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評価:4
液タブって高いですよね。軽くイラストを描きたい。趣味で気軽にデジ絵を楽しみたい。
でも液タブが高い。
しかし中華液タブと呼ばれる、GAOMONの液タブ「PD1161」は手が届きやすい値段感。
しかもコンパクトサイズなので持ち運びもしやすい設計がされています。
これから液タブをはじめたい。という方におすすめの液タブです。
ということで、GAOMONの液タブ「PD1161」を詳しくレビューしていきます。
クリックできる目次
PD1161のレビュー
それではGAOMONの液タブ「PD1161」を、画像をお見せしながら詳しくレビューしていきます。
外観とスペック
外観とスペックについてレビュー。
PD1161のスペックは以下です。
製品名 | 本体サイズ(横×縦) | 厚さ | 重さ | 筆圧レベル | 応答速度 | 最大読み取り高さ | 色域カバー率 | 最大解像度 | ファンクションキー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PD1611 |
361.6×200mm | 13mm | 866g | 8192 | 25ms | 10mm | 72%NTSC | 1920×1080 | 8つ |
それぞれ細かくレビューしていきます。
本体・外観
本体はベーシックな黒のデザイン。
左側にショートカットが設定できる、ファンクションキーが8つあります。
イラストを描くのであれば、キーボードで操作する内容を設定することで、作業の効率化がはかれます。
保存(Ctrl+S)や1つ前に戻る(Ctrl+Z)ショートカットは必須です。
本体にはスタンドがついていません。
本体を斜めに置いて描きたい人は別売りのスタンドがおすすめです。
斜めに置くことで首の疲れなどが軽減できます。
サイズと重さ
PD1161のサイズと重さの表です。
テキスト | |
---|---|
本体(横×縦) | 361.6×200mm |
描画領域(横×縦) | 256.3×144.1mm |
重さ | 866g |
本体サイズは横361.6mm×縦200mmです。
少年コミックと対比するとこんな感じ。
コミック3冊分くらいの大きさです。
厚さは約13mm。コミック1冊分もないくらいの厚さです。
公式で載っている重さは866g。実際計ると874gでした。
片手で余裕でもてる重さ。サイズといい、持ち運びにも対応できるコンパクト感です。
液晶ディスプレイ
本体サイズの内、絵を描ける範囲(描画領域)である液晶ディスプレイは11.6インチ。
大胆な腕のストロークはできませんが、絵を描くには十分な広さがあります。
ケーブルの仕様・接続
ケーブルは3ni2タイプ。で綺麗にまとめられています。
ケーブルの先についている端子はそれぞれ、
- HDMI端子
- USBケーブルType-A
- USBケーブルType-C
- 電源ケーブル
3つ又になっているケーブルはパソコン側へ繋ぎます。
2又になってるケーブルは液タブ側へ繋ぎます。
USB端子はType-AとType-Cがありますが、お使いのパソコンにUSBポートがあれば問題なく接続できます。
またノートパソコンだとHDMI端子がないことがあります。要確認してください。
性能と描き心地
気になる性能と描き心地についてレビューしていきます。
描き心地に関わる性能はこちら。
テキスト | |
---|---|
筆圧レベル | 8192 |
応答速度 | 25ms |
読取り高さ | 10mm |
では詳しくPD1161のレビューしていきます。
ペンの仕様
ペンの大きさは一般的なシャーペンと同じくらい。
重さも軽く持ちにくいことはありません。
バッテリーレスタイプなので、電池交換や充電の心配がないのも特長です。
筆圧レベル
筆圧レベルは、描き手の筆圧を検知する機能です。
液タブPD1161の筆圧レベルは8192。
つまり8192段階の筆圧の強弱を感知して、線に反映させます。
ですが実際描いた感覚としては、他メーカーの方が精度は上だと感じました。
線の強弱が他メーカーと比べるとやや付きづらい。
他メーカーでは線の強弱を線の太さで表現するのに対し、本製品では線の濃さで表現する感じでした。
線の入り抜きなどの線の太さは、ペイントソフト側でも設定できます。
気になる方はそちらで設定するとよいかもしれません。
応答速度
応答速度はペンで液晶画面に線を描いたときに、どのくらいの速さで描いた線が表示されるか、です。
PD1161の応答速度は25ms(単位はミリ秒)。
つまり、0.025秒で描いた線が描画されます。
描画スピードは問題ありませんでした。
PD1161の同梱品
- 液タブ本体
- 3ni2ケーブル
- 電源プラグイン
- ペン
- ペンホルダー
- ペン替え芯×8
- グローブ
- クイックガイド
PD1611本体を購入したら、すぐに描き始められる内容がセットになっています。
機器以外で別途購入するものはありません。
おすすめのペイントソフト
これはどの液タブにも言えることですが、それ単体では絵を描くことはできません。
パソコンにペイントソフトをインストールして、初めて液タブで絵を描けるようになります。
そこでおすすめのペイントソフトは「CLIP STUDIO PAINT」、通称クリスタです。
プロ・アマ問わず多くの絵描き、漫画描きさんが使っています。
十分過ぎる機能と使いやすさで、神絵師のようなイラストを描くことも可能です。
またペイントソフトをもっていない方はチェックしてみてくださいね。
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