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日光のGペンをレビュー!クセがなく描きやすいペン先

日光のGペンをレビュー

漫画を描く画材道具としてGペンは、もっともよく使われるペン先。

主にキャラクターや、迫力ある効果線を描くときに使われます。

らおん
必需品ともいえます!

そんな日光のGペンは、クセがなく描きやすいのでおすすめのGペンです。

本記事ではタチカワのGペンと比較されがちな、日光のGペンを詳しくレビューしていきます。

この記事の著者
らおん

漫画家

らおん

raon wawaji

プロフィール

SNS(X:@raon_wawaji)やWEBで活動する漫画家。
当サイトでは、長年にわたり身につけた漫画の知識や経験、スキルを基に発信しています。またペンタブや参考書など、漫画・イラストを描く人のために詳細なレビューもしています。プロフィール詳細

日光のGペンの特長

日光のGペン

日光は、画材メーカー「立川ピン製作所」が作った画材ブランドの1つ。

他にもタチカワというブランドを立ち上げています。

なにが違うの?

らおん
らおん

柔らかさが違うよ

日光とタチカワGペンの違い

タチカワのGペンに比べ、日光のGペンは少し柔らかくつくられています。

つまり筆圧が弱くても、線の強弱がつけやすい仕様です。

日光のGペンをレビュー

ペン軸に挿した日光のGペン

日光のGペンを使った描き心地などを、詳しくレビューしていきます。

描き心地

ペン先が柔らかめで、紙に引っかかりづらいため、描きやすかったです。

Gif動画
日光のGペンの描き心地

シャーペンなどと違った描き心地ですが、クセがないため、初心者でもすぐに使いこなせそう。

らおん
線の強弱もつけやすい!
日光のGペンで試し書き

描き心地はゼブラのGペンに近い感覚。

日光も描きやすいペン先には変わりないが、ゼブラの方がスムーズにペン先を動かせる感じがしました。

とはいえ差はほぼないので、あとは好みの問題になりそう。個人的にはゼブラが好きです。

硬さ

ペン先の硬さは柔らかめ。ゼブラのGペンと同じくらい。

日光のGペンの硬さ

わずかな筆圧でペン先が開くので、太い線も描きやすいです。

消耗

日光のGペンのペン先

Gペンは消耗品。描き続けているとペン先が開ききって、使い物にならなくなります。

どのていどの開き具合で新品と取り換えるか、個人差はありますが、だいたい漫画原稿用紙45ページ前後で1本。

描き込みの密度が高い人なら、もっと少ないページ数で消耗します。

これはどのブランドのGペンでも同じくらいですね。

日光のGペンはこんな人におすすめ

日光のGペンはタチカワに比べ、柔らかめでどんな人でも描きやすいです。

一方おろしたてだと、素早く描いたときのインクの出がわずかに悪い(かすれる)点も気になりました。
※しばらく使うと普通にでます。

なので手が早い人より、じっくり丁寧に絵を描く人向きの印象。

こんな人におすすめ
  • どんな筆圧の人でもOK
  • 絵を丁寧に描く人
  • アナログで漫画を描く人

筆圧が弱い人でも強い人にも対応できる柔らかさ、どんな筆圧の人もにおすすめです。

日光のGペンの使い方

日光のGペンを使うための画材

日光のGペンを使うには、以下の画材も必要です。

  • ペン軸
  • インク
  • 原稿用紙

Gペンは消耗品。ペン軸に挿して使います。

ペン軸はGペンに対応している必要がありますが、フリーペン軸ならどのペン先にも合うのでおすすめ。

漫画を描く場合は専用の「漫画原稿用紙」に描いていきます。

インクはプロもよく使っている、パイロット社のインクがおすすめです。

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Gペン主要3ブランドの比較

Gペンを販売している主なブランド3つの比較です。

横にスクロール
ブランド 描きやすさ なめらかさ 硬さ メリット デメリット

ゼブラ
ペンにしなりがあるため
クセがなく初心者にも扱いやすい。万能。
なし

タチカワ
少し硬いため
細い線を描くのに向いている
慣れないと
紙に引っかかりやすい

日光
手が早い人より丁寧に描く人のほうが
思い通りの線が描ける
おろしたては素早く描くと
インクの出がわずかに悪い

3ブランド使った感想は、ゼブラのGペンが一番描きやすかったです。

日光とゼブラは描き心地は似ていますが、ペン先を動かすスムーズさではわずかにゼブラに軍配。

初心者が使うなら、ゼブラか日光のGペン。

描き比べてみて、ゼブラのGペンはデメリットがなく万能感があったので、個人的におすすめです。

他のブランドもメリットがあるので、比較表を参考に選んでみてください。

日光のGペンのレビューまとめ

日光のGペンのレビューでした。

描き心地はゼブラのGペンと似ていて、柔らかく筆圧のコントロールもしやすい。

そのため線も描きやすく、紙に引っかかる感覚もありませんでした。

ただおろしたてだと、素早く描いたときのインクの出が、わずかに悪いように感じたので、手が早い人には向いていないかもしれません。

描きやすいのは描きやすいので、ゆっくり丁寧に描く人にはおすすめです。

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