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漫画やシナリオでやってはいけないセリフの書き方7パターン!

やってはいけないセリフの書き方

あなたが書くセリフが、単調・冗長だなーと感じることはありませんか?

なんかつまらないなーと思ったり。

漫画やシナリオには、セリフにはやってはいけない書き方があります。

らおん
よく言われる「説明セリフ」もそのうちの1つなんですよ
でも説明しないと物語が進まなくない?

いいえ、これは淡々と物事を説明しているから、つまらなく感じてしまうんです。

セリフはキャラクターが話す言葉なので、キャラクターの感情とともに表現することで、つまらなさを回避できます。

例えば?
らおん
これはすき焼き定食!

ではなくて

らおん
なんて美味しそうなご飯!

と、キャラクターが感じたことを言わせます。

すき焼き定食は絵(画)があるから言わなくても伝わりますよ。

なるほど!

説明セリフのほかにもやってはいけないセリフの書き方があります。

本記事では、漫画やシナリオでやってはいけないセリフの書き方を8パターン。さらにどう変えれば面白くなるのかも紹介していきます。

これを読んでダメなセリフから抜け出してくださいね。

面白くなるセリフの書き方はこちら
【漫画・シナリオ】セリフのやり取りを面白くする5つの方法

漫画やシナリオでやってはいけないセリフの書き方7パターン!

漫画やシナリオでのセリフの書き方。ダメな例を7パターン紹介していきます。

1.説明セリフ

説明セリフとは、キャラクターがどう感じたのかや、 場の状況、行動する理由を説明しているセリフです。

例えば下記の例。

雨が降って来たな、傘でもさそう

これだとセリフとして退屈です。

こう変えてみよう!
雨が降ってくる描写のあとに、傘をさすだけでOK。
それだけで読者に伝わるのでセリフは不要。

もう一例。

日曜のテーマパークは人が多いんだね
こう変えてみよう!
これも人混みが多い描写をすることでOK。
「さすが日曜日~」くらいのセリフはあってもいい。

説明セリフは、キャラクターの感情がこもっていないので読んでいて退屈になります。

漫画の場合なら絵で表現できることがほとんどです。脚本やシナリオならト書きで十分ですね。

2.過剰セリフ

言わなくても伝わることをセリフにしてしまうのが、過剰セリフです。

以下、例。

お菓子です、どうぞ
こう変えてみよう!
お菓子を差し出すシーンなら「どうぞ」だけでも伝わる。

また、キャラクターの感情を乗せたほうが読んで楽しくなります。

感情に焦点をあてるのなら、

おいしいおいしいお菓子だよー!

でもOK。キャラの感情が伝わるので退屈しませんよ。

3.過少セリフ

過少セリフとは、リアクションがないためにうまく伝わらないセリフです。

例として読者には「本当はA君のことが好きだ」と伝えたい、とします。

A君のこと好きなんでしょ?

違うよー

これだと、ただ否定したセリフになってしまいますね。

でも読者には、本当はA君のことが好きなんだと伝えたい。

こう変えてみよう!
A君のこと好きなんでしょ?

………(モジモジ)

違うよー

と照れながら言うことで、A君が好きなことが伝わります。

モジモジと照れる、というリアクションをすることで、うまく伝わるセリフになりましたね。

過少セリフは文字通り、キャラのリアクションが少ないゆえに、違った解釈を読者にさせてしまいます。

これを解決するにはキャラのリアクションを足し、狙った解釈の仕方にもっていきましょう。

4.長セリフ

長セリフとは、作品の世界観や、設定を説明するために長くなってしまうセリフです。

長セリフはよくやってしまう失敗です。以下が例。

ここは無法者が住む地区だ。
ここでは盗み、暴行、なんでもOKさ。
私はここに住んで10年になる。
この地区のことはすべて知っている。
この地区で生き残るにはコツがいるのさ。
そのコツとは……

んーーー長い!!こんなセリフ誰も読まないですよね。

こう変えてみよう!
世界観や設定を読者に説明するときは、セリフではなくエピソードで伝える。

作品の世界観や設定を伝えることは大切です。

でもそれをすべてセリフで説明するのは、読者に読む負担(ドラマ・映画なら聞く負担)がかかります。

セリフで説明するのではなく、小さなエピソードとして見せるのがコツ

上記の例でいえば、キャラが盗みや暴行をいたるところで見るシーンを入れる。など。

読者はセリフを読みたいのではなく、エピソードが見たいんですよ。

5.英会話セリフ

英会話セリフとは、決まっている答えをただ引き出すためだけのセリフです。

以下が例。

この犬は噛みますか?
はい、噛みますよ

キャラの感情もなく、読んでいてつまらないですよね。感情を乗せるだけで印象が変わります。

こう変えてみよう!

わぁ!かわいいワンちゃん!
噛むから気をつけてね~

ご丁寧に「噛みますか?」と聞かなくても、この犬が噛むのを伝えることはできます。

6.無感情セリフ

無感情政府とは、キャラの感情がこもっていないセリフです。

例えば、好きな人や憧れている人に対してあいさつするとしましょう。

お疲れさまです

これでは読者にキャラの感情を伝えることはできませんよね。

誰が相手でも通用するあいさつです。

こう変えてみよう!

お、おおお疲れっ!

ドキドキしたり、相手を意識したあいさつになります。

これだとあいさつした相手が「特別」だということが伝わりますよね。

反対に嫌いな相手だと、

したーっ

とぶっきらぼうに言ったり、またはあいさつ自体を言わなかったり。

職場のシーンでは無感情でもアリですが、モブキャラ以外には感情を込めるようにしましょう。

7.分裂セリフ

分裂セリフとは、内容を詰め込みすぎて、結局なにを言いたいのかわからないセリフです。

以下が例。

大変!お母さんが倒れたの!
お父さんは仕事で遅くなるし
私はいま地方にいてて…
ねぇ、今から空いてない?

もうなんのこっちゃ…。

テンパってる状態を伝えたならこれでもOKですが、基本的には読者に伝える内容は1つにしぼりましょう。

こう変えてみよう!

大変!お母さんが倒れたの!

病院に行かなくちゃいけないけど 今離れたとこにいてて…

お父さんも仕事で遅くなるみたいだし

ねぇ!今から病院行けない?

これでも少しごちゃついてますが、相手のリアクションをはさむと違和感なく読めるようになります。

漫画やシナリオでやってはいけないセリフの書き方7パターン!:まとめ

今回挙げたダメなセリフに共通することは、

  • キャラクターの感情が出ていない
  • セリフだけでストーリーを説明、進めようとしている

です。

セリフはキャラクターの感情から発せられる言葉なので、それがないセリフは退屈になります。

ただの文章ですからね。

そして、絵やエピソードで説明できることはセリフにしない。というのも大事です。

読者はセリフを読みたいのではなくて、ストーリーを読みたいと思っています。

らおん
『読ます』のではなく『魅せる』んです!

魅せるためにはセリフが主体になってはいけません。キャラクターを主体にしましょう。

セリフをただの文章にしないように気をつけてくださいね。

セリフのやり取りを面白くする方法について、以下の記事で紹介しているのでこちらもあわせてご覧ください。

セリフのやり取りを面白くする方法をみる

【漫画・シナリオ】セリフのやり取りを面白くする5つの方法

漫画の描き方と必須テクニックをまとめた記事は下記をご覧ください。

漫画の描き方とテクニックをみる

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