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評価:4
水彩画を描くも色の混ぜ方がわからない。イメージした色が作れない。手持ちの絵具でどんな色が作れるかわからない。
混色の仕方やイメージした色を作るにはどうしたらいいのか。
そんな悩みを解決してくれるのが「水彩混色の色見本3000パターン」です。
本には知識系の本やノウハウ系の本などたくさんありますが、本書は資料系に分類される本です。
混色することで作れる色が3000パターン載っているので、作りたい色の再現資料として活用できます。
アナログがメインですがKindleだと、スポイトツールで色が取れるため、デジタルイラストにも応用可能。
というわけで本記事では、水彩混色の色見本3000パターンの内容を紹介していきます。
クリックできる目次
水彩混色の色見本3000パターンの内容
水彩混色の色見本3000パターンの目次は以下のとおり。
- 本書の使い方
- 色と混色について
- 暖色と寒色
- 黒とグレー
- 色選びの考え方
- 絵に使われている色
- 画材
- 混色レシピ
- 色を薄める
メインは「混色レシピ」の項目で143ページ中、約100ページほどあります。この中で色見本3000パターンが載っています。
色選びの考え方
色見本がメインの本なので、記載ページは2ページと少ないですが、色に関するヒントが書かれています。
混色レシピ
3000パターンの色見本が載っています。色は「黄色~オレンジ~赤~紫~青~緑、その他」と一通りの色相を網羅。
使いたい色にあわせて選べます。下図は黄色の色見本。
下図は青系統の色見本。
下図は青系統の色見本。
下図は緑系統の色見本。
色の組み合わせで3000パターンの例が載っています。わずかな色の違いも載っているため、自分のイメージしている色を選びやすいのも特長です。
水彩混色の色見本3000パターンのレビュー
色が3000パターン載っているので、単純に使う色の幅が広がるのがメリット。さらに混色でその色の作り方や、水で薄めたときの色の変化も見れます。
Kindleでの出版もしているため、外出先で使う場合もスマホでチェックできて便利です。
またデジタルで描く想定ではないため、RGB値などの記載はありませんが、Kindleだとスポイトツールから色を取れるので、デジタルでの水彩画にも使えそうです。
こういう色が作りたいとイメージはあるのに作れない人におすすめ。
水彩混色の色見本3000パターンはこんな人におすすめ
水彩混色の色見本3000パターンは、そのタイトル通り、混色による色の見本が3000パターン載っています。
そんな本書をおすすめするのはこんな人です。
- 作りたい色が作れない
- 色のカタログ的な本がほしい
- どんな色を再現できるのか知りたい
- 色から作品のインスピレーションを得たい
本書を見通すだけで色の幅が広がります。いつも同じ色を使っている人や、作品の印象がいつも同じ人は少し違う色で彩色してもいいかもしれないですね。
きっと作品の幅も広がります。
水彩混色の色見本3000パターンの書籍情報
ページ数 | 144ページ |
著者 | ジュリー・コリンズ |
出版社 | ボーンデジタル |
発売日 | 2022/11/25 |
価格 | 2,860円 |
著者のジュリー・コリンズ氏は、アーティスト・作家・教師など多方面で活躍されています。
水彩混色の色見本3000パターンのレビューまとめ
水彩混色の色見本3000パターンのレビューでした。
同じ系統の色でも、こんなに種類があるんだ。と新たな発見もあって、見ているだけでも楽しいです。
本書を片手に次はどんなな色を使おうかな、と作品の着想を考えるのもよさそうです。
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