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漫画を描くときに使われるのが丸ペン。Gペンと並んでよく使われるペン先です。
ゼブラはコミック画材メーカーとして有名で、プロ・アマ問わずたくさんの人が使っています。
ペン先にしなりがあり、描き心地もよく、おすすめの丸ペンです。
というわけで本記事では、ゼブラの丸ペンを実際に使ったレビューをしていきます。
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丸ペンとは?
丸ペンはペン先にインクをつけて描く画材道具です。
使うときはペン軸に挿し、インクをつけて描きます。
Gペンなど他のペン先と比べ、細い線を描くのに向いています。
漫画の場合、キャラの髪の毛や瞳の描き込み、背景を描くときに使うのが一般的です。
ゼブラの丸ペンをレビュー
ゼブラの丸ペンを使った描き心地などを、詳しくレビューしていきます。
描き心地
丸ペンの描き心地。
ペン先が細いため、慣れるまでは紙に引っかけてしまうかもしれません。
ですが筆圧を調整すれば、スムーズに線が描けます。
筆圧のコントロールで、線の強弱も簡単。主要メーカーの中ではペン先にしなりがあるので一番描きやすいです。
丸ペン特有のペン先の細さで、ごみ(紙の繊維)がつきやすいですが、それだけ繊細な線が描けるのも特長。
丸ペンだけですべてを描く人もいるくらい、好まれるゼブラの丸ペンです。
硬さ
丸ペンはペン先の中では比較的やわらかいです。
Gペンよりもやわらかいため、繊細な筆圧のコントロールが必要。
そしてペン先も開きやすいです。
細く繊細な線を描ける特長があるため、筆圧が高い人はメインに使うには向いていません。
なのでキャラの髪の毛や背景の細かい箇所など、一部分で使うと丸ペンの良さが発揮できます。
消耗
ペン先が開きやすいので、細い線が描きづらくなるのも早いです。
丸ペンをメインとして使うと、他のペン先と比べ消耗は早いかもしれません。
ですがキャラや背景の一部分だけで使用すると、それなりに使い続けれらます。
個人差はありますが漫画の場合、部分的に描いて約45ページで1本消耗するくらいです。
描き込みが多いともっと早く消耗します。
ゼブラの丸ペンはこんな人におすすめ
丸ペンはGペンと並んでよく使われるペン先。
プロを目指す人も趣味・同人で描く人もゼブラの丸ペンはおすすめです。
- 筆圧が低い人
- 繊細な線を描きたい人
- アナログで漫画を描く人
筆圧が高くても、Gペンよりも細い線が描けるので、なにかと重宝するペン先です。
ゼブラの丸ペンを使うには
丸ペンはペン先なので、絵を描くなら他にも画材が必要です。
必要な画材は以下の通り。
- ペン先
- ペン軸
- インク
- 原稿用紙
漫画を描く場合は専用の「漫画原稿用紙」を使います。
ペン軸はどのペン先にも使えるフリーサイズがおすすめです。
丸ペン主要3ブランドの比較
丸ペンを販売している主なブランドは3つ。それを比較しました。
ブランド | 描きやすさ | なめらかさ | 硬さ | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|---|
ゼブラ |
◎ | ◎ | 〇 | ペン先にしなりがあって描きやすい 線の強弱もつけやすい |
なし |
タチカワ |
〇 | 〇 | ◎ | 少し硬いため 細い線を描くのに向いている |
慣れないと 紙に引っかかりやすい |
日光 |
◎ | ◎ | 〇 | 線の強弱がつけやすく 描きやすい |
なし |
上記3ブランドを実際に使った感想です。結論からいうと、慣れたらどれも使い心地に大差ありませんでした。
1点だけ違いがあるとすれば、タチカワだけ少し硬く作られているため、筆圧のコントロールがわずかに違うという点。
それ以外は線の細さや強弱のつけやすさなどに、違いはほぼありませんでした。
個人的にはゼブラの丸ペンが、一番しっくりきたので好きです。
ゼブラの丸ペンのレビューまとめ
ゼブラの丸ペンのレビューでした。
ペン先が細いため繊細な線が描ける一方、筆圧が高い人は少し扱いづらいかもしれません。
その場合、漫画を描くなら扱いやすいGペンと併用して使うといいです。
ゼブラのGペンとあわせて持っておきたいペン先です。