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評価:4.5
Huionの液タブ「kamvas Pro16 plus 4K」。
個人的に最も使いやすいサイズ16インチの液タブで、4Kという高解像度。
色域カバーも広いため、色彩豊かな表現にも富んでいます。
発色も良いため、美麗なイラストを描きたい人におすすめの液タブです。
ということで本記事では「 kamvas Pro16 plus 4K」を詳しくレビューしていきます。
- 4Kの高解像度
- 色表現が豊か
- 描きやすい
- ファンクションキーなし
クリックできる目次
kamvas Pro16 plus4Kの外観とサイズ
黒を基調とした重厚感あるパッケージの液タブ。
この液タブで絵が描けるのか…と手元に届いただけで嬉しくなりますね。
本体の外観・サイズ感はこちら。
Artist16 Pro外観サイズ | |
---|---|
本体サイズ(横×縦) | 402.7×257.4mm |
描画領域 | 345.6× 194.4mm |
厚さ | 13mm |
重さ | 1.27Kg |
ファンクションキー | なし |
開封するとしっかり包装された「Kamvas Pro16 Plus 4K」の本体が現れました。
丁寧に包装と保護用のフィルムを剥がします。
本体サイズは402.7×257.4mm。
液タブのブルーライトカットや、紙のような描き心地にしたいなら、別途ペーパーライクフィルムなどを貼ると良さげです。
Kamvas Pro16 Plus 4K 本体のサイズ感の比較です。
実際に絵が描ける作業領域は345.6× 194.4mmの15.6インチ。
そして裏面はシルバーでシンプルなデザインです。
側面にはUSBポートがあります。
これはパソコンと繋ぐためのものですね。
続いて本体の厚さ。これは12mm。
少年コミックよりも少し薄いくらいで扱いやすいです。
Kamvas Pro16 Plus4Kには付属でスタンドがついています。
スタンドを使うと角度を調整して使うことができます。
スタンドを使うと長時間の作業で、首や肩の痛みを軽減できます。
kamvas Pro16 plus4Kのレビュー
液タブでは数少ない4Kディスプレイです。
キメ細やかな液晶表示で、なめらかな表現で絵を描けます。
性能の一覧表
kamvas Pro16 plus4Kの性能表。
kamvas Pro16 plus4K性能 | |
---|---|
筆圧レベル | 8192 |
応答速度 | 25ms |
色域カバー | NTSC105% sRGB145% |
最大表示色 | 1670万色 |
最大解像度 | 3840×2160 |
視野角 | 178° |
傾き検知 | ±60° |
Android対応 | 可 |
色域カバーも広く、解像度が高いのが特長。
さらに4Kということもあり、発色も良く鮮やかです。
Androidにも対応していますね。
4Kという高解像度
kamvas Pro16 plus4Kの最大の特長は高解像度である4K。
ほとんどの液タブの解像度が1920×1080なのに対し、本製品は3840×2160と2倍の性能を誇っています。
液タブやパソコンなどのモニターは、すべてドットで表現されています。
つまりこのドットが多ければ多いほど、くっきりなめらかな表現ができます。
kamvas Pro16 plus4Kはその名の通り4Kなので、他の液タブに比べて綺麗な画面。
色域カバーも広く、豊かな色味を表現できています。
実際に描いていて、画面の綺麗さもさることながら、発色のよさに驚きました。
バッテリーフリーペンで電池いらず
kamvas Pro16 plus4Kは電池がいらない、バッテリーフリーのペンです。
市販のシャーペンとほぼ同じくらいの大きさ。
持ちにくさや握りにくさはなく、シャーペンと同じ感覚で描けます。
筆圧レベル8192で描き味抜群
筆圧レベルは筆圧を感知する機能で、線の強弱のつけやすさなどに影響します。
そしてkamvas Pro16 plus4Kは、8192段階で筆圧を感知。
筆圧の強さに応じて線の太さを反映できます。
線の強弱はつけやすく、描いていて自然でした。
液タブには視差が生じる製品もありますが、ドライバの設定でキャリブレーションすれば、視差はほどんど感じません。
ドライバで簡単に設定できる。
反応速度は25ms
反応速度とはドットの色が切替わる速さを指します。
kamvas Pro16 plus4Kの反応速度は25ms(ミリ秒)。
つまり描いた線は0.03秒後には、画面に反映されます。
正直、反応速度25msのわりに、素早く描いたときに遅れて描画されている感じがありました。
ただ線画のときは、下書きみたいに素早く描き続けることはないので、許容範囲。
接続の仕方
液タブをはじめて使う人に、デスクトップPCとの接続も解説します。
接続方法を飛ばしたい方は下記をクリックしてください。
コードは全部で4つありますが、全て使うわけではありません。
デスクトップ
使うのはこれだけ。
上記のコードは3ni1コードといって、片方に3つ・もう片方に1つ接続させる端子がついています。
3ni1コードの3又になっている方の接続はこちら。
もう片方は液タブ本体に挿します。
各箇所に接続できたらOKです。
kamvas Pro16 plus4Kの同梱品
- スタンド
- バッテリーフリーペン
- ペンの替え芯×10
- ペンホルダー
- ペンケース
- 3ni1 ケーブル
- 延長ケーブル
- USBケーブル
- USB-c ケーブル
- 電源アダプタ
- クリーニングクロス
- 2本指グローブ
- クイックスタートガイド
液タブを使うのに必要なものは、すべて同梱されています。
ただし絵を描くには別途ペイントソフトが必要です。
Kamvas Pro16 plus4K がおすすめな人
4Kの高解像度、綺麗な画面で絵を描きたい人におすすめ。
サイズも16インチと描きやすいサイズ感なので、初心者にも扱いやすいです。
- 綺麗な画面で絵を描きたい人
- 色鮮やかな表現がしたい人
- ガッツリ創作活動したい人
4Kの液タブは製品数が少ないため貴重。キメ細やかな綺麗な画面で絵を描きたい人は4Kがおすすめです。
HUIONのKamvas Pro16 plus4Kレビューまとめ
HUIONから販売された高解像度の液タブ「 Kamvas Pro16 plus4K 」のレビューでした。
描き心地やペンの性能は他の液タブとほぼ変わりませんが、画面の綺麗さはピカイチ。
美麗画面の体験をしたい方はぜひ!
商品名 | 本体サイズ(横×縦) | 重さ | 筆圧レベル | 応答速度 | 色域カバー率 | 最大表示色 | 最大解像度 | 視野角 | 傾き検知 | ファンクションキー | Android対応 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Kamvas Pro 16 Plus(4K) |
402.7×257.4mm | 1.27Kg | 8192 | 25ms | NTSC105% sRGB145% |
1670万色 | 3840×2160 | 178° | ±60° | 0 | 可 |
- 4Kの高解像度
- 色表現が豊か
- 描きやすい
- ファンクションキーなし