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ファンタジー作品の衣裳って描くのが難しいですよね。現代モノと違って創作する部分が多いので、参考資料なしに描くのは大変です。
わたしも創作マンガを描いて10年以上経ちますが、ファンタジー作品の割合が多め。ファンタジーに関する資料たくさんを読んできました。
その中で厳選して5冊紹介します。
ちなみにファンタジー衣裳や背景、世界観などの資料をまとめた記事もあります。ご興味ある方は下記のリンクからご覧ください。
すぐに役立つおすすめのファンタジー資料本12選!【服装・背景・世界観】クリックできる目次
ファンタジー衣裳の描き方におすすめの本5冊
現代とは違うキャラクターの衣裳・服装。想像だけで描くには限界がありますよね。
ファンタジーにジャンルをしぼり、厳選したおすすめの本をご紹介します。
それでは紹介していきます。
ファンタジー衣裳の描き方
本書「ファンタジー衣裳の描き方」は完全なファンタジーとはいえなくても、どこかファンタジー要素を含んでいる作品の衣裳に適した本です。ひとえにファンタジーといっても、そのファンタジー度合いや方向性は作品によって違いますよね。
- 現代をモチーフにしたファンタジー
- ファンタジーをベースに現代の要素をもってくる
- スペースファンタジー(SF)
- ダークファンタジー
- メルヘンなファンタジー
キャラの衣裳は作品とマッチするために、その世界観にあった衣裳をデザインにします。
しかし本書「ファンタジー衣裳の描き方」は、どのファンタジー度合いにも、方向性にもあわせることができます。
さらに
- 西洋
- 東洋
- 現代
- 王道ファンタジー系
など幅広く網羅しています。
そして現代ファッションをベースにファンタジー衣裳へアレンジする方法も解説しているので、あなたがつくる作品の世界観にあった衣裳・服装を描くことができます。
ファンタジー衣裳をゼロベースから考えるのは大変ですが、身近なファッションからヒントを得ると描きやすくなりますよ。
ファンタジー作品を主に描く方には特におすすめです。
メルヘンファンタジーな女の子のキャラデザ&作画テクニック
本書「メルヘンファンタジーな女の子のキャラデザ&作画テクニック」はメルヘンで可愛い世界観のファンタジーを描くのに向いています。
衣裳を考えるモチーフとなるのは
- スイーツ
- 童話
- お花
- 空
などです。それぞれのイメージからキャラクターの衣裳、服装をデザインする解説がされています。
そして本書はキャラクター衣裳だけでなく、その世界観をいろどる小物や背景、カラーの選択などの解説もあります。
可愛い世界観のファンタジーを描きたい方におすすめです。
ファンタジー・マトリックス
本書「4ファンタジーマトリックス」は、これぞ王道ファンタジー!といった衣裳の描き方が載っています。
漫画やゲームでよく見かけるファンタジー職業
- 騎士
- 魔術師
- 吟遊詩人
などの衣裳のデザイン。そして乗り物や食べ物などのアイテム。ファンタジーの基礎知識なども掲載しています。
魔法がバンバンでてくるようなファンタジーを描きたい方におすすめです。
コスチューム・マトリックス
本書「コスチューム・マトリックス」はファンタジー要素がある作品におすすめです。
完全なファンタジーでもいけますが、ベースは現代系でファンタジー要素があるような作品に適しています。
それゆえ、ファンタジー度合いは軽め。衣裳の描き方も
- 制服×動物
- カジュアル×ゴス・礼服
- 和服×メカ
- 民族衣裳×四季
といった「ベース×モチーフ」の組み合わせで、150種以上のオリジナルコスチュームが掲載されています。
本書から衣裳デザインをするコツを学べば、それをあなたの作品に活かすこともできますよ。
「ファンタジー・マトリックス」ほどファンタジー感がいらない方は、こちらがおすすめ。
ベースとモチーフのかけ合わせる量が多いので、あなたの表現したい衣裳がきっと見つかりますよ。
ゲームシナリオのためのファンタジー衣装事典
本書「ゲームシナリオのためのファンタジー衣装事典」は衣裳の描き方ではなくて、衣裳の構造や知識などが記載されています。
描き方は載っていませんが、絵を描くためには構造の理解は欠かせませんよね。
といっても、内容が近代ヨーロッパと日本なので、使いどころが難しいかもしれません。
ヨーロッパや日本の歴史をベースにした作品におすすめ。また小説・シナリオなどの文章を書く方も参考になる内容です。
魅力を引き出す服の描き方【おまけ】
ファンタジー衣裳の描き方の資料をご紹介してきましたが
キャラクターの服装をデザインしても、それをうまく描けなければもったいないですよね。
もっと服装をうまく描きたい方におすすめの本をご紹介します。
デジタルツールで描く! 魅力を引き出す女の子の服の描き方
本書「デジタルツールで描く! 魅力を引き出す女の子の服の描き方」はファンタジー衣裳の描き方ではないですが、服装を描くときに参考になる本です。
たとえば
- マキシワンピ
- ネルシャツ腰巻
- デニムスカート
など、コーデしてある服に、アウトラインやシワのできかたなどの服の描き方が、数多く収録されています。そして服装も
- ガーリー
- カジュアル
- エレガント
- ゴシック
など幅広く網羅。さまざまなファッションスタイルや、その仕組みを知ることができます。
衣裳や服装を描くのが苦手な方は、こちらの本を参考にするのも勉強になりますよ。
これだけでOK!ファンタジー衣裳の描き方におすすめの本5冊【厳選】:まとめ
ファンタジーといっても、王道系やメルヘン系、少しその要素が入ったもの、など多種多様ですよね。
本記事では、いろんなファンタジー度合いに適応できるおすすめの本をご紹介しました。
どれも資料として役に立つ本ばかりなので、気になる本があればチェックしてみてくださいね。