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【レビュー】SAVE THE CATの法則!本当に売れる脚本術はストーリー制作の基礎を固めるバイブル

SAVE THE CATの法則レビュー

評価:5

本格的にストーリーを学びたくても、どれがいいのか分からない。

自分で書くときにもしっかり活かせるものがいい。

らおん
そんな都合のいい本ありませんか?

そんな方におすすめなのが「SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術」です。

数あるストーリーの作り方の本でも、基礎にして最強。

ストーリーの構成、面白くするコツのテンプレ化など、誰でも使えるように落とし込んでいるのが秀逸です。

らおん
一生使えるストーリー制作のバイブル!

というわけで本記事では「SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術」の内容紹介、レビューしていきます。

この記事の著者
らおん

漫画家

らおん

raon wawaji

プロフィール

SNS(X:@raon_wawaji)やWEBで活動する漫画家。
当サイトでは、長年にわたり身につけた漫画の知識や経験、スキルを基に発信しています。またペンタブや参考書など、漫画・イラストを描く人のために詳細なレビューもしています。プロフィール詳細

SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術の内容

SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術の表紙

本書「SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術」の目次の内容に沿って紹介します。

チャプター(章)は全部で8つ。

チャプター1.2はストーリーを作る前の前提の話。

チャプター3~6は具体的なストーリーの作り方。

チャプター7はしっかりストーリーが描かれているかのチェックリスト。

チャプター8は書いた脚本を売るための計画です。

それでは各チャプターを細かく紹介していきます。

1.どんな映画なの?

まず大前提として「どんな映画なの?」と聞かれたら、「こういう映画だよ」と簡潔に答えられる作品にする必要があります。

それが人が作品に関心をもつキッカケとなります。

これは映画などの脚本術以外でも、その作品を一行で表すと?に答えられるものがよいとされていますね。

簡潔に答えられる作品は、ストーリーやテーマも明確になっている。

それを『ログライン』と呼ぶそうです。

ではどんなログラインがいいのか。それには4つの要素があります。

ログラインの要素
  1. 皮肉
  2. イメージの広がり
  3. 観客と制作費
  4. パンチの効いたタイトル

皮肉

皮肉、いわゆる「つかみ」。このつかみで読者の関心を引くことができたら成功。

警官が別居中の妻に会いに来るが、妻の勤める会社がテロリストに乗っ取られる。『ダイ・ハード』

SAVE THE CATの法則.27P
らおん
え!この先どうなんの?

と、読者の気持ちを引き寄せられる要素です。

イメージの広がり

その一文から作品のイメージが広がるかどうか。

例えば以下の作品のログラインは、いろんな想像が広がっていきますよね。

彼女は完璧な美女-お酒を飲むまでは…『ブラインド・デート』

SAVE THE CATの法則.29P
らおん
え!めっちゃ気になる!

読者の想像をかき立て、いろんな可能性を思い浮かべ、その答え合わせをしたい。と思われる要素です。

観客と制作費

この項目は映画会社のバイヤーを引きつける要素とのこと。

漫画家や小説家の人にはそれほど関係ない要素かもしれません。

概要はマーケティングです。

ターゲット層はこんな方たちで、制作予算はいくらくらいです。といった内容。

パンチの効いたタイトル

他作品に埋もれてしまうようなタイトル、または被ってしまうタイトルはよくない。

らおん
例えば「金と愛」とかはありふれている

良いタイトルは、どんなストーリーか少しばかり想像できそうなもの。作品の世界観を象徴するようなものが好ましいです。

2.同じものだけど…違った奴をくれ

分かりやすく例えると、「7人の侍」と「荒野の7人」のように、同じものだけど違うもの。

ストーリーは典型的な展開をする作品が多く存在しますよね。

それらは同じもの。ですがこれに【違った味付け】や【ひねり加える】ことが必要となります。

らおん
そしてひねりを加えるにはジャンルごとの典型を知るのが大事!

全ての映画は下記の10パターンに振り分けられる、ストーリーの典型があります。

それがこちら。

  1. 家の中のモンスター
  2. 金の羊毛
  3. 魔法のランプ
  4. 難題に直面した平凡な奴
  5. 人生の節目
  6. バディとの約束
  7. なぜやったのか?
  8. バカの勝利
  9. 組織のなかで
  10. スーパーヒーロー

上記の各ストーリーの本質をとらえ、そこに自分オリジナルのひねりを加えます。

まずは作ろうとしている作品が、どのパターンに入るかを見定めましょう。

家の中のモンスター

このパターンの基本構成は3つ。

  1. 閉鎖された空間
  2. その中で事件や犯罪が起こる
  3. 化け物や殺人鬼などのモンスターが現れる

この典型的なパターンにひねりを加えるのは、3つ目の「モンスター」の部分。

空間(場所)や事件性はどんなに考えても、被ることが多くなる要素です。

しかし「モンスター」は他の2つの要素に比べ、創造できるので自由度が高くなります。

つまりココがオリジナリティが出せる部分です。

このパターンの作品
  • ジョーズ
  • エイリアン
  • パニック・ルーム

金の羊毛

主人公が旅をし、なにかを得る物語のパターン。

描く上で大切なのは「どんな旅をするか」ではなく、「どんな経験値を積み成長するか」です。

壮大な旅である必要はなく、旅をする前と後で主人公がどんな成長を見せるのか。

ココがひねりを加えられるオリジナリティの部分となります。

このパターンの作品
  • スター・ウォーズ
  • バック・トゥ・ザ・フューチャー
  • オズの魔法使い

魔法のランプ

不遇の環境にいる主人公が夢を見て、願いが叶っていくというストーリー。

そして夢を叶えるための道具や人物が存在する。

最終的に平凡が一番幸せ、という結論に落ち着くことが多い。

このパターンの作品
  • ブルーズ・オールマイティ
  • マスク
  • フォーチュン・クッキー

難題に直面した平凡な奴

ストーリーはいたって簡単で、「どこにでもいる奴がとんでもない事件に巻き込まれる」こと。

このパターンを構成する要素は2つ。

  1. ごく普通のやつ
  2. 必死の覚悟で事件を解決する必要がある

普通の奴が、とんでもない事件や事態に巻き込まれてしまったため、それを解決しなくてはいけなくなった。

しかも解決するために、死を覚悟するほどの行動をする。ここがポイントです。

読者に主人公と同じような自分にも、降りかかるかもしれない。と思わせられるほど、解決したときの感動は大きくなります。

このパターンの作品
  • ダイ・ハード
  • タイタニック
  • シンドラーのリスト

人生の節目

このパターンは、人生において辛く苦しい経験をし、それを乗り越えるストーリー。

例えばそれは以下のようなこと。

  • 最愛の人との別れ
  • 家族との死別
  • 難病との闘い

上記のように極端でなくても、転職しようとしたがどこからも自分を必要とされない。など誰もが経験しうることでもOK。

その経験を経て、自分の中で答えを見つけ、たくましく生きていくのが「人生の節目」というパターン。

このパターンの作品
  • テン
  • 普通の人々
  • 酒とバラの日々

バディとの約束

いがみ合っていた2人が、お互いの存在の大きさに気づく、というパターン。

結末は仲直りしてもいいし、片方に人生におけるいい影響を与えて去っていってもいい。

このパターンの作品
  • ジム・キャリーはMr.ダマー
  • レインマン

なぜやったのか?

これは「人間の邪悪な性が暴かれる」というパターン。

例えば殺人事件が起こったとして、「誰が?」ではなく「その人はなぜ殺人を犯したのか」に焦点をあてる構成です。

「古畑任三郎」や「容疑者Xの献身」などがこのパターンに当てはまります。

主人公がどうやって犯人を追い詰め、心の闇を暴くか。ここがポイントです。

このパターンの作品
  • インサイダー
  • JFK

バカの勝利

一見無能そうに見えるバカが、悪をこらしめるパターン。

バカなのでどんなにすごい人物でも物おじせず、己の信念にもとづいて行動する。結果、勝利をおさめる。という構成です。

このパターンの作品
  • フォレスト・ガンプ
  • チャンス

組織のなかで

集団の中のルールや規律を守るために、個人の意思を殺さなくてはいけない。

そのジレンマを描くパターンです。

例えば規則で禁止されていることを破らなければ、人を助けることができない状況でどうするか。など。

また主人公の属している組織が実は悪事を働いていて、それを知った主人公が内部から成敗する。といったこともこのパターンに当てはまりそうです。

このパターンの作品
  • ゴッド・ファーザー
  • アメリカン・ビューティー

スーパーヒーロー

常人ではない能力を手にした主人公が、ありふれた状況に置かれるパターン。

事件や障害はなんなく解決できるが、能力を手にしたゆえの苦悩を描かれることが多いです。

能力をねたむ者、嫉妬する者、暗殺しようとする者など。

それらに対してどう向き合うか、がポイントとなります。

このパターンの作品
  • グラディエーター
  • ビューティフル・マインド

以上10パターンの典型があります。いわゆるお決まりのパターンです。

オリジナリティを加えるには、このパターンの本質を理解し、そこからズレないように新しい見せ方を考える必要があります。

3.ストーリーの主人公は…

これから作るストーリーはすべて主人公のためのものです。

ではその主人公はどんな奴がいいのか。

それは例えばアイデアが思いついたとして、そのアイデアを最大に活かせる人物です。

  • 性格
  • 環境・境遇
  • 価値観
  • 年齢

思いついたアイデアを活かすために、どんな設定なら面白くなるのか、を考えます。

そしてそれを踏まえたうえで、必要な要素4つがあります。

  1. 読者の共感できる部分がある
  2. 成長することができる
  3. 読者が応援したくなる
  4. 主人公に明確な目的がある

ストーリーのアイデアを活かすために、主人公の設定行う。

そして「共感」「成長」「応援」「目的」を描くことで、そのストーリーは主人公のためのものとなっていきます。

4.さあ、分解だ!

このチャプターから本格的に、ストーリーを作るための構成が解説されています。

構成は3幕構成。流れは以下です。

オープニング・イメージ

どんな作品か、物語の雰囲気やジャンルを伝える。

テーマの提示

この作品で伝えたいことを提示する。例えば以下のようなこと。

  • お金より愛が大事
  • 友達は一生の宝物
  • 転職は大変だが乗り越えられる
  • 悪い奴は成敗される

これを直接的なセリフやナレーションではなく、何気ない会話や演出で見せる。

セットアップ

主人公は誰か。その主人公の目的はなにか。どんな世界か。などを見せていく。

ストーリーは最後に、主人公自身の変化や、周りの環境・状況が変わらなくてはいけない。

なのでここでは設定とともに、『主人公が変わる前』を見せておくことが大切。

きっかけ

物語が動き出すきっかけを描くパート。

悩みのとき

主人公はなにかしらの目的をもっている。

しかし「きっかけ」でその道が示された瞬間、悩み始める。

  • 自分にできるのか?
  • もし失敗したら?
  • 周囲の目が気になる
  • 怖気づいてしまう

こういった悩みを抱え、それでも自分の中で答えを出して、次のステップに進んでいく。

第1ターニングポイント

悩みに自ら答えを出した主人公は、自分の目的のために進むことを決める。

つまり、これまでいた環境の中から飛び出し、未知の世界への扉を開ける。

サブプロット

メインのストーリーではないシーン。

これまでのシーンとうって変わったり、違うキャラの視点など、場面展開的な要素をもつ。

お楽しみ

読者が期待しているシーンに答えるパート。

いい意味で期待を裏切るのも1つの手法だが、そうした場合でも一度は読者の期待通りに展開する。

でなければ読後感の満足度はフルにならない。

ミッドポイント

物語の中間地点。ここからストーリーは大きく変化を迎える。

分岐点となるミッドポイントは以下の2つ。

  1. 絶好調になる
  2. 絶不調になる

上記のどちらかの状態になる。

つまり物事がウソのようにトントン拍子で進むか、ひっくり返せないくらい絶望的な状況になるかのどちらか。

迫りくる悪い奴ら

絶好調の主人公に、それを妨害する者(事象、現象、状況)が襲いかかる。

絶不調の主人公の場合も、とどめを刺すかのように襲いかかる。

すべてを失って

主人公の目的が断たれる瞬間。絶望の淵に立たされ、死の予感さえする。

心の暗闇

絶望の中、どうしたらいいのか分からずに、自暴自棄になったり、神に祈ったりするシーン。

主人公の絶望の中の感情を読者と共有することで、そのあとの好転に対する感動を増させる。

第2ターニングポイント

絶望から好転へとストーリーが動くポイント。

主人公の目的を達成する解決策が見つかる。

それはサブプロットと上手く絡めてもいいし、絡めなくてもいい。

フィナーレ

この物語の結末。最終的に主人公の目的が達成されたのか、どうか。

ファイナル・イメージ

主人公がこの物語を通して変わったことを見せるパート。

ストーリーは上記の15のポイントに分けられ、それぞれの役割を果たしながら進んでいきます。

らおん
つまりこれを抑えればOK!

本書で学べるストーリー理論はこの章につまっています。

5.完璧なボードを作る

思いついたアイデア・シーンを、3幕構成の中に落とし込むためのボート作り。

前項で紹介した15こある、構成の各セクションに必要なものを当てはめていきます。

らおん
このアイデアはこのシーンに使えるな…みたいな

ただストーリー制作は人ぞれぞれなので、このチャプターは参考程度にするのがいいです。

6.脚本を動かす黄金のルール

本書のタイトルでもある「SAVE THE CAT」の本質をとらえ、そのルールを明確化したパートです。

らおん
SAVE THE CATとは「危機一髪!猫を救え!」の意味

目の前に危機に瀕した猫がいたら、誰もがその猫を助けたくなる。

つまり主人公の置かれた状況に、読者が共感してくれる要素を提示することです。

この黄金ルールは以下の7つがあります。

  1. プールで泳ぐローマ教皇
  2. 魔法は一回だけ
  3. パイプの置きすぎ
  4. 黒人の獣医
  5. 氷山、遠すぎ!
  6. 変化の軌道
  7. マスコミは立ち入り禁止!

プールで泳ぐローマ教皇

ストーリーの最初は、読者に設定や状況を説明する必要があります。

しかし単に説明しても読者にとっては退屈な時間。そこで設定説明に異様な状況をプラスします。

例えば主人公が怪盗の場合。

主人公が屋敷でなにかを探している

その屋敷の一室では主人公を捕らえる作戦が開かれている

主人公は息を潜めつつ、その作戦を見てしまう

そして主人公を捕らえる包囲網が完成したことを知る

見つかってはいけない状況をプラスして、主人公の置かれた立場を説明。

こうすると「この先どうなるの?」という関心がフックとなり、ただ状況を説明するより読者の共感を集めることができます。

魔法は一回だけ

文字通り、「1回だけ」。魔法である必要はありません。

  • 助けを呼べるのは
  • これを使えるのは
  • 奇跡が起こるのは
  • 突然変異になるのは

すべて1回だけ。その1回があるから大切にしようと思うし、1回ならそんなこともあるか、と共感できます。

パイプの置きすぎ

最初からいろいろ見せるのは、読者がどこを見ていいのか混乱します。

提示しなきゃいけない設定はたくさんあっても、それが一度にまとまりなく見せられると共感性は失われていきます。

黒人の獣医

この基本ルールは「シンプルでいい」です。

アイデアを複数思いつくとすべて使いたくなりますよね。

ですが実際に使うのは、その中で1つだけに絞りましょう。という内容。

例えば「黒人の獣医」に以下のアイデアは不要、ということになります。

  • 元軍人
  • 余命3ヶ月
  • 二重人格
  • バイセクシャル

もしくは「黒人」というアイデアを捨て、上記の1つだけを採用するのもありです。

氷山、遠すぎ!

これは主人公に迫る危機が遠すぎること。

例えば主人公に死が迫ってるとして、それが50年後ではハラハラしませんね。

つまり死が迫ってアタフタする主人公に、誰も共感してくれません。

変化の軌道

悪役を除いて、主人公やその仲間たちは変化していきます。

ストーリーを通していろいろ経験していく主人公。

その中で何も学ばない。成長しない。変わらない。そんなはずはないので、これは読者からの共感を得られません。

マスコミは立ち入り禁止!

いわゆる秘密の共有です。

映画「E.T」では、その存在がマスコミにバレずに、世間に公になっていません。

読者と主人公たちとの秘密の共有。

それに感情移入がより深くなります。

7.この映画のどこがまずいのか?

このチャプターはこれまで作ってきたストーリーが、面白いかどうかのチェックリストです。

チェックリストは7つの項目が用意されています。

  • 主人公は能動的か?
  • セリフではなく行動で描いているか?
  • 主人公が乗り越える障害があるか?
  • ミッドポイント以降、緊迫感が増しているか?
  • セリフだけでキャラが見分けられるか?
  • 脇役同士、見分けられる容姿をしているか?
  • 主人公の変化が明確に描かれているか?
  • 原始的な目的があるか?

チェックリスト9個目の「原始的な目的」は、個人的な目的と言い換えてもよさそうです。

  • 好きな人に愛されたい
  • 貧困から抜け出したい
  • 最高級の食にありつきたい

一度は誰もが思う、または理解できる目的が共感に繋がります。

らおん
社員を救うために会社の悪事を暴く!

これだと「それやるメリットある?」と思われて主人公に共感してくれません。

自分を窮地に追い込んだ会社に報復する。結果、社員みんな救われる。これなら読者は共感してくれます。

8.最後のフェード・イン

このチャプターは自分が書いた脚本を、どうやって映画業界に売り込むか。を説いています。

出版が米国なので日本映画や、その他のジャンルには参考にならないかもしれません。

らおん
以上が本書の内容です!

SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術のレビュー

書かれているのは三幕構成でのストーリーの作り方です。

基礎中の基礎ですが、これを知っているのと知らないのとでは、ストーリーに大きな差があります。

私は漫画を10年以上描いていますが、ストーリーの作り方が劇的に変わったのは、この三幕構成を知ったあたりからでした。

らおん
こ、こんな作り方があったなんて!!!

と、今でも衝撃を受けたのを覚えています。

本書「SAVE THE CATの法則」でも具体的に解説されているので、まだ三幕構成を知らない方にはおすすめです。

いわゆるストーリー制作の基礎が固く、応用も効きます。

特にチャプター4の「さあ、分解だ」では、テンプレートのようにアイデアを当てはめるだけで、ストーリーを作ることができます。

さらにチャプター6の「黄金のルール」と、チャプター7「チェックリスト」も使えば、面白さが確信できるストーリーになります。

洋書の翻訳なので多少読みづらい部分はありますが、それを上回るストーリーテクニックが満載。

あなたのストーリー制作に活かせる部分が、必ずあるはずです。

らおん
ストーリー作りに自信がもてる!

SAVE THE CATの法則レビューまとめ

「SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術」で語られる内容は、三幕構成で作るストーリー理論の基本です。

ストーリーが作れない。面白さとは何かわからない。

そんな方におすすめの本です。

本書の内容に沿って忠実に作るだけで、ワンランクアップ以上のストーリー制作スキルが身につきます。

三幕構成を学びたい人もぜひ!

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