中華液タブは中国メーカーの液タブのことです。
低価格のわりに性能がいい。コスパに優れた製品が中華液タブ。
え!めっちゃいいじゃん!
液タブを低価格で手に入れたい人におすすめなんだよ!
というわけで本記事では、中華液タブの解説とおすすめ製品を紹介していきます。
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中華液タブとは?
中華液タブは中国メーカーの液タブのことです。
主な中国メーカーには、
- HUION
- XP-Pen
- Gaomon
などがあります。
この中華液タブの最大の特長は、値段のわりに性能が高いこと。
高価な液タブを低価格で手に入れたい人に人気です。
ちなみに国産メーカーにはWacomがあります。世界的に有名なトップブランドです。
性能・品質ともにおすすめのWacomの液タブは以下の記事で紹介しています。
中華液タブの選び方
値段と性能のコスパが良い中華液タブ。
性能面などはそこまでの違いがないので、選ぶときは以下の2点がポイントになります。
絵を描くときに意外と大事なのが「大きさ」。
置き場所や絵を描きやすいサイズ感があるので、ここも選ぶときのポイントです。
あとは操作性に関わる「機能」。
ファンクションキーの数や、キャンパスの移動・拡大などがしやすい機能があるか。
その辺りも中華液タブを選ぶポイントになります。
選び方のポイント1.大きさ
中華液タブの使い方によって選ぶ大きさを選択しましょう。
使い方は主に2通り。
- 持ち運んで使う
- 家で使う
ノートパソコンと一緒に持ち運んで使うなら、13インチの液タブがおすすめです。
13インチは小さめのノートパソコンと同じサイズ感なので、持ち運びしやすい利点があります。
一方、持ち運びせずに自宅で絵を描く人は、16インチ以上の液タブがおすすめです。
16インチの液タブは大きなストロークで絵が描ける最適なサイズ。
置き場所も広く、大きなイラストを描くなら20~22インチあってもOK。
拡大・縮小する率や頻度が少ないので、作業効率がよくなります。
選び方のポイント2.機能
機能とはファンクションキーの数や、液晶画面を操作するタッチバーやホイールがあるかどうか。
ファンクションキーはキーボードのショートカットを登録できるので、ボタン1つで「保存(Ctrl+S)」や「取り消し(Ctrl+Z)」を行うことができます。
また液晶画面を操作するバーや、リングホイールもあると便利。
キャンパスの移動や、拡大・縮小が簡単にできます。
中華液タブの性能にあまり違いがないので、こういった機能面で選ぶのがおすすめです。
おすすめの中華液タブ5選
中華液タブのメーカーは、
の2大巨塔。上記2つのメーカーを選べば間違いないです。
これから紹介する中華液タブも、上記2メーカーから厳選しています。
下記の表は選び方の比較です。
製品名 | 大きさ | 機能 | メーカー | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
Kamvas Pro13 |
13インチ | ファンクションキー4つ タッチバー搭載 |
HUION | ★4.5 |
Kamvas Pro16 |
16インチ | ファンクションキー6つ タッチバー搭載 |
HUION | ★5 |
Artist 15.6 Pro |
15.6インチ | ファンクションキー8つ リングホイール搭載 |
XP-Pen | ★4 |
Kamvas Pro20 |
20インチ | ファンクションキー16つ タッチバー搭載 |
HUION | ★4 |
Artist 22E PRO |
22インチ | ファンクションキー16つ リングホイール搭載 |
XP-Pen | ★3 |
Kamvas Pro13【持ち運びしやすい】
HUIONから販売されている13インチの液タブ「Kamvas Pro13」。
13インチと小さめなので、持ち運びして使う人におすすめの中華液タブです。
筆圧レベル8192と反応速度266PPSで、細かな線の強弱や描くスピードにも対応。
色域カバー率も高く、カラフルなイラストも描くことができます。
コンパクト、持ち運びしやすい中華液タブをお探しなら本製品がおすすめです。
Kamvas Pro16【一番おすすめ】
HUIONから販売されている16インチの液タブ「Kamvas Pro16」。
絵を描くには適したサイズ感で、自宅で使う人におすすめです。
さらにショートカットが設定できるキーが6つ。
液晶画面のスクロールや拡大・縮小が簡単に出来るタッチバーがついています。
絵が描きやすく、操作面も良好なので作業効率もアップ。
中華液タブの中で一番おすすめの製品です。
Artist 15.6 Pro
XP-Penから販売されている約16インチの液タブ「Artist 15.6 Pro」。
こちらも絵を描くには適したサイズ感。性能もKamvas Pro16とほとんど変わりません。
ショートカットキーは8つ。リングホイールでキャンパスの拡大・縮小なども簡単に行えます。
Kamvas Pro 20
HUIONから販売されている20インチの液タブ「Kamvas Pro 20」。
広々と大きなストロークで絵を描きたい人や、サイズ大きめのイラストを描く人におすすめです。
作業領域(絵が描ける範囲)も横438.88×縦238.68mmと広く、色彩豊かな色の表現もしてくれます。
16インチじゃ物足りない。という人はワンサイズ大きめの本製品がおすすめです。
Artist 22E PRO
XP-Penから販売されている22インチの液タブ「Artist 22E PRO」。
本格的にイラストを描く人におすすめです。
22インチともなると拡大・縮小する範囲が小さくてすむので、イラスト全体のバランスが取りやすくなります。
また16個のショートカットキーによって、効率化のカスタマイズ性に長けています。
ただし液タブのペンは充電式。充電できていないと絵を描けません。
さらにペンが2本ついているので、充電がなくなっても大丈夫。
もう1本のペンで絵を描くことができ、そこまでの不便性は感じません。
本格的に絵を描きたい人におすすめです。
おすすめの中華液タブの性能比較
おすすめする中華液タブの性能比較です。
製品名 | サイズ(縦×横) | 厚さ | 筆圧レベル | 傾き検知 | 反応速度 | 色域カバー率 | 最大解像度 | 最大表示色 | 視野角 | ファンクションキー | 画面操作 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Kamvas Pro13 |
388×219mm | 11mm | 8192 | ±60° | 266PPS | Adobe RGB 92% 120%sRGB |
1920×1080 (フルHD) |
1670万色 | 178° | 4つ | タッチバー |
Kamvas Pro16 |
437.8×251.2mm | 11.5mm | 8192 | ±60° | 266PPS | Adobe RGB 92% | 1920×1080 (フルHD) |
1670万色 | 178° | 6つ | タッチバー |
Artist 15.6 Pro |
443×280mm | 11mm | 8192 | ±60° | 200RPS | NTSC 88% 120%sRGB |
1920×1080 (フルHD) |
1670万色 | 178° | 8つ | リングホイール |
Kamvas Pro20 |
589×344mm | 21mm | 8192 | ±60° | 266PPS | Adobe RGB 92% 120%sRGB |
1920×1080 (フルHD) |
1670万色 | 178° | 16つ | タッチバー |
Artist 22E PRO |
567×326mm | 30mm | 8192 | ±60° | 14ms | Adobe RGB 82% | 1920×1080 (フルHD) |
1670万色 | 178° | 16つ | リングホイール |
中華液タブの解説とおすすめ製品5選!まとめ
中国メーカーである中華液タブは、値段と性能のコスパがいい製品です。
国内産でないため品質の面で少し不安。ですが高価な液タブを比較的安く手に入れられるのは魅力ですよね。
デジタルで絵を描きたい人は、中華液タブもぜひ検討してみてください。