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たくさん種類があってどれを使えばいいかわからない画材道具。
はじめは必要最低限の道具からスタートし、徐々に増やしていくのがおすすめです。
どの画材道具がおすすめなの?
じゃあアナログとデジタルにわけて紹介するね!
本記事では漫画を描く道具を「最低限必要なもの」、「あると便利なもの」。さらにアナログとデジタルにわけて紹介していきます。
ちなみに漫画の画材道具(アナログ)はAmazonなどのネットショップ。または画材屋・ロフトなどで購入できます。
クリックできる目次
漫画を描く画材道具
漫画を描く道具を「最低限必要なもの」と、「あると便利なもの」にわけて紹介していきます。
最低限必要なもの
最低限これがあれば漫画は描けます。
上記の画材を使って原稿用紙に漫画を描いていきます。
その制作手順と使う画材はこちらの記事を参考にしてくださいね。
【王道】アナログ漫画の描き方!使う画材とマンガ原稿用紙に描く順番ペン
漫画はペンにインクをつけて、紙に描いていきます。
ペンには「ペン先」と「ペン軸」があります。
ペン先
ペン先にはいくつか種類があります。
- Gペン
- 丸ペン
- カブラペン
- スクールペン
それぞれ特徴がありますが、使うペン先は「Gペン」と「丸ペン」だけでOK。
Gペンは太い線、丸ペンは細い線が描けます。
なので使い分けとしては、
少年誌では人物は「Gペン」。髪や背景など細かいとこは「丸ペン」と使い分ける作家さんが多いです。
少女漫画ではすべて丸ペンで、細くこまかい線で描く作家さんも。
使っていると筆圧でペン先が開いてくるので、そうなったら新しいのと交換。
購入するときはまとめ買いがおすすめです。
ペン軸
ペン先を装着するための軸です。
Gペンや丸ペンはサイズが違うので、それぞれにあったペン軸を選ぶ必要があります。
フリーサイズのペン軸は、どのペン先にも対応しているので使い勝手がよくておすすめ。
今はデジタルに移行しましたが、わたしもこれを使っていました。
Gペン用と丸ペン用など、いくつか持っておくのがおすすめです。
インク
ペン先で絵を描くためにつけるインクです。
製品によって乾きが早い、インクののりが良いなどがあります。
ちなみにワンピースの尾田先生は証券用インクを使っているそうです。
特にこだわりがなければ漫画用インクでもOKです。
ミリペン
ミリ単位で均一な線が引けるペンです。
主にコマの枠線を描くのに使います。
0.1mmの線幅からあるので、お好みの線幅を選んでください。
特に規定はなく、完全に好みで決めてOKです。
ただし【コマ枠】だと一目でわかる太さが望ましいです。
修正液
描き間違えや汚れを消す画材道具です。
ほとんどのプロが使っている修正液ミスノン。
速乾性もあり、使い勝手もいいのでおすすめ。
使うときはカチャカチャ音を立ててよく振ります。
漫画原稿用紙
漫画原稿用紙は2種類あります。それがプロ用と同人誌用。
漫画賞へ投稿する人はB4サイズの「プロ・投稿用」。
同人誌を描く人はA4サイズの「同人誌用」です。
さらに細かくいうと原稿用紙にも110kgと135kgがあります。
作業工程が多い漫画の場合は丈夫な135kgがおすすめです。
原稿用紙の使い方わかるかな…
使い方に不安があるなら下記の記事を読んでみて!
漫画原稿用紙の選び方や使い方は下記記事を参考にしてくださいね。
【これで解決!】漫画原稿用紙の使い方がよくわかる!そこに絵を描いちゃダメですよ! 漫画原稿用紙の選び方とおすすめ製品!プロ用と同人誌用ではサイズが違う定規
集中線や背景、コマの枠線を引くときに使います。
投稿用のB4サイズの原稿用紙は、コマ割りによって縦に一直線に引くことがあります。
なのでB4サイズで漫画を描くなら45cm以上の定規がおすすめです。
あると便利なもの
必要に応じて使う画材道具です。
なくても漫画は描けるけど、あると便利なもの。
スクリーントーン
スクリーントーン、通称トーンです。
このトーンはさまざまなものがあります。
- グレー
- 効果
- 背景
- グラデーション
- 模様
キャラの影や服のデザイン。
空や自然、建物などの背景から、ベタフラッシュや点描などの効果をもたらすもの。
今では使わない作家さんは見かけないほど主流化しています。
使い方は原稿用紙にただ貼るだけなので、使いやすいのも特徴です。
数百種類あるので見てるだけでも楽しめます。
トーンカッター
トーンナイフ、デザインナイフとも呼ばれる、スクリーントーンを切るためのものです。
一般用のカッターナイフでもトーンは切れますが、使い心地・使いやすさを求めるならもっておきたい画材道具です。
トーンヘラ
原稿用紙に貼ったトーンを粘着させるための画材道具です。
爪などでこすって粘着させることもできますが、トーンを使う頻度が高いと爪が痛くなります。
トーンを使うならもっておきたい画材道具ですね。
筆ペン
“ベタ”と呼ばれる黒く塗りつぶす部分に使います。
筆の特性を活かして、先端だけを使って細かな部分を塗る。筆圧をかけて広範囲に塗る。などができます。
油性マジックでも代替えできますよ。
雲型定規&楕円プレート
きれいな曲線やコップ・建物などの楕円を描くときに使う画材道具です。
使うのにある程度の慣れが必要。
なのでほかの画材を、一通り使えるようになってからでも遅くはないです。
羽根ほうき
消しゴムのカスを払う画材道具。
漫画は原稿用紙にシャーペンで下描きを描き、そのうえにペンで線を引いていきます。
ペン線が引き終わったら下描きを消しゴムで消すのですが、消しカスが大量にでます。
手でも消しカスは払えますが、使うと漫画家気分を味える画材道具です。
画材道具を一括で揃える漫画家セット
漫画を描く道具がセットになっているものも販売されています。
「デリータ漫画ツール デラックス」では以下の内容が入っています。
- ペンセット
- インク
- インク(ホワイト)
- 筆
- 練習用原稿用紙4枚
- A4原稿用紙6枚
- トーン5枚
- トーンヘラ
- トーンナイフ
- ネオコピライン(ミリペン0.05mm)
- ネオコピカラーブラック
- 漫画の描き方系の冊子
まだ一度も漫画を描いたことがない方は、上記で十分楽しむことができます。
インクのホワイトは修正液代わりとして使います。
中高生や趣味ではじめようと思う方におすすめです。
漫画をデジタルで描く道具
デジタルで漫画を描くときの道具です。
アナログと違ってそろえる道具は実にシンプル。
しかもインクや原稿用紙、トーンなどは消耗していかないので、経済的でもあります。
【厳選!】デジタル漫画に必要な道具をご紹介!最適な作業環境を手に入れよう!パソコン
データの管理やペンタブレット、ペイントソフトを動かすのに必要です。
パソコンは高い…という方はipadでも漫画を描くことはできます。
ipadがあればパソコン・ペンタブレットは不要になります。
ペンタブレット
ペンタブレットは2種類あります。
描きやすさでいうと液晶タブレット、通称 液タブがおすすめ。
液晶画面に直接絵を描けるタイプのタブレットで、初心者もデジタル慣れしやすいです。
中でもワコムから販売されている「Wacom Cintiq 16」は性能・品質ともによく、使っている人が多いですね。
WacomCintiq16を開封レビュー!視差も気にならない初心者でも使いやすい高性能な液タブおすすめの液タブは下記記事からご覧いただけます。
液タブのおすすめ厳選10モデルと初心者からプロまで使える製品とその選び方ペイントソフト
パソコンとペンタブレットだけでは漫画は描けません。
漫画を描くためのソフトが必要です。
おすすめはCLIP STUDIO PAINT、通称クリスタです
このクリスタにはイラスト用と漫画用があり、漫画用は値段が数万円して高いです。
イラスト用でも漫画を描く機能は備わっているので、こちらからはじめるのがおすすめ。
ダウンロード版とパッケージ版がありますが、値段の安いダウンロード版がおすすめです。
クリスタ3つの購入方法と手順を図解付きで徹底解説!デバイス別の買い方からインストールの仕方まで漫画を描く画材道具まとめ
漫画を描く画材道具は多いですが、まずは最低限これがあれば描ける!というものを揃えるのがおすすめです。
上記の画材道具があれば漫画は描けます。
デジタルで描くなら以下の道具が必要です。
道具をそろえたら、いよいよ漫画を描いていけますね。
漫画の描き方や、原稿用紙の進め方などは下記の記事を参考にしてください。
【漫画の描き方】制作手順と初心者でも身につくテクニックを伝授 【王道】アナログ漫画の描き方!使う画材とマンガ原稿用紙に描く順番 【これで解決!】漫画原稿用紙の使い方がよくわかる!そこに絵を描いちゃダメですよ! 漫画原稿用紙の選び方とおすすめ製品!プロ用と同人誌用ではサイズが違う 【厳選!】デジタル漫画に必要な道具をご紹介!最適な作業環境を手に入れよう! 究極!液タブとiPad使うならどっちがいいか?比較して間違いない選択をしよう WacomCintiq16を開封レビュー!視差も気にならない初心者でも使いやすい高性能な液タブ 液タブのおすすめ厳選10モデルと初心者からプロまで使える製品とその選び方 クリスタ3つの購入方法と手順を図解付きで徹底解説!デバイス別の買い方からインストールの仕方まで