本記事のリンクには広告も含まれます
他のペン先より描きやすく、キャラの主線などに使えるおすすめのGペンです。
タチカワや日光などGペンを販売している主要メーカーはいくつかありますが、今回はゼブラのGペンをレビュー。
アナログで漫画を描いていたときは、よく使っていました。
というわけで、描きやすさや必要な画材について、詳しくレビューしていきます。
クリックできる目次
ゼブラのGペンの特長
特長は、弾力があり柔らかいため、筆圧をかけると強弱のある線が描けること。
漫画では主にキャラの主線を描くときに使われ、プロも使ってる人が多いペン先です。
クセがなく、しなりもあるため線が描きやすい。初心者にも使いやすいのがゼブラのGペンです。
ゼブラのGペンをレビュー
ゼブラのGペンを使った描き心地などを、詳しくレビューしていきます。
描き心地
一番重要な描き心地。
ペン先は紙に引っかかることなく、スムーズに線が描けます。
ペンにしなりがあるため、線の強弱も筆圧にあわせて簡単にできます。
ペン先もスムーズに動かせ、線も綺麗です。
ほかのブランドのGペンと比べ、欠点がないくらい万能な使い心地でした。
硬さ
Gペンの硬さです。
少し筆圧をかけるとペン先が開き、太い線が描けます。
使いはじめは少し硬く感じ、太い線が描きづらいです。
しかし使っていくうちにペン先が開いてくるので、少し筆圧をかけるだけで太い線も描けるようになります。
筆圧が高い人も最初は硬く感じますが、次第になじんできます。
消耗
Gペンに限らずどのペン先も、使っていくとペン先が開き、思うような線が引けなくなってきます。
筆圧が高い人はペン先の開きが早く、1本の消耗も早いです。
とくにGペンはキャラの主線を描くので、使う頻度も多い。
個人差はありますが原稿用紙、約40ページの漫画を描くと、1本消耗する感じです。
描き込みの量が多ければ、もっと少ないページ数で消耗します。
ゼブラのGペンはこんな人におすすめ
アナログで漫画を描く人は必ずもっておきたいGペン。
プロを目指す人も趣味・同人で描く人もゼブラのGペンはおすすめです。
- Gペンをはじめて使う人
- 迫力ある絵を描きたい人
- 筆圧が高い傾向にある人
- 描きやすいペン先を探している人
- 漫画を描く人全般
Gペンは少年漫画や青年漫画でもよく使われ、太い線が描けるため迫力のある絵が描けるのも特長。
ペン先の中では扱いやすいので、まずはGペンからはじめるのがおすすめです。
ゼブラのGペンの使い方
これ単体では使えず、ペン軸に装着。インクをつけて描きます。Gペンのほかに必要な画材は以下の通り。
- ペン軸
- インク
- 原稿用紙
ペン軸はどのペン先にも使えるフリーサイズがおすすめ。Gペンの差込口があるので、そこに挿すだけです。
インクはパイロットの製図用インクを使う漫画家さんが多いですが、マンガ用と表記されているものでもOK。
漫画を描く場合は専用の「漫画原稿用紙」を使います。
シャーペンのようにどの方向にも動かせるわけではありません。
必ず一方向に動かして描いていきます。
Gペン主要3ブランドの比較
Gペンを販売している主なブランド3つを比較しました。
ブランド | 描きやすさ | なめらかさ | 硬さ | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|---|
ゼブラ |
◎ | ◎ | 〇 | ペンにしなりがあるため クセがなく初心者にも扱いやすい。万能。 |
なし |
タチカワ |
〇 | 〇 | ◎ | 少し硬いため 細い線を描くのに向いている |
慣れないと 紙に引っかかりやすい |
日光 |
◎ | ◎ | 〇 | 手が早い人より丁寧に描く人のほうが 思い通りの線が描ける |
おろしたては素早く描くと インクの出がわずかに悪い |
3ブランドを描き比べた結果、ゼブラのGペンが一番描きやすかったです。
日光のGペンはゼブラと描き心地が似てますが、ペンを動かすスムーズさではわずかにゼブラに軍配。
タチカワはペンが硬いため、慣れないと紙に引っかかる感じでした。
ゼブラのGペンのレビューまとめ
ゼブラのGペンのレビューでした。
ペン先の中でもっとも一般的なGペン。その中でもゼブラは使いやすく安定の品質があります。
僕も一番よく使っていたのはゼブラのGペンでした。
漫画の場合、とくに少年誌や青年誌ではGペンのほかに、丸ペンと併用して使う人が多いです。