デジタルで絵を描きたいけど、わざわざパソコンまで買うと出費が高くなる。パソコンなしで液タブが使えたらそれが一番いいですよね。
基本的にペンタブは、液タブでも板タブでもパソコンがないと作動しません。
しかし本記事で紹介する液タブは、パソコンなしでも使えるように設計された商品です。
やった!!
あなたの使い方にあわせた液タブを選んでくださいね!
それぞれの特長 | ||
---|---|---|
各タイプ | 対象者 | 商品名 |
液タブ単体で 使うタイプ |
予算高め ・プロ志向 |
Mobile Studio Pro |
スマホを 使うタイプ |
Androidユーザー 初心者~ |
Wacom One |
液タブ代わり になるタイプ |
プロアマ問わず 全対象 |
iPad iPad Pro |
というわけで本記事では、パソコン不要の液タブを3タイプ紹介していきます。
クリックできる目次
パソコン不要で使える液タブ3タイプ
パソコン不要で使える液タブはこの3タイプ。
【液タブ単体】Mobile Studio Pro
クリエイティブタブレットと呼ばれる「Wacom Mobile Studio Pro」。
この1台でパソコンと液タブの役割を果たします。
OS搭載なので値段は高くなりますが、それは性能の高さの裏返しでもあります。
一体どんな性能をもった商品なのか。その紹介動画をご覧ください。
どこにでも持ち運べて、タッチパネルで操作も簡単。描きたいときに気軽に絵を描くことができます。
Mobile Studio Pro性能は以下。
Wacom MobileStudio Pro 13 | |
---|---|
OS | Windows 10 Home |
液晶パネルサイズ | 293.8×165.2 mm |
厚さ | 16.4 mm |
最大表示解像度 | 2560×1440 |
最大表示色 | 1677万色 |
応答速度 | 25ms |
Adobe RGBカバー率 | 80% |
筆圧レベル | 8192 |
視野角 | 178° |
傾き検知 | ±60° |
エクスプレスキー | 6つ |
サイドスイッチ | 2つ |
CPU | Intel Core i5-6267U(2.9GHz) |
グラフィック | Intel® Iris™ Graphics 550 |
メインメモリ(RAM) | 8GB |
メモリカードスロット | SDXCカード |
ストレージ | 128GB SSD |
インターフェース | USB Type-C 3つ |
連続駆動時間 | 最大6時間 |
充電時間 | 最大2時間 |
価格(公式サイト) | ¥199,800(税込) |
値段は正直高いです。ですが目的が『パソコンなしで使える液タブ』ならこちらの商品がおすすめ。
筆圧レベルも8192と最高レベル。傾き検知もついているので線の強弱がつけやすく、描き心地もなめらかです。
液タブなので絵を描くのにデジタル慣れも必要なく、手描きと同じ感覚で描けるのもポイントです。
【スマホを使う】Wacom One13
ペンタブメーカーWacomから販売されている「Wacom One13」は、パソコンの代わりにAndroid端末を使用して絵を描く液タブです。
ミサです!WacomからAndroid端末対応の液晶タブレットが発売されたので、早速アイビスペイントを使ってお絵描きをしてみました!画面が大きくて滑らかに描けます!
— アイビスペイント ibisPaint (@ibisPaint) January 16, 2020
購入する際は検索サイトで「Wacom One」と検索してください! pic.twitter.com/qo3X1NhY4P
お値段も4万円代と、Wacom史上最も安い液タブです。
やった!!
でも注意点があるんです!
注意点は2点。
- Android端末のみ対応
- 変換アダプタが必要
対応しているのはAndroid端末の一部だけ。
以下のボタンをタップすると対応しているAndroid端末を確認できます。
・Huawei, Mate 20 Pro
・Samsung, Galaxy S8 * / **
・Samsung, Galaxy S10+ * / **
・Samsung, Galaxy Note 9 * / **
・Samsung, Galaxy Note 8 * / **
・Samsung, Galaxy Note 10+ * / **
・Samsung, Galaxy Note 10 * / **
・Huawei, P30
・Huawei, P20 Pro
・Huawei, Mate 30 Pro
*Autodesk Sketchbookは、バージョン5.1.5には未対応。
** Bamboo PaperとMediBang Paintを全画面で利用するには、Androidの設定から「アプリのサイズを強制変更」を有効にしてください。
公式サイトの対応端末一覧はこちら。
iPhoneには対応していません。
iPhoneユーザーと対応していないAndroidをお持ちの方には、液タブの代わりになる製品しか残された道はありません。
Wacom Oneの主な性能はこちら。
商品名 | 本体サイズ(横×縦) | 厚さ | 筆圧レベル | 色域カバー率 | 応答速度 | 傾き検知 | 視野角 | 解像度 | 最大表示色 | エクスプレスキー | 価格(公式) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Wacom One |
357×225mm | 14.6mm | 4096 | (NTCS)72% | 26ms | ±60 | 170° | 1920×1080 フルHD |
1677万色 | 0 別売で利用可 |
42,900円 |
線の強弱度合いがつけやすくなる筆圧レベルは、4096と他の液タブに比べ少し低め。
ですがしっかり線の入り抜きを表現した描画ができます。
しかもスマホを使ったペンタブはこれまで板タブのみだったのが、液タブでも使えるようになったのは2020年1月から。
Amazonなどのネットショップだと、3万円代で手に入ります。
初心者やはじめて液タブを使う方は、手が出しやすくおすすめの商品です。
スマホで液タブ使うならこの1台です。変換アダプタも必要なのであわせて用意しましょう。
・Baseus, CAHUB-AT01
・Huawei, MateDock
・Huawei, MateDock 2
・iTeknic, IK-UC002
・Samsung, DeX Pad/ EE-M5100
・Samsung, DeX Station/ EE-MG950
・Sanwa supply, AD-ALCMHD01
・Ugren, 70411
Android対応端末と変換アダプタをワコム公式サイトでみる
【液タブの代わり】iPad
液タブ単体で使える商品は高い(10万円以上)。
かといってスマホで使える液タブは一部のAndroid端末だけ。
iPhoneユーザーや対応していないAndroidユーザーは、液タブの代わりになる製品しか選ぶ道はありません。
プロ絵師並の美麗なイラストを描いて、バリバリを仕事する。そんな方でない限り、iPadは十分すぎるくらい役目を果たしてくれます。
まずは値段。4~5万円で安価な液タブと同じお手頃感。
しかも絵を描く以外にも、
- 動画や音楽が聴ける
- 本が読める
- いろんなアプリが使える
- ネットが使える
- ゲームができる
など日常で楽しめるものがたくさん。
さらにiPadはコンパクトで持ちは運びに便利。
外出先でも家のどこにいても気軽に絵を描けます。
実際にiPadでデジタル絵を描く人は多くいます。
ペイントソフトで有名な「CLIP STUDIO PAINT(通称クリスタ)」もiPad向けにアプリをリリースしていますしね。
低予算でパソコン不要の液タブを探している方はiPadがおすすめです。
絵を描く用にApple Pencilもあると便利ですよ。
パソコン不要で使える液タブまとめ
パソコンなしで使える液タブは3タイプあります。
それぞれの特長 | ||
---|---|---|
各タイプ | 対象者 | 商品名 |
液タブ単体で 使うタイプ |
予算高め ・プロ志向 |
Mobile Studio Pro |
スマホを 使うタイプ |
Androidユーザー 初心者~ |
Wacom One |
液タブ代わり になるタイプ |
プロアマ問わず 全対象 |
iPad iPad Pro |
※iPhoneは未対応
iPadいいかも
ipadもいいですよ