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デジタルで絵を描くなら液タブがおすすめですが、どの大きさを選んだらいいのかわからないもの。
大画面でストレスなく絵を描きたい、A2サイズなど大きいイラスト・漫画を存分に描きたい。そんな思いがあるなら、液タブのおすすめサイズは22インチです。
本記事では液タブ22インチの実際のサイズ感とおすすめ製品を紹介します。
また、22インチと比較されやすい16インチ・24インチとの比較も行うので、購入の際の参考にしてください。
クリックできる目次
液タブ22インチの大きさ
液タブ22インチの大きさは製品ごとに違いはありますが、だいたい下表の通り。
本体サイズ | 作業領域 |
---|---|
約550×340mm | 約476×270mm |
本体サイズの実寸はこちら。
A4サイズの用紙2枚分よりも大きいです。ちなみに絵が描ける範囲である液晶画面(作業領域)は、これくらいの大きさ。
かなり大きいため、作業場所も十分な確保が必要です。
液タブ22インチのおすすめ製品
液タブを22インチに絞ると、製品自体はそれほど多くありません。
また高額になる分、描画性能が高くなったり、高解像度、色表現範囲が広くなったり、性能が高くなる傾向にあります。
つまり本格的に創作活動したい、絵を仕事にしていきたい。という人にはうってつけの液タブです。
そんな22インチのおすすめ製品を、「Wacom」「XPPen」「HUION」の主要3大メーカーの中から1つずつピックアップして紹介します。
Wacom Cintiq22
Wacomの22インチの液タブ「Wacom Cintiq22」。読み方はワコム・シンティック。
本体サイズは570×359mm、作業領域(読取可能範囲)は21.5インチ。
ペンの性能もよく、線の強弱や入り抜き表現も自由にできます。
またスタンド付きなので、角度をつけての描画も可能。
姿勢を楽にして絵が描けるので、長時間の作業にも適しています。
接続はスマホ対応していないため、パソコンに繋ぎます。
繋ぎ方も簡単で、HDMI・USBをパソコンへ。ACアダプタを付属のコンセントに繋げて電源へ差し込むだけ。
パソコンにHDMIがない場合は、別売りの変換プラグを使えば繋げます。
接続方法や使い方などは、きちんと説明書が入っているので心配いりません。
プロ・アマ問わず多くの人が使うワコムの液タブ。品質もいいためどれを買うか迷ったら、ワコムが一番おすすめです。
XPPen Artist22 セカンド
XPPenの22インチ液タブ「Artist22 セカンド」。
本体サイズは538×332mm。A4用紙2枚分はある大きさで、ストレスなく絵を楽しめます。
さらに本製品のすごいところは、その描画スピードです。わずか0.008秒で描いた線が液晶画面に反映されます。
この速さは液タブの中でもトップクラス。通常は0.025秒、0.014秒が多いので、その速さは群を抜いています。
つまりどんなに素早いタッチや、ラフを思いつきでババっと描いても、しっかり反応してくれます。
また角度調整が可能なスタンド付き。
描きやすい角度で姿勢を楽にして絵を描けます。
接続方法も簡単で、パソコンにHDMIとUSBケーブルを繋ぎ、電源ケーブルをコンセントに差し込むだけ。
ノートパソコンなどは端子がUSB-Cタイプのものがあり、もちろん付属のケーブルでHDMI端子でなくても接続可能です。
描くのが早い人、スピード重視の人におすすめの液タブ。
XPPenのArtist 22セカンドを開封レビュー!描画速度は全液タブの中で最速HUION Kamvas 22
HUIONの22インチの液タブ「Kamvas22」。
本体サイズは546 x 323mm。液晶画面に光の反射を抑えるアンチグレアフィルム加工がされています。
光の反射で絵を描いている箇所が、見えずらくならないため、集中して作業が続けられます。
またAndroidにも対応しています。外出先への持ち運びはサイズ的に厳しいですが、家の中で場所を変えることは可能。
ベッドの中で寝ころびながら絵を描くこともできます。
液タブ22インチの中では安く手に入るので、学生さんや低予算で探している人にもおすすめです。
液タブ22インチと16インチの比較
液タブ22インチと比べられがちな16インチとの比較です。
比較対象 | 22インチ | 16インチ |
---|---|---|
サイズ | 約550×340mm | 約420×245mm |
価格 | 約5万~10万円 | 約4万5,000~7万円 |
値段に開きがあるのは、ワコムの液タブが高価なため。中華製の液タブは比較的安いので、安価な液タブを探しているなら、XPPenやHUIONなどの海外製がおすすめ。
それでは実際の大きさの比較も行います。
縦・横ともに約10cmほど大きいのが22インチです。
22インチのほうが特大イラストも漫画も描きやすいですが、16インチでも描くのに十分なサイズ感。
海外製の液タブは16インチと22インチでは、値段はそれほど変わりませんが、ワコムの液タブは2~3万円ほど違います。
ワコムは絵描きに非常に人気なブランドなため、ワコムを選ぶなら22インチでなく16インチでもおすすめです。
海外製の液タブを選ぶなら、値段もそれほど差がない22インチを選ぶのもおすすめ。ただし大きい分、作業場所も広く取ります。
16インチで十分という人は、下記の記事を参考に選んでください。
液タブ16インチのおすすめ5選!サイズ感や値段感もあわせて解説液タブ22インチと24インチの比較
22インチよりワンサイズ大きい液タブ、24インチとの比較です。
比較対象 | 22インチ | 24インチ |
---|---|---|
サイズ | 約550×340mm | 約640×375mm |
価格 | 約5万~10万円 | 約8万~30万円 |
24インチの価格はワコムがプロ仕様の液タブしかないため、約30万円と高額。それ以外の海外製は10万円前後です。
実際の大きさを比較してみます。
2インチしか違わないので、あまり大きさに差がありません。約5cmほど小さいのが22インチです。
約5cmほどしか違いがありませんが、値段は数万円違います。理由は反応速度や色域カバー率(色表現の範囲)など、性能が高くなるからです。
しかし企業案件をバリバリ受けて仕事をするプロではない限り、それほど高い性能でなくてもイラストを描くことはできます。
数万円の違いはわりと痛い出費なので、趣味・創作をする人は22インチでも十分おすすめです。
液タブ22インチの選ぶべきおすすめ3製品と大きさの比較まとめ
液タブ22インチの大きさとおすすめ製品を紹介しました。
大きい液タブは場所を取るものの、キャンパスの拡大・縮小の頻度が少なく、作業効率のアップ・ストレスフリーで絵を描けるメリットがあります。
絵を描いている~!と実感できるのも22インチならでは。
本記事では大きさの比較もしたので、あなたにあったサイズを選んでもらえたらと思います。
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