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今やなんでも揃ってるネット通販、Amazon。引きこもりがちなクリエイターにはありがたい存在。
そんなAmazonで人気の液タブを、実機レビューを交えて紹介します。参考はAmazonの売れ筋ランキングにランクインしているおすすめの液タブです。
傾向としてはWacomなどの品質が良い製品と、12インチ前後の比較的安価な製品が人気でした。
ただし注意点として、Amazon売れ筋ランキングは1時間ごとに更新するため、多少の変動があります。
クリックできる目次
Amazonで人気の液タブはこんな傾向
Amazonの売れ筋ランキングに基づくと、人気の液タブは価格の安い12~13インチのモデルが人気。
そしてブランドとして人気のWacomも選ばれています。
ランキングにインしている液タブは主に4メーカー。その4メーカーの特長を表にしました。
メーカー | 特長 |
---|---|
Wacom |
言わずと知れた最大手の国産液タブメーカー。 性能や品質の良さからプロ・アマ問わず多く人が使っている。人気が高い。 |
XPPen |
独自開発が進む海外メーカー。 その1つであるX3スマートチップは、圧倒的な描き心地を誇る。 |
HUION |
XPPenと並んで勢いのある海外メーカー。 描き心地のほかに2.5Kや4Kなど画面の綺麗さも追及している。 |
GAOMON |
海外メーカー。 性能は標準的でありつつ、値段的にはこの中で一番安価。 特大サイズの液タブも安価。 |
上記の中でもWacomとXPPenがとくに人気ですね。Wacom以外の海外メーカーは、値段が比較的少し安いです。
なのでAmazonで買われる傾向としては、品質・人気のWacomか、安価な海外メーカーか。そのどっちかで選ばれています。
それを踏まえた選び方をすると、下記のようになります。
選び方 | おすすめメーカー |
---|---|
品質・ガッツリ創作 | サイズは16インチ以上でWacom。 |
安価 | サイズは11~13インチで、海外メーカー。 |
海外メーカーならXPPenが個人的にもおすすめ。Amazonランキングでも人気が高いです。
それでは各メーカーの人気液タブを紹介していきます。
Amazonで人気のWacomの液タブ
Wacomの液タブはプロ・アマ問わず人気が高いです。その中でもとくに人気が高い2製品を、下記の表で比較しました。
製品名 | インチ数 | サイズ(横×縦) | 厚さ | 重さ | 筆圧レベル | 応答速度 | 最大表示色 | 色域カバー率 | 最大表示解像度 | 視野角 | 傾き検知 | ファンクションキー | その他機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Wacom Cintiq 16 |
16インチ | 422×285mm | 24.5mm | 1.9kg | 8192 | 25ms | 1677万色 | sRGB 96% | 1920×1080 (フルHD) |
176° | ±60° | 0個 | スタンド付き |
Wacom One 13 |
13インチ | 357×225mm | 14.6mm | 1.0kg | 4096 | 26ms | 1677万色 | NTCS 72% | 1920×1080 (フルHD) |
170° | ±60 | 0個 | スタンド付き |
Cintiq16は16インチでガッツリ創作できる大きさ。
Wacom One13は13インチで持ち運びもでき、スマホ対応もしている液タブです。
Wacom Cintiq 16
Wacom Cintiq16の本体サイズは16インチと、狭さを気にせずしっかり絵が描ける大きさ。
使わないときは左右どちらかにペンホルダーを設置、ペンをなくす心配がありません。
本体についているスタンドで、角度をつけての描画も可能。真下を向き続けなくていいため、長時間の作業にも優しい設計。
描き心地もよく、視差もほとんど感じません。
これから本格的に絵を描いていきたい人におすすめの液タブです。
WacomCintiq16を開封レビュー!視差も気にならない初心者でも使いやすい高性能な液タブWacom One13
Wacom One13は13インチと、液タブの中では小さめのサイズ感。
ですがコンパクトなため扱いやすく、持ち運びも可能。
厚さは公式では14.6mmと記載されていますが、実際計ると10mmもないくらい薄かったです。
スタンド付きで角度をつけての描画も可能。絵を描く姿勢が楽になります。
筆圧レベルは4096と他の液タブに比べやや低いですが、実際に描くとそれほど差を感じません。
しっかり線の強弱もつけられます。
Wacomの液タブではスマホ対応している唯一のモデル。PCで使う人も外出先などでも使いたい人にもおすすめです。
Amazonで人気のXPPenの液タブ
XPPenは安価で性能もよく、Amazonでも人気の液タブです。
とくに独自開発しているX3スマートチップ搭載で、描き心地の優れた製品が人気。
Amazonの売れ筋ランキングにランクインしている液タブを比較しました。
製品名 | インチ数 | サイズ(横×縦) | 厚さ | 筆圧レベル | 応答速度 | 最大表示色 | 色域カバー率 | 最大表示解像度 | 視野角 | 傾き検知 | ファンクションキー | その他機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Artist13.3 Pro |
13インチ | 390.4×249.98mm | 12.9mm | 8192 | 14ms | 1670万色 | NTCS 88% | 1920×1080 (フルHD) |
178° | ±60 | 8個 | リングホイール |
Artist12 セカンド |
12インチ | 346.2x209mm | 12mm | 8192 | 26ms | 1670万色 | AdobeRGB 94% | 1920×1080 (フルHD) |
178° | ±60 | 8個 | X3チップ搭載 |
Artist22 セカンド |
22インチ | 538×332mm | 25.8mm | 8192 | 8ms | 1760万色 | AdobeRGB 90% | 1920×1080 (フルHD) |
178° | ±60° | 0個 | スタンド付き |
Artist13.3 Pro
Artist13.3 Proは13インチの液タブ。大きさは少年コミック3冊弱くらい。
8個のファンクションキーとリングホイールで、キーボード操作が減り作業効率もあげられます。
しっかりとした描き心地。なに不自由なく思い通りの線が引けます。
X3スマートチップ搭載ではないものの、普段の絵を描くときにはなんの問題もありません。
趣味ではじめる人に最適なモデルです。
XPPen Artist 13.3 Proのレビューはこちら
XPPenのArtist 13.3 Proを開封レビュー!コンパクトで描き味抜群の液タブXPPen Artist12 セカンド
Artist12 セカンドは独自開発している、X3スマートチップ搭載のモデル。安定した抜群の描き心地を味わえます。
フルラミネート加工で視差もなく、色表現もしっかりできます。
12インチと小型のノートPC並みの大きさ、加えてAndroid対応なので、外出先など持ち運んで使う人に最適なモデルです。
XPPen Artist22 セカンド
Artist22 セカンドのサイズは大きめの22インチ。作業場所は広めの確保が必要です。
ただし大きい分、キャンパスの拡大・縮小をする頻度が少なく、思いっきり絵描きを楽しめます。
サイズは大きいですが、厚さはスタンド含め25.8mmと薄め。本体のみだとさらに薄くなります。
応答速度は8msと、全メーカー全液タブの中でも、最速の描画速度を誇っています。
どんなに早く描いても、タイムラグなく一瞬で描画。
大きい画面でガッツリ絵を描きたい人におすすめの液タブです。
XPPenのArtist 22セカンドを開封レビュー!描画速度は全液タブの中で最速Amazonで人気のHUIONの液タブ
HUIONの液タブはAmazonでは、小型で比較的安価で手に入るモデルが人気。その2モデルが下記の液タブです。
製品名 | インチ数 | サイズ(横×縦) | 厚さ | 筆圧レベル | 応答速度 | 色域カバー率 | 最大表示解像度 | 視野角 | 傾き検知 | ファンクションキー | その他機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Kamvas12 |
12インチ | 330.25 x 197mm | 11.8mm | 8192 | 220PPS | 120%sRGB | 1920×1080 (フルHD) |
170° | ±60 | 8個 | Android対応 |
Kamvas13 |
13インチ | 360.6 x 210.7mm | 10.2mm | 8192 | 266PPS | Adob RGB 92% | 1920×1080 (フルHD) |
– | ±60 | 8個 | Android対応 |
性能も価格もそれほど大差ないのであとは好み。
Kamvas 12
Kamvas12はサイズが12インチと小型なため、持ち運びもしやすい大きさ。
色域カバーが広いため、色彩豊かな色表現も可能です。
液タブをタブレットみたいに使いたい人、持ち運びたい人におすすめ。
Kamvas13
Kamvas13の描き心地や性能はいたって標準的。しかし描画スピードの反応は266PPSと早い方なので、素早いタッチにも対応できます。
液タブとペンタブ、切り替えて使える2Wayタイプ。
万が一、液タブがあわなくても、ペンタブレットとして使えます。
Amazonで人気のGAOMONの液タブ
GAOMONは他メーカーよりも安価なのが特長。Amazonでもそれが理由で選ばれている印象を受けます。
サイズは小型の11インチと、大型の22インチ。22インチにいたっては5万円以内と格安。通常このくらいのサイズ感なら、7万円以上はします。
ということでAmazonにランクインしている、GAOMONの液タブは以下です。
製品名 | インチ数 | サイズ(横×縦) | 厚さ | 筆圧レベル | 応答速度 | 最大表示色 | 色域カバー率 | 最大表示解像度 | 視野角 | 傾き検知 | ファンクションキー | その他機能 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PD1161 |
11インチ | 361.6×200mm | 13mm | 8192 | 25ms | 1670万色 | 72%NTSC | 1920×1080 (フルHD) |
178° | ±60° | 8個 | なし |
PD2200 |
22インチ | 522×316mm | 91.5mm | 8192 | 266PPS | 1670万色 | 92%NTSC | 1920×1080 (フルHD) |
178° | ±60° | 8個 | スタンド付き |
GAOMON PD1161
GAOMON PD1161は11インチと、小型の中でも小さいサイズ感。タブレットに近い大きさです。
ショートカットが設定できるファンクションキーは8個。使い心地も良好です。
線の強弱や入り抜きなど、基本的な描画は問題ありません。
液タブの中でもかなり安価。とりあえず液タブデビューしたい人は、本製品からはじめるのもアリです。
GAOMONの液タブPD1161レビュー!11.6インチでコンパクト&低価格GAOMON PD2200
筆圧感知のレベルと描画速度は一級品。線の強弱など自由に絵を描けます。
また色域カバー率が高いため、広範囲な色表現も可能です。
22インチと大きいサイズですが、価格は5万円以内とコスパのよい液タブ。
予算に限りがあるけど、大画面で豪快に絵を描きたい人におすすめです。
Amazonで人気の液タブ9モデルを紹介まとめ
Amazonで人気の液タブを紹介しました。
人気の傾向にあるのは、品質が高くプロも使っているWacomの液タブ。そして価格が安い海外メーカーが人気でした。
今では価格が安い海外メーカーも、ここ数年で性能と品質が上がってきているので、自分の予算や好みにあわせて選ぶのがおすすめです。
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