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デジタルで絵を描くには欠かせない液タブ。でも購入するにはちょっと高い。
なので事前にどんなメリット・デメリットがあるのか知っておきたいですよね。
失敗したくないから教えて!
結論からいうと初心者にはおすすめだよ!
板タブに比べて値段が高いのがネック。
ですが手描きのような感覚で描けるので、初心者でもすぐに慣れるメリットがあります。
ということで本記事では「液タブのメリット・デメリット」について書いていきます。
クリックできる目次
液タブのメリット
液タブのメリットは個人的にはデメリットを上回ると思います。
それはアナログに近い感覚で描ける。というのが大きな理由。
液タブを使うメリットは以下の3つ。
デジタルに慣れやすい
液タブは簡単にいうと直接絵が描けるモニターです。
なのでパソコンと繋ぐだけで、感覚的に絵を楽しむことができます。
今ではマンガの専門学校でも、その慣れやすさ・使いやすさから液タブを採用しています。
板タブより液タブを使う人も多いですね。
【漫画家デビュー!】アミューズメントメディア総合学院を漫画専門学校としておすすめする6つの理由アナログ感覚で描ける
液タブの最大のメリットはアナログ感覚で絵を描けることです。
さらにペーパーライク保護フィルムを液晶画面に貼ることで、より紙に描いている感覚が強くなります。
デジタル初心者に優しく、板タブより液タブの方が挫折しにくい要因の1つです。
描画領域とモニターサイズが同じ
板タブと比較してのメリットです。
PCモニターを見ながら手元のタブレットで絵を描く板タブ。
当然、PCモニターと板タブの大きさが必ずしも一致しません。
この大きさのズレにより、描きにくさを感じることも。
さらに思った箇所に線が引けない・思い通りの線が引けない。ということもあります。
しかし液タブはモニターと絵を描く範囲が同じなので、その心配はありません。
液タブのデメリット
液タブのデメリットは精密機械によるものが多いです。
それが以下の3つ。
値段が高い
液タブは精密機械ゆえに値段が少し高い。
液晶なのでサイズが大きくなるのに比例して、値段もどんどん高くなっていきます。
とはいえ今では中華製の液タブや、ワコムの液タブなど低価格帯のものが販売されています。
低価格でも性能はしっかりしているので、絵が描けない…。なんてこともありません。
おすすめの液タブを下記の記事にまとめてあるので、気になる方はぜひご覧ください。
液タブのおすすめ厳選10モデルと初心者からプロまで使える製品とその選び方使っていると熱を帯びる
液タブを使って絵を描いていると、だんだん熱くなってきます。
ただこれはモニターやゲーム機本体でも熱を帯びるので、自然な現象です。
なのでそこまで気にすることではありません。
配線がごちゃつく
個人的にはこれが一番のデメリットだと思っています。
板タブの配線はケーブル1本。
使わないときはスッと取り外してしまえる利便性があります。
しかし液タブの配線は3ni1ケーブル。
これによって配線が板タブより少しごちゃつきます。
液タブはこんな人におすすめ
液タブのメリットとデメリットを紹介してきました。
両方知ってもまだ悩んでる方もいると思います。
うん!ちょっと決め手に欠ける
高い買い物だもんね…!
正直中には液タブ慣れない。という方もいます。
そのほとんどが板タブでデジタルデビューした方だったりするんですけどね。
というわけで両方使ってきた私が、「こんな人には液タブがおすすめ!」というポイントをお伝えします。
- 早くデジタル慣れしたい人
- 手描き感覚で絵を描きたい人
- 予算に少し余裕がある人
板タブを選んだけど慣れなくて挫折した。
なんてことがないように、手描き感覚で絵が描ける液タブがおすすめ。
とはいえ数万円するので、予算に少し余裕があったら検討してみてくださいね。
ちなみにおすすめの液タブはワコムからでている「Wacom Cintiq 16」です。
性能・品質ともに高く、わたしの知る限りでは一番売れています。
わたしも使っているCintiq 16の詳しいレビューは下記の記事でご覧いただけます。
WacomCintiq16を開封レビュー!視差も気にならない初心者でも使いやすい高性能な液タブ液タブのメリットとデメリットまとめ
液タブのメリットとデメリットの解説でした。
まとめると、
液タブのデメリットは精密機械ゆえのものであることが大半です。
高いのも熱を帯びるもの。
しかしそれを上回るメリットがあります。
デジタル慣れしていない方は、まずは機器の扱いに慣れないといけません。
ですが手描き感覚で描ける液タブはその必要がありません。
描きにくさでイライラするくらいなら、少し高くても描きやすい液タブを選ぶほうがおすすめです。