液タブの大きさはたくさんありますが、13インチの液タブは小さい部類に入ります。
小さいゆえにコンパクトで、大きいサイズに比べ値段も安いのが特長です。
手軽に液タブで絵を描きたい人におすすめ!
そうなんだ!でも13インチってどれくらいの大きさなの?
じゃあサイズ感もあわせておすすめの液タブも紹介していくね!
というわけで本記事では、13インチの液タブの大きさと、おすすめ製品を紹介していきます。
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液タブ13インチは小さい?
13インチの液タブはコンパクトなノートパソコンと同じくらいの大きさ。
その大きさから実際に絵が描ける範囲はさらに狭くなります。
じゃあ少し小さく感じるかも!
大きなストロークでは絵を描けないね!
絵が描ける作業領域は約A5サイズほどなので、おおきなキャンパスにイラストを描くにはあまり向いていません。
ですが小さいがゆえにコンパクトで、手軽に絵を描きたい人にはおすすめ。
場所もそれほど取らないので、趣味やちょっとした時間に絵を描きたい人には最適です。
液タブ13インチの実際の大きさ
上図は13インチの液タブとコミックスとの対比です。
製品によって多少大きさの違いはありますが、13インチの液タブはだいたいこれくらいのサイズです。
本体サイズと作業領域
13インチの液タブ、Wacom One 13を例にあげると、本体サイズは横357×縦225mmです。
絵が描ける作業領域(読取可能範囲)は横294×縦199mm とB5ノートサイズより少し大きいていど。
大きく場所をとらずにすむため、小さな机でも置くことができます。
13インチのおすすめの液タブ3選
紹介する13インチのおすすめの液タブはこちらです。
Wacom One 13
ワコムから販売されている13インチの液タブ「Wacom One 13」です。
本製品の最大の特徴は、スマホでも使用可能なところ。
13インチのコンパクトさで持ち運びも手軽、場所を選ばず自由に絵を描くことができます。
さらに別で用意が必要なペイントソフトも購入特典としてついてきます。
わ!すごい!すぐに絵が描けるんだね!
ペイントソフトも有名なクリップスタジオだから嬉しいよね!
4096段階の筆圧感知と、±60°の傾き検知で線がブレず、入りと抜きの強弱も表現できます。
Kamvas Pro 13
Huionから販売されている13インチの液タブ「Kamvas Pro13」です。
Wacom One13のようにスマホでの使用はできないものの、性能はこちらのほうが上です。
8192段階で筆圧を感じとり、266PPSですばやく液晶画面に線が描画されます。
すごい!描きあじ抜群なんだね!
Adobe色域カバー率も92%で色表現もバッチリ!
パソコン環境で絵を描くなら、おすすめの13インチ液タブです。
Artist 13.3 Pro
XP-Penから販売されている13インチの液タブ「Artist 13.3 Pro」です。
XP-Penの液タブは操作性に優れているのが特長。
8個のファンクションキーで、保存や取り消しなどのショートカット。リングホイール活用でキャンパスの拡大・縮小が自由自在に操れます。
え!めっちゃ便利!!
キーボード操作は他の液タブより少なくて済むよ!
作業効率を求める方におすすめの液タブです。
性能比較
13インチの液タブの性能比較表です。
製品名 | 本体サイズ(横×縦) | 厚さ | 重さ | 筆圧レベル | 応答速度 | 色域カバー率 | 傾き検知 | 最大表示解像度 | 最大表示色 | 視野角 | ファンクションキー | タッチ機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
「Wacom One 13」 |
357×225mm | 14.6mm | 1.0kg | 4096 | 26ms | 72%(NTCS) | ±60 | 1920×1080 (フルHD) |
1677万色 | 170℃ | 0個 | |
「Kamvas Pro 13」 |
388×219mm | 11mm | 0.91kg | 8192 | 266PPS | 92%(Adobe) 120%sRGB |
±60° | 1920×1080 (フルHD) |
1670万色 | 178℃ | 4個 | タッチバー有 |
「Artist 13.3 Pro」 |
390.4 x 249.9mm | 12.9mm | 情報なし | 8192 | 14ms | 88%(NTCS) | ±60° | 1920×1080 (フルHD) |
1670万色 | 178℃ | 8個 | リングホイール有 |
13インチの液タブを選ぶメリット・デメリット
13インチの液タブは少し小さく、人によっては描きにくく感じることもあります。
そういったメリット・デメリットを把握し、しっかりとした目的にあわせて選びましょう。
デメリット
純粋に描きやすさを求めるなら、13インチでは物足りません。
大きなストロークで線が引けないため、手首を使って細かく絵を描く必要があります。
また大きなキャンパスで絵を描くときも、13インチだと縮小率が高くなります。
そのため拡大・縮小を繰り返す頻度も高まり、作業効率がグッと落ちます。
16インチ以上の液タブなら絵を描くのに適したサイズ感です。
メリット
当たり前ですが、小さくコンパクトなことはメリットです。
作業場所もあまりとらないので、パソコン・キーボードと同時に机に置きやすいです。
また使わないときはサッとしまっておけるサイズ感なので、趣味の人や初心者にも向いています。
さらに持ち運びもしやすいため、ノートパソコンとともに外出先へ持ち出し、絵を楽しむことができます。
液タブ13インチのおすすめ3選まとめ
液タブ13インチのおすすめと、その大きさを紹介しました。
13インチというサイズはコンパクトで値段も安いため、これから液タブをはじめる人におすすめです。
また液タブを購入の際には、一緒に保護シートもあるとベターです。
液晶画面の保護だけでなく、ブルーライトカットで目の疲れ軽減、紙のような描き心地で描き味アップなど、絵を描くのに良い効果を発揮してくれます。