のレベルのままではダメだ」
「30歳を超えても、マンガを描けているからそれでよし!と思わないでくれ。僕の周りにはそういうやつらがたくさんいる。そんな奴らに君はなるな」
「プロになるのに目指した期間が長ければ長いほど、諦めたとき、社会に出にくくなる」
今でも心に残っている言葉です。
この頃は、ただひたすらにガムシャラに漫画を描いていましたね。
何度も自分の壁にぶち当たりました。
そのたびに、必死でマンガスキルを向上させてきました。
マンガのテクニック関連の書籍は、新刊が出るたびにすべて読み漁りましたし、読切マンガも数え切れないくらい読み、研究もしました。
結果、マンガのスキルは飛躍的に向上したものの、プロになるには手が届かないナニカがありました。
今ではそのナニカの原因はわかったのですが、当時の私には気がつかないくらいガムシャラでした。
その原因とは、「読者のことを考えていなかった」です。
プロとしてお金をもらってマンガを描く以上、そこに読者がいるのは当然です。
その読者に自分のマンガを届けるには、「画力」「ストーリー」「キャラクター」。
「表現力」「演出力」「企画力」すべて一定のレベルを超えていかなければいけません。
自分の描きたいこと、自分の描きたいように描いていてはダメなんです。
もちろん自分の描きたいことを描いて、それが読者の望む面白い作品になっている方もいらっしゃいますね。
ですが私は違いました。
それがマンガ家を諦め、社会へ出てからようやくわかりました。
マンガを描くスキルは当時と変わりませんが、今の方がよっぽど面白い作品を描ける自信があります(笑)。
やはり考え方が変わると、それは作品にもでてきますね。
いい勉強になりました。
話がそれましたが、作品を描いても描いても結果が繋がらないときは、とても苦しかったです。
そして月日は流れ、30歳になる前に決意しました。
マンガ家の夢を諦めようと。
最後の作品を抱えて、担当してくださっていた方に会いに行きました。
これで最後となる作品のアドバイスをしっかり聞き、そのあとゆっくりと夢を諦めることをお話ししました。
「君をプロにさせてあげられなくてごめん」
胸が熱くなりました。
最後のあいさつをし、その場をあとにしました。
私がマンガ家志望だったお話は、これでおしまいです。
ですがこの経験があったから、仕事をする大切な意識・考え方ができたと思っています。
作品に関しては、読者の「面白い作品が読みたい!」というニーズを満たすこと。
仕事に関しては、依頼してくださる方のニーズをくみ取り、その価値を提供すること。
今後も当ブログや、お仕事を依頼してくださる方に価値を提供できるように努めてまいります。