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初心者でも簡単!床のタイルの描き方

床のタイルの描き方

背景の描き方を知るうえで、避けて通れないのが「増殖法」と「分割法」。

床のタイルも増殖させることで、敷きつめることができます。

本記事ではそんな床のタイルの描き方を解説していきます。

この記事の著者
らおん

漫画家

らおん

raon wawaji

プロフィール

SNS(X:@raon_wawaji)やWEBで活動する漫画家。
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床のタイルの描き方

まずは1つ基準となるタイルを描いて、そこから増やしていきます。

タイルの基準を決める

次に基準となるタイルの対角線を、アイレベルまで伸ばします。

タイルの対角線を引く

次に対角線とアイレベルの交点から、タイルの角を通る補助線を引きます。

アイレベルから補助線を引く

次に、基準となるタイルの線を、それぞれ伸ばします。

線を伸ばす

上図で伸ばした線と、補助線の交点が、隣のタイルの幅になります。

交点が隣のタイルの幅

次に、増やしたタイルの角と、アイレベルを結ぶ線を引きます。

さらに補助線を引く

1回目に増やしたタイルと同じ手順で、交点から消失点へ向かう線を引きます。

交点で線を引く

上記を好きな範囲まで繰り返します。

これで左右のタイルは完了。次は前後のタイルを増やしていきます。

タイルの消失点へ向かう線(パースライン)と、補助線(赤)の交点で水平に線を引きます。

交点から線を引く

好きな範囲まで線が引けたら、タイルがある床の完成です。

床のタイル

デジタルを使ったタイルの描き方

アナログだとタイルをパースにあわせて、増やしていくのが大変です。

ですがデジタルだとグリッドを使えば簡単に描けます。

パース定規のグリッド表示

ペイントソフト「クリップスタジオ」だと、グリッド表示ができ、そのままタイルとして描くこともできます。

1点透視ではこんな感じ。

1点透視のグリッド表示

2点透視と3点透視ではこんな感じです。

2点と3点のグリッド表示

もちろんグリッドの大きさや位置も変えられます。

グリッドにはスナップ機能もあるので、なぞるだけで描けます。

デジタルを導入しているなら、使わない手はありませんね。

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床のタイルの描き方まとめ

床のタイルの描き方でした。

1つのタイルを増殖させて描く方法なので、応用すれば壁や天井にもタイルを敷けますよ。

背景を描くときに重宝する「増殖法」と「分割法」も、あわせて知っておくと便利です。

グリッドの切替えや幅の調整などは、はじめは分からなくても次第に慣れていきますよ。

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