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2022年8月にクリスタの販売会社であるセルシスが、クリスタの買い切り（無期限版）の無償アップデートを終了する発表をしました。
これによりクリスタの買い切りが廃止され、サブスク化になった！とクリスタユーザーの間で話題に。
しかしよく調べると、クリスタの買い切りは廃止にはならないようです。
無償アップデートが終わるのみ。つまりこれは最新機能のクリスタが使えないだけで、買い切り自体は販売もされるし、使い続けられるということ。
ちなみにiPad版クリスタの買い切りはもともとありません。
というわけで本記事では、クリスタの買い切りが使えるデバイスや今後廃止される可能性について書いていきます。
- 2022年内で買い切りの無償アップデート終了
- 2023年から新機能追加によるアップデートが利用不可
- 現行バージョン1.Xの買い切りは継続販売
- 次世代バージョン2.0の買い切り販売決定
- 買い切りからアップデートプラン（年契約）や月額プランの切替えで新機能追加アップデートの利用が可能
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漫画家
らおん
raon wawaji
SNS(X:@raon_wawaji)やWEBで活動する漫画家。
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クリスタの買い切りが廃止されていないデバイス
クリスタの買いきりがまだ廃止されていないデバイスはPC(Win/Mac)です。
クリスタは2023年以降に、現行バージョン1.Xから新たにバージョン2.0をリリースします。
どちらもPC向けに買い切り（無期限版）は用意されています。ただし買い切りの場合は2023年以降、無償アップデートの対象から外れることをご注意ください。
またiPadなどを使う際に加入する月額プランは、その影響を受けません。
今ではiPadやスマホ、Chromebookなど、いろんなデバイスが月額プランになっていますね。
そもそもクリスタはもともとパソコンで使えるソフトだったため、iPadなどのデバイスでは買い切りが廃止されたというより、元からなかったのが実情。
しかし今後のアップデートによりクリスタの最新版を使うなら、PCでもアップデートプランや月額プランへの加入は必須といえます。
そのことはクリスタの公式サイトでも、詳しく書かれています。
→2023年以降のWindows / mac OS 一括払い（無期限）版の提供・販売方法変更予定のお知らせ
iPad版クリスタの買い切りは廃止されたわけではない
前項でも少し触れましたが、iPad版クリスタは買い切りが廃止されたのではありません。もともと月額/年額プランしかなかったのです。
iPad版のクリスタがなぜ買い切りではなく月額制になったのか、その理由として一番大きいのはサブスクリプション(月額制のサービス)の波がきたことが考えられます。
いまでは動画・音楽などのエンタメ系や、多くの業界がサブスクモデルを採用しています。もはや主流のサービス提供となっていますね。
その主流のサービス提供にクリスタも切り替えたため、パソコン以降リリースされたクリスタのアプリではサブスクモデル、いわゆる月額制を採用しています。
とはいえ月額制のiPad版クリスタから、買い切りへの移行もできるため、買い切りで使いたい人は移行も検討していいのではないでしょうか。
タブレットPCならクリスタの買い切りが使え、iPadのような利便性もあり、おすすめです。
ただし2023年以降、クリスタの買い切りは最新版へのアップグレードができなくなります。
iPadでクリスタの買い切りを使いたいときにとるべき3つの対応策
クリスタの買い切りは廃止されるか？
結論からいうと、パソコンの買い切りは今後廃止される可能性があります。
というのもクリスタは2023年以降、提供・販売方法の変更をするためです。現状は2023年以降も買い切りのクリスタは購入でき、永続的に使用できますが、最新版へのアップデートができなくなります。
- 今後クリスタのアップデートは2.0や3.0などバージョンがあがる
- 最新版のバージョンを使うにはアップデートプラン、または月額プランの加入必須
- 現行バージョン1.Xは永続的に使えるが、最新版は使えない
つまり買い切りは廃止されないが、そのアップデートバージョンの買い切りということになり、最新版がリリースされればそれは使えません。
実質的な機能制限。将来的に買い切りは、なくなる方向に動いている印象です。
とはいえ今、クリスタの買い切りを購入するのはやめるべきではありません。というのも、買い切りを保有しているユーザーに対して、アップデートプランというものが用意されています。
このアップデートプランは常に最新版のクリスタが使えるプランで、値段は月額プラン(480円)よりも安く提供される予定です。
現行のバージョンでも十分すぎるほどの機能があるので、そのまま買い切りを使うのもよし、アップデートプランに切り替えるのもよし、という選択ができます。
今買い切りを買わなければ、アップデートプランよりも高い月額プランへの加入になるため、買い切りがあるうちに購入したほうが後々お得です。
クリスタの買い切りは廃止される前に購入するのがおすすめ
クリスタの買い切りは廃止される可能性が少ない、とはいえ未来のことはどうなるのかわかりません。
買い切りはずっと使えるので、買えるうちに買ったほうが賢明です。
クリスタのデータも月額から買い切りへ移行できるため、早めの切り替えをおすすめします。
移行する人は以下の3ステップで完了。はじめから買い切りを使う人はステップ1のダウンロードだけでOKです。
- 買い切り版をダウンロード
- 月額版のデータをバックアップ
- 買い切り版でデータを復元
それでは各ステップの手順を解説していきます。
買い切り版のダウンロード方法
買い切りは公式サイトで購入後、ダウンロードできます。まずは以下のリンクからアクセスしてください。
公式サイトにアクセスしたら「一括払いで購入する」を選択。
その次は支払い方法を選択します。Amazon Payだとカード情報の入力がなくて楽です。
この時点でクリスタのアカウントがなければ、つくるように促されます。アカウント作成自体はすごく簡単なので、画面の案内通りに進みましょう。
アカウントがつくれたら、引き続き支払い方法などを選択して購入の手続きを再開します。
支払い方法を選択したあとは、必要な情報を入力して購入完了となります。
ダウンロードは公式サイトから。購入が完了したらそのままダウンロード画面にいき、パソコンにインストールしておきましょう。
ダウンロードから初回起動までを解説している、クリスタの購入方法については以下の記事で解説しています。
クリスタ3つの購入方法と手順を図解付きで徹底解説！デバイス別の買い方からインストールの仕方まで
買い切りへの移行の手順
月額から買い切りへの移行です。デバイスでいうと、iPadやスマホからパソコンへの移行になります。
ちなみにクリスタの設定や素材を引き継がない場合は、データの移行は必要ありません。買い切りの購入だけでOKです。
ここでやることは月額版のデータを、買い切り版へ移行するだけです。それでは手順を解説します。
月額版のデータをバックアップする
ダウンロードし終わったら、月額契約しているクリスタのアプリから、データをバックアップします。
「ユーザーアイコン」＜「クラウドメニュー」＜「アプリ設定のバックアップをいますぐ行う」。
次に表示される画面で「はい」を選ぶと、バックアップは完了です。
データのバックアップがされているかは、通信履歴から確認できます。
以上で月額版の設定や素材をバックできました。
買い切り版でデータを復元する
データのバックアップがとれたら、今度は買い切り版のクリスタを起動して、データを復元させます。
クリスタを起動してクラウドを開きます。
「アプリ設定を復元する」を選びます。
月額版のクリスタでバックアップをとったデータを選択します。
以上で月額から買い切りの移行は完了です。設定や素材などを引き継がなくていい場合は、この工程は必要ありません。
クリスタの月額から買い切りに移行する方法とその手順
クリスタの買い切りが廃止!?2023年以降はサブスク化になる予定まとめ
クリスタの買い切りが廃止されていないデバイスはPC(Win/Mac)です。
PCならノートPCでもタブレットPCでもOK。しかしChromebookはOSが違うため買い切りはなく、iPadと同じく月額プランしかありません。
どの業界も月額制（サブスクリプション）でサービスを提供する流れにあるので、買い切りがあるうちに購入するのが賢明といえます。
タブレットPCだとiPadのような気軽さで、場所を選ばず使えるのでおすすめです。
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