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液タブ13インチのおすすめ4選!サイズ感や選ぶメリット・デメリットも解説

13インチの液タブ

13インチの液タブは、コンパクトなサイズ感で値段も安価。はじめての人にもおすすめの液タブです。

とくにそのコンパクトさゆえ、外出先でも家の中でも持ち運びできるのが魅力。

しかしときに16インチの液タブと比較され、どちらにするか迷う人もいらっしゃいます。

液タブのおすすめの大きさは目的にもよりますが、本記事では13インチの液タブのサイズ感と、16インチとの比較。

そして目的別に、おすすめの製品を紹介していきます。

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液タブ13インチのサイズ感

液タブ13インチはだいたい370~230mm、少年コミック3冊弱ほどです。

WacomOne13の本体サイズ

上の写真はワコムの「Wacom One13」の大きさ。同じ13インチでも各メーカーともに、だいたいこれくらいの大きさです。

13インチは液タブの中では小さい部類で、使わない時は片づけやすく、初心者でも扱いやすい面があります。

ノートパソコンと比較しても、コンパクトにおさまります。

液タブ13インチの大きさ
Wacom One 13とノートパソコンの比較

13インチの液タブは在宅作業でも活躍するのはもちろん、持ち運びできるサイズ感でもあります。

それゆえ外出先でも使えるように、Android対応のものがほとんどです。

本体サイズと作業領域

液タブには本体サイズとは別に、ペンが反応する範囲(描画領域)があります。つまり液晶画面の部分が、これにあたります。

WacomOne13の作業領域

作業領域は描画エリアや、アクティブエリアといったりもします。

各メーカーとも、この作業領域の大きさも、さほど違いはありません。

というわけで、13インチの液タブは場所を大きくとらずにすむため、小さな机でも置くことができ便利です。

この記事の著者
らおん

漫画家

らおん

raon wawaji

プロフィール

SNS(X:@raon_wawaji)やWEBで活動する漫画家。
当サイトでは、長年にわたり身につけた漫画の知識や経験、スキルを基に発信しています。またペンタブや参考書など、漫画・イラストを描く人のために詳細なレビューもしています。プロフィール詳細

13インチと16インチの比較

購入を検討する人に多いのが、「13インチと16インチ、どちらがいいのか」という悩み。

12・13・16・22・24インチの液タブを使ったことがある僕の個人的な見解は、以下です。

  • 13インチ=持ち運びもしたい
  • 16インチ=決まった場所でガッツリ使いたい

描くイラストのサイズにもよりますが、外出先や家の中でも場所を変えて絵を描きたい。大きいサイズの絵をそれほど描かない、という人は13インチの液タブがおすすめ

反対にA4以上の大きいサイズの絵を描きたい、デスクトップPCでゴリゴリ作業したい人は16インチがおすすめです。

それでは液タブ13インチと16インチの大きさや値段感を比較してみます。

インチ数サイズ感値段感
13インチ横:360~390mm前後
縦:220~250mm前後
約3万~5万円
16インチ横:410~430mm前後
縦:230~260mm前後
約4万~10万円

液タブには一般用とプロ仕様があり、製品名に「Pro」とあるほうが値段が高いです。

Proは高解像度であったり、色の表現範囲(色域カバー率)が広く高性能。

大きさについては下の写真、同じメーカーで比較しました。

13インチ
xp-pen-artist13proの本体サイズ
16インチ
xp-pen-artist16proの本体サイズ感

13インチの液タブは持ち運びはしやすいですが、大きいイラストを描くには不向き

拡大・縮小の頻度が多くなるため、作業効率の低下。全体のバランスを確認しにくいなどのデメリットもあります。

そのデメリットを許容できない人は16インチの液タブがおすすめ。ですが気軽に簡単なイラストからはじめたい人は、13インチでも十分です。

13インチでおすすめの液タブ

13インチでおすすめの液タブを、以下の目的別にわけて紹介します。

【ガイド】読みたいところへ飛ぶ

安くておすすめの液タブ

安さ重視で選ぶなら、3万円前後で手に入る「Kamvas 13」がおすすめ。

Kamvas 13

HUIONの液タブ「kamvas 13」です。

解像度は1920×1080のフルHD。色域カバーはsRGB120%で多彩な色表現も可能。

また画面上のポインタと実際に描画される場所がズレる現象、視差を軽減する仕様と、光の反射を抑制する加工があり、描きやすいです。

さらにAndroidにも対応しており、パソコンがなくても場所を選ばす使えるメリットがあります。

低予算で13インチの液タブを探しているなら、Kamvas13がおすすめです。

初心者におすすめの液タブ

主要3大メーカーの中から、それぞれ初心者におすすめの液タブを紹介します。個人的にはワコムの「Wacom One13」が使いやすくておすすめ。

【ガイド】読みたいところへ飛ぶ

Wacom One 13

WacomOne13本体

ワコムの液タブ「Wacom One 13」です。

筆圧による線の強弱もつけやすく、確かな描写力があります。

WacomOne13の筆圧レベル

スタンド付きで角度がつけられるため、楽な姿勢で作業することも可能。

wacom-one13のスタンド使用

また、本製品Wacom One13もAndroid対応。好きな場所へ持ち運んで絵を楽しめます。

さらにペイントソフトとして有名なクリップスタジオのダウンロード特典もついています。(お試しのため利用期限あり)

描きやすい&すぐ使える&持ち運びやすいの3拍子で、初心者におすすめの液タブです。

Wacom One13の詳細レビューをみる

WacomOne13レビュー WacomOne13を開封レビュー!Androidでも使える優れた液タブ

Kamvas Pro 13 (2.5K)

HUIONの液タブ「Kamvas Pro13 (2.5K)」。

本製品の特長は画面の綺麗さ。フルHDより高解像度の2.5Kで、クッキリとした色味と細かな線もハッキリ映し出します。

また高解像度なだけではなく、光の反射や視差も軽減。集中して絵を描くことができます。

もちろんAndroid対応で、場所を選ばず使えます。

カラフルなイラストを描きたい人や、液晶画面の性能にこだわりたい人におすすめ。

Artist 13.3 Pro

xp-en-artist13pro本体

XPPenの液タブ「Artist 13.3 Pro」。

本製品は標準的な性能をもちながら、ショートカットを設定できるファンクションキーが8個もあり、操作性に優れているのが特長です。

artist13proのエクスプレスキー

保存(Ctrl+S)や取り消し(Ctrl+Z)などのショートカットを自在にカスタマイズすると、キーボード操作の頻度が減り時短。作業効率アップにつながります。

さらにスタンドが付属しているため、液タブ本体を傾斜しての描画も可能。

artist13proスタンドの角度

姿勢が楽になるので、長時間作業にも向いています。

実際の描画はこちら。

artist13proの筆圧レベル

線の強弱や反応速度など、問題なく描画できます。

ただしAndroidには対応していないため、パソコン接続は必須です。

Artist13.3Proの詳細レビューをみる

xp-penのartist13proレビュー XPPenのArtist 13.3 Proを開封レビュー!コンパクトで描き味抜群の液タブ

13インチの液タブは漫画を描くのに適しているか

液タブはペンタブと違って、搭載されている液晶画面の大きさに、描きやすさが左右されてしまいます。

漫画を描くなら、もちろん大きい液タブの方が描きやすさはあります。しかしこれはケースバイケース。

商業雑誌やWeb連載などB4サイズ、あるいはそれに準するサイズなら16インチ以上が好ましいです

反対に4コマ漫画やインスタ用の漫画などは、13インチの液タブでも十分描けます。

13インチでもOK
  • 4コマ漫画
  • インスタ用漫画
  • 1ページにコマ数が少ない漫画
13インチでは物足りない
  • 商業雑誌やWeb連載
  • 描き込みの多い漫画
  • B4サイズやそれに準ずるサイズ

13インチの液タブを選ぶメリット・デメリット

13インチの液タブの購入に迷ってる人に、ここまで記述してきたメリット・デメリットをまとめます。

メリット
  • 液タブの中で安価
  • 持ち運び可能サイズ
  • ほとんどがAndroid対応
  • 作業場所の確保が楽
  • 使わない時は片づけやすい
デメリット
  • 大きいイラストや漫画は描きにくい

液タブ13インチのデメリットは、B4など大サイズのイラスト・漫画の制作が大変な点。

しかしそれ以外は扱いやすく、はじめての液タブとしてもおすすめのサイズです。しかも安価

液タブはサイズが大きくなるほど高価です。買って失敗したくない人は、まずは13インチからはじめるのもいいですね。

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液タブ13インチのおすすめまとめ

液タブ13インチのおすすめ製品と、その大きさなどを紹介しました。

13インチというサイズはコンパクトで値段も安いため、これから液タブをはじめる人におすすめです。

また液タブを購入の際には、一緒に保護シートもあるとベターです。

液晶画面の保護だけでなく、ブルーライトカットで目の疲れ軽減、紙のような描き心地で描き味アップなど、絵を描くのに良い効果を発揮してくれますよ。

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