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ペンタブはたくさん種類があって、どれを選べばいいのか迷いますよね。
今は性能がいい製品もたくさんでているので、初心者の方でも2台目をお選びの方でも、選ぶ基準にそれほど違いはありません。
それ以外の方のペンタブの選び方は実にシンプルです。
どんなふうに選べばいいの?
じゃあ早速どれがおすすめか選んでみよう!
クリックできる目次
おすすめするペンタブの選び方
どのペンタブを購入するのか、まずはその基準を決めていきましょう。
買って失敗したくないしね…
後悔しながら描く絵は楽しくない…
人によって必要な性能や使い方が違います。
本記事ではおすすめのペンタブを選ぶために、5つの基準を設けました。
その基準とはこちら。
- 安さ(価格)
- 性能・機能
- サイズ
- 使う場所
- メーカー
どの基準を優先させるのかを決め、その中のおすすめのペンタブを選んでくださいね。
ん~、でもどれを優先させればいいのか分からないよ…
そんな人には上記5つの基準を考慮した、一番のペンタブをおすすめします!
やった!
もちろん「性能が欲しい」や「低予算で!」など、明確な基準をもってる人は、その中でおすすめしているペンタブをお選びください。
【決定】一番おすすめのペンタブ
初心者の方はワコムの「Wacom Intuos Medium」を選べば間違いないです。
どうしてこのペンタブだと間違いないの?
ペンタブを選ぶ基準を多く満たしてるからだよ
ペンタブを選ぶ基準として、以下を挙げました。
- 安さ(価格)
- 性能・機能
- サイズ
- 使う場所
- メーカー
上記5つのうち、価格以外を満たしています。
価格以外…ってことはちょっと高いんだね
…うん……ワコムだからね…
海外製の安いペンタブだと故障などのトラブルにより、すぐに使えなくなる心配がぬぐえません。
でしたら少し高くても品質がしっかりしている製品を使いたいですよね。それがワコムです。
Wacom Intuos Mediumの性能はこちら。
製品名 | 本体サイズ | 厚さ | 筆圧レベル | 反応速度 | ファンクションキー | Android対応 |
---|---|---|---|---|---|---|
「Wacom Intuos Medium」 |
264 × 200mm | 8.8mm | 4096 | 133PPS | 4つ | 可 |
メーカー
メーカーはなんといってもワコム。ペンタブ世界シェア8割以上のトップブランドです。
世界中で使われているので、名実ともに信頼・安心して使えます。
サイズ感
意外とペンタブのサイズ感も大切です。
小さすぎるとペンを動かしにくく、大きすぎると置く場所に困ります。
小さすぎず、大きすぎない。適度なサイズで気持ちのいいストロークができるのも特長。
使う場所
パソコンで使うのはもちろん、スマホでも使うことができます。
外に持ち運んで絵を描く。家の好きなところで絵を描く。寝転んで描く。
パソコンにとらわれずに自由に絵を楽しめるのも大きなポイントです。
性能・機能
性能は描き心地を。機能は使いやすさの目安となります。
描き心地の良い線を引くための「筆圧レベル」。
この筆圧レベルは4096と海外メーカーのペンタブより少し劣ります。
ただペンタブの筆圧感知は、人によって強い、弱いなどの力加減が違うので、きちんと設定しないと効果を発揮しません。
ペンタブの筆圧を設定するのはもちろんのこと、ペイントソフト側だとより細かな調整が可能です。
調整…なんだか難しそうだね…
ホントは簡単なのに意外とやってない人が多いんだよ
ペイントソフト側の筆圧はデフォル設定の人が多いです。
なので、この筆圧調整をしっかり行うことで、筆圧レベルの低さはカバーできます。
さらに絵を描くのに必要なペイントソフト「CLIP STUDIO PAINT、通称クリスタ」もついてきます!
え!めっちゃいいじゃん!!
ワコムのペンタブを買えば、ペイントソフトは買わなくてもいいんだよ!
すぐに絵を描きはじめたい人には、とってもおすすめです。
クリスタの筆圧設定の方法も解説しているので、購入後はこちらを参照ください。
【これで完璧】クリスタの筆圧設定!ブラシごとやグラフを使った綺麗な線の入り抜き設定ということで、ペンタブをお探しならWacom Intuos Mediumがおすすめです。
もっと詳しい選び方を知りたい方は、記事最後までお付き合いください。
安いおすすめのペンタブ
ペンタブを安さ重視で選びます。
今では安いペンタブでも、絵を描くのに不自由しない性能をもっています。
海外製だと性能と値段のコスパは抜群。
少し品質に不安はありますが、買い直せるくらいの価格帯なのでそこはカバーできます。
GAOMON S620
製品名 | 本体サイズ | 厚さ | 筆圧レベル | 反応速度 | ファンクションキー | Android対応 |
---|---|---|---|---|---|---|
「GAOMON S620」 |
211×174mm | 8mm | 8192 | 266PPS | 4つ | 可 |
ペンタブメーカーGAOMONからでている「S620」。
安いながらも筆圧レベル8192、反応速度266PPSと、描き心地の面では決して劣っていません。
しいていうならサイズが小さいことが懸念するポイント。
とはいえ、スマホでも使えるので、外出先などでも絵を楽しむことができます。
充電不要のペンに、ファンクションキーも4つと標準装備。
他のペンタブと変わらぬ作業効率がはかれます。
性能・機能が高いおすすめのペンタブ
どうせ買うなら高性能なペンタブで、思いっきり絵を楽しみたい人におすすめの選び方です。
性能は描きやすさに。機能は使いやすさに直結します。
ペンタブの性能を決めるのは、
- 筆圧レベル
- 反応速度
一方、機能を決めるのは、
- ファンクションキー
- タッチホイール
などです。
ワコムの製品には紙で描いたイラストを、デジタル化する機能をもったペンタブもあります。
それはすごい!!
アナログからデジタル移行する人には最適!
というわけで、性能・機能が高いおすすめのペンタブはこちら。
Wacom Intuos Pro Paper Edition Mサイズ
製品名 | 本体サイズ | 厚さ | 筆圧レベル | 反応速度 | ファンクションキー | Android対応 |
---|---|---|---|---|---|---|
「Wacom Intuos Pro Paper Edition Mサイズ」 |
338×219mm | 8mm | 8192 | 200PPS | 8つ | 不可 |
描き心地を決める性能面が高いのはもちろん、多くのファンクションキーとタッチホイールにより、カスタマイズ性と操作性が抜群に優れています。
入り抜きなどの自由な線が引けて、作業効率も高いのがこのペンタブです。
さらにアナログからのデジタル変換にも対応。
このデジタル変換があるペンタブはワコムの「Paper Edition」シリーズのみ。
例えデジタル制作に完全移行し、この機能を使わなくなったとしても、性能・機能面ではトップクラスのペンタブです。
サイズ感がいいおすすめのペンタブ
どのペンタブを決めるのかで、意外と大切なのがサイズ感。
小さいと描きにくい。大きいと置く場所がない。などの購入後に困ったことになります。
わたしの経験からいくと、小さすぎるのは少し描きにくいです。
どのくらい小さかったの?
コミック1冊分くらい…
コンパクトなので使わないときは片づけやすく、場所もとらない利点があります。
その反面パソコンモニターが大きいと、ペンタブとのサイズ感の違いにより描きにくさが生じることも。
大きくペンを動かしたくても、それができません。細かく線を引いて絵を完成させていきます。
簡単な絵を描くのが目的の人。作業場所があまりとれない人は、このくらいコンパクトでも大丈夫。
そうでない人は、もう少し大きいサイズを選ぶのがおすすめです。例えばこれくらい。
XPPen Deco01
製品名 | 本体サイズ | 厚さ | 筆圧レベル | 反応速度 | ファンクションキー | Android対応 |
---|---|---|---|---|---|---|
「XPPen Deco01」 |
351 × 217mm | 8mm | 8192 | 266RPS | 8つ | 可 |
絵を描くには小さすぎず、大きすぎないサイズ感です。
大きさだけでなく、描き心地を決める性能が高いのも特徴。
さらにファンクションキーが8つもあるので、カスタマイズ性にも優れています。
簡単なイラスト。手の込んだ美麗なイラスト。漫画。
しっかりとした描き心地と使いやすさで、どんな絵を描いても不便さを感じないおすすめのペンタブです。
場所を選ばずに使えるおすすめのペンタブ
ペンタブはパソコンにつないで使います。 すると必然的にパソコン環境があるところに限定されます。
ですがパソコンにつながずに使えるペンタブがあります。
気軽に外出先でも絵を楽しみたい。そんな人におすすめのペンタブの選び方です。
え!パソコンなくても使えるの!?
今はスマホがあれば何でもこなせちゃうのさ
Android限定ですがスマホで使えるペンタブがあります。
もちろんパソコンでも使えるので、TPOにあわせて絵を楽しむことができます。
HUION INSPIROY H610PROV2
製品名 | 本体サイズ | 厚さ | 筆圧レベル | 反応速度 | ファンクションキー | Android対応 |
---|---|---|---|---|---|---|
「H610PROV2」 |
360 × 240mm | 13mm | 8192 | 233PPS | 合計24こ | 可 |
Androidに限定されますが、OTG変換アダプタを使用することで、スマホでの利用が可能に。
パソコンをもっていなくても、ペンタブで絵を描くことができます。
もともとパソコン用に作られた本製品。スマホで使うからといって、性能が他のペンタブと比べて落ちることはありません。
スマホがあれば大丈夫!パソコンいらずのおすすめのペンタブ3選GAOMON M10KPro
GAOMON社から販売されているスマホ対応(Androidのみ)のペンタブ。
約11インチほどでコンパクトなため、外出先でも使用できます。
製品名 | 本体サイズ(横×縦) | 厚さ | 重さ | 筆圧レベル | 反応速度 | 最大読み取り高さ | 傾き検知 | ファンクションキー | スマホ対応 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
M10K Pro |
360×240mm | 10.5mm | 695g | 8192 | 266PPS | 10mm | ±60° | 10個 | Android6.0以降に対応 |
パソコンとスマホ兼用の本製品。
スマホ変換プラグは付属しているので、別途購入する必要がないのは嬉しいですね。
描き味などの使用感、詳しいレビューは下記記事をご覧ください。
GAOMONの液タブPD1161レビュー!11.6インチでコンパクト&低価格メーカーで選ぶおすすめのペンタブ
海外メーカーの参入により、多くのペンタブ製品が市場に出回っています。
これだけ多くのペンタブがあれば、メーカーで決めても問題ありません。
主なメーカーは、
など、ちなみにWacom以外は海外メーカー。主に中国です。
そうなんだ!で、どのメーカーがおすすめなの?
やはりおすすめは安定のワコム!
メーカーで選ぶならワコム一択です。
プロ・アマ問わず使われるワコムのペンタブは、品質や性能は折り紙付き。
多くの人が使っているので、なにかトラブルがあったときも、ネットで調べればたいていは解決できます。
Wacom Intuos Pro Mサイズ
製品名 | 本体サイズ | 厚さ | 筆圧レベル | 反応速度 | ファンクションキー | Android対応 |
---|---|---|---|---|---|---|
「Wacom Intuos Pro Mサイズ」 |
338 × 219mm | 8mm | 8192 | 200PPS | 8こ | 不可 |
本記事で一番おすすめしているペンタブの、性能面が強化された製品です。
製品名に「Pro」とあるように、プロが使うのに相応しい性能・機能をもっていいます。
おすすめした全ペンタブの性能比較
ここまで紹介したおすすめのペンタブ。その性能を比較してみます。
製品名 | 本体サイズ | 厚さ | 筆圧レベル | 反応速度 | ファンクションキー | Android対応 |
---|---|---|---|---|---|---|
一番おすすめ 「Wacom Intuos Medium」 |
264 × 200mm | 8.8mm | 4096 | 133PPS | 4つ | 可 |
安さ重視 「GAOMON S620」 |
211×174mm | 8mm | 8192 | 266PPS | 4つ | 可 |
性能・機能重視 「Wacom Intuos Pro Paper Edition Mサイズ」 |
338×219mm | 8mm | 8192 | 200PPS | 8つ | 不可 |
サイズ感重視 「XPPen Deco01」 |
351 × 217mm | 8mm | 8192 | 266RPS | 8つ | 可 |
使う場所重視 「H610PROV2」 |
360 × 240mm | 13mm | 8192 | 233PPS | 合計24こ | 可 |
メーカー重視 「Wacom Intuos Pro Mサイズ」 |
338 × 219mm | 8mm | 8192 | 200PPS | 8こ | 不可 |
筆圧レベルは、線を引いたときの筆圧の強さを、段階的に感知するレベル。
筆圧レベル8192なら、8192段階で筆圧の強さを感知します。
これにより、より線の強弱がつけやすく、入りと抜きが表現しやすくなります。
反応速度はペンを感知する速度です。
200PPS(RPS)なら、1秒間に200回ペンを感知し、それをモニターに反映します。
この速度により、すばやく描いた線でもブレることなく、精度の高い線を描画することができます。
ファンクションキーはキーボードのショートカットを設定できるボタンです。
保存(Ctrl+S)や取り消し(Ctrl+Z)などのショートカットを設定することで、作業効率をアップさせられます。
どれがいいか絶対決められるおすすめのペンタブ!まとめ
性能面だけを見ると、どのペンタブでもそれほどの違いは見られません。
見るべきポイントは、
- 安さ
- ファンクションキーの数
- サイズ感
- スマホ利用
- メーカー
などになってきます。これは
- 手軽に購入したいか
- カスタマイズなどの操作性が必要か
- 作業する場所はどのくらいか
- 外出先でも使うか
- 信頼・安心できるメーカーか
などから、あなたが欲しい基準にあわせて選ぶの一番です。
それぞれの基準にあわせたおすすめのペンタブは以下です。