デジタルでのイラストはツールの多機能さに翻弄され、思うように描けないことがありますよね。
本当にその通り!どうやって描いたらいいの?
ご心配なく!デジタルイラストが上達する本を集めました!
ただしデジタル関連の本は、主に『塗り』を解説しているものばかりです。
『絵そのもの』を上達させたいなら「絵が上手くなる初心者向けのおすすめ本」をご覧ください。
本記事ではデジタルイラストの本を、下記の項目別に紹介しています。気になるところへお進みくださいませ。
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キャラ塗りにおすすめのデジタルイラスト本3選
デジタルイラストといえば、やはりキャラクターイラスト。
そんなキャラクターイラストの塗り方を学べる本をご紹介します。
キャラ塗りで紹介する本は下記の3冊です。
デジタルイラストの「塗り」事典
デジタルイラストの「塗り」事典では、基本となる各塗りのテクニックを学べます。
- アニメ塗り
- ブラシ塗り
- 厚塗り
- ギャルゲ塗り
線画からの塗りの手順に沿って、やさしく解説されています。
またコラム的に載っている、仕上げや加工のテクニックがさらにイラストのクオリティをあげてくれます。
デジタルイラストの塗りの基本テクニックが学べます。
プロ絵師の技を完全マスターキャラ塗り上達術
プロ絵師の技を完全マスターキャラ塗り上達術は、基本的な塗りの解説のほかに、プロ絵師のレイヤー構成やカスタムブラシのデータをダウンロードできるのが特長です。
プロが使っているブラシデータが手に入るので、本書の解説とあわせて描くと、プロさながらのクオリティになります。
またデジタルで理解しておきたい、レイヤー構成や合成モードなどもしっかり記載しています。
「ブラシ塗り」や「水彩塗り」など項目別に、手順に沿って塗りの解説が進んでいく構成です。
多彩な塗りが学べるので、デジタルイラストの引き出しが多くなります。
キャラの塗り方だけでなく、表現方法の幅を広げたい方にもおすすめの1冊です。
主線なしイラストの描き方
主線なしイラストの描き方は、他の本と少しテイストが違います。
デフォルメをきかした、やさしく可愛い雰囲気の絵を描きたい人向けの本です。
主線イラストは可愛くて、ゆるいイラストに向いているので、デフォルメされた絵が大切。
その要素もしっかり解説されています。
また他のデジタルイラスト本では見られない、テクスチャの使い方も参考になります。
手描きっぽいアナログ感をだしたいときに使うのがベターです。
デフォルメの仕方やテクスチャの使い方など、他の本では得られないテクニックが満載。
そのテクニックはキャラクターイラストや背景イラストでも応用できます。
すこしテイストが違うものからテクニックを拝借し、各塗りのテクニックとブレンドすると面白い化学反応が得られるかもしれません。
背景におすすめのデジタルイラスト本2選
デジタルイラストにはキャラクターイラストのほかに、背景イラストもあります。
圧倒的な世界観が表現できる背景。その参考となる本を紹介していきます。
デジタルパース塾
デジタルパース塾は、背景の描き方を解説している本です。
基本的な背景の描き方から、デジタルツールを使っての描き方まで載っています。
なんてこともカバーしてくれます。
また背景を描くときに写真を使うこともよくありますが、トレースの仕方も解説してるのがうれしいところ。
どちらかというと、イラストより漫画の背景を描くのに参考になる本です。
とはいえ、背景を描く上では大切なツールの使い方を解説しているので、とても参考になります。
プロ絵師の技を完全マスター魅せる背景上達術
プロ絵師の技を完全マスター魅せる背景上達術は、背景の塗りのテクニックを解説している本です。
冒頭に軽く背景のパースや、ツールについての説明があります。
そのあとは背景のジャンルごとに手順に沿って、塗りのテクニックを解説していく構成です。
- 花畑
- ファンタジー系のお城
- 路地裏
- 夕暮れの遺跡
- 未来都市
- 日本家屋
- 架空の蒸気機関車
デジタルでは肝心のレイヤー構成やブラシ設定などもしっかり記載されています。
デジタルイラストの背景では、本書の塗りを参考にするのがおすすめです。
使い方・エフェクト効果におすすめのデジタルイラスト本2選
デジタルイラストを描くのに、ペイントソフトなどのツールを使いこなすのは必須です。
またデジタルならではエフェクトも、さらに絵のクオリティをあげてくれます。
本項目ではデジタルツールの使い方と、エフェクトの描き方に参考になる本を紹介していきます。
CLIP STUDIO PAINTの良ワザ事典
CLIP STUDIO PAINTの良ワザ事典は、ツールの役立つ使い方を解説している本です。
とくにクリスタは機能が多すぎて、ツールを使いこなせないのが実情。
本書は押さえておきたい基本ワザと、使いこなしたい便利ワザ、その両方を知ることができます。
たとえば、なめらかな質感と陰影の表現。これも参考になります。
慣れないとなかなかうまく描けない曲線も、きれいに描くためのツールがあります。
webなどにイラストをあげるときに、最適なファイルにする方法なども載っています。
クリスタ使う人なら、役立つ使い方やワザがたくさん。必須レベルのおすすめ本です。
CLIP STUDIO PAINTの良ワザ事典のレビューをみる
デジタルイラストのエフェクト描き方事典
デジタルイラストのエフェクト描き方事典は、エフェクトの基礎・動き・描き方を解説している本です。
神絵師と呼ばれるイラストレーターさんなら、ごく自然に表現されているものです。
エフェクトの種類も豊富で、
- 火
- 水
- 風
- 雷
- 光
などの自然系から、
- バトル
- 魔法
- 夜空
まで幅広く網羅しています。
基本的なエフェクトとして、火の描き方はこちら。
さらにファンタジー系イラストで見かける魔法のエフェクトも。
こ、これは描いてみたい!!
他にもたくさんあるから一見の価値ありです!
エフェクトだけではなく、よりキャラクターを魅力的に見せる演出効果の描き方も載っています。
上図は木漏れ日が差し込む演出の描き方です。
エフェクトを使いこなすと、より魅力的なキャラクターイラストを描くことができます。
初心者に役立つデジタルイラストのおすすめ本まとめ
デジタルイラストにおすすめの本を紹介しました。
デジタルイラストといっても、
- キャラ塗り
- 背景塗り
- エフェクト
- デジタルツールの使い方
と奥が深いので、あなたにあったデジタルイラストの本を見つけてもらえればと思います。