本記事のリンクには広告も含まれます
初心者だけど、デジタルでイラストや漫画を描きたい。
でもどのパソコンを選んだらいいのかわからない…。
デジタルで絵を描くにはパソコンのスペックは大切です。
デジタルではペイントソフトを使って絵を描きますが、パソコンのスペック、すなわち処理能力が高い方が、ストレスなく快適に絵を描けます。
ではどのくらいスペックが高ければいいのか。それを一般のパソコンでたくさんの項目の中から確認するのは大変です。
クリエイターPCは絵や動画を作るのに特化したパソコンです。
つまりデジタルでイラスト・漫画・動画などを作ることを想定して作られています。
そのためパソコンを買うときに気になるスペック問題もクリア。
創作に特化しているので通常のPCより低価格。
創作するならクリエイターPCが間違いなくおすすめです。
というわけで本記事では、イラスト・漫画制作に必要なPCスペックとおすすめのパソコンを紹介していきます。
クリックできる目次
デジタルイラスト・漫画を描くパソコンの選び方
デジタルでイラスト・漫画を描くパソコンの選び方は、以下の2点を考慮するのがおすすめです。
詳しく見ていきましょう。
必要スペック
パソコンで欲しい最低限のスペックは、使用するペイントソフトの動作環境を満たすもの。
本記事では、最もスタンダードなペイントソフト「CLIP STUDIO PAINT」を基準にします。
通称クリスタですね!
クリスタの動作環境は以下。
クリスタ動作環境 | |
---|---|
OS | Windows 64bit Windows10/Windows8.1 |
CPU | SSE2対応Intel AMD製CPU OpenGL2.1対応CPU |
ストレージ | ストレージ 3GB以上の空き容量 |
メモリ | 2GB以上必須、8GB以上推奨 |
最新のパソコンなら上記を満たしています。
ストレージも1TB以上がほとんど!
ただしパソコンはクリスタ以外でも使いますよね。
ネットや動画、音楽、たくさんの作画データなどを保存することもあると思います。
それを考慮して快適にパソコンを使える、最低限欲しいスペックは以下です。
必要スペック | |
---|---|
CPU | Intel i7(SSE4.2) |
ストレージ | SSD240~400GB以上 1TB以上 |
メモリ | 16GB以上 |
PCの種類
PCの種類は主に、
があり、使う用途によって選択するPCが決まります。
デスクトップPC
デジタルでイラスト・漫画を描くなら、断然デスクトップPCがおすすめです。
モニターも大サイズのものを選べ、ペンタブとキーボードの配置も自由にカスタマイズできるのがメリット。
持ち運びこそできないものの、自宅でガッツリ創作するなら、デスクトップPCなら間違いありません。
ノートPC
ノートPCの最大のメリットは持ち運びできること。
つまりこの利点を活かす使い方をする人におすすめです。
デジタルイラスト・漫画を描くのにおすすめのパソコン
デジタルイラスト・漫画におすすめのパソコンは、クリエイターPCです。
クリエイターPCには、
- デスクトップPC
- ノートPC
の2つがあります。
またデジタル制作には、ペンタブやペイントソフトなどの機器やツールも必要。
それらが揃ったセットモデルもあるので、1つずつ詳しく紹介していきます。
全てが揃ったセットモデル
マウスコンピューターから販売されている、デジタルでイラスト・漫画を描くセットモデルです。
デジタル制作には主に3つの道具が必要。それが、
- パソコン
- ペンタブレット
- ペイントソフト
上記がセットになっているので、すぐにデジタルで絵を描くことができます。
セットの内容は、
- デスクトップPC(DAIV A5)
- 液タブ(Wacom One13)
- ペイントソフト(クリスタPro)
クリエイター必須の機器とソフトが揃っています。
それではセット内容を詳しく紹介していきます。
デスクトップPC(DAIV A5)
セットのデスクトップPCはクリエイターのために作られたパソコンです。
スペックは以下。
DAIV A5スペック | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット Proにアップグレード可能 |
CPU | AMD Ryzen™ 7 3700X プロセッサー 8コア/16スレッド |
グラフィックス | GeForce® GTX 1650 SUPER™ |
ストレージ | M.2SSD 256GB(NVMe対応) 1TB |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
光学ドライブ | – |
ディスプレイ インターフェイス |
DisplayPort×1 HDMI×1 DVI-D×1 |
USBポート | 3.0(8個) / 3.1(2個) |
本体サイズ 幅×奥行×高さ |
190×490×490mm |
重さ | 約10.1kg |
下記の、最低限欲しいスペックの要件をすべて満たしています。
必要スペック | |
---|---|
CPU | Intel i7(SSE4.2) |
ストレージ | SSD240~400GB以上 1TB以上 |
メモリ | 16GB以上 |
またクリエイターのために作られたPCのため、創作に特化した性能をもっているのも特長です。
デスクトップPCのため標準ではモニターはついていませんが、オプションでつけることもできます。
また、セットの液タブをモニター代わりに使うこともできます。
液タブ(Wacom One13)
ペンタブのトップメーカーWacomの液タブ。
13インチとノートPCくらいの大きさなので、扱いやすいサイズです。
Wacom One13の性能は下記。
本体サイズ(横×縦) | 厚さ | 重さ | 筆圧レベル | 応答速度 | 最大読み取り高さ | 色域カバー率 | 最大表示色 | 最大解像度 | 視野角 | 傾き検知 | ファンクションキー | スマホ対応 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
「Wacom One13」 |
357×225mm | 14.6mm | 1kg | 4096 | 26ms | 8mm | 72%(NTCS) | 1677万色 | 1920×1080 | 170° | ±60° | 無 | 可 |
筆圧を4096段階で感知するので、線の強弱や入り抜きもしっかり表現できます。
WacomOne13を開封レビュー!Androidでも使える優れた液タブペイントソフト(クリスタPro)
プロ・アマ問わず多くのクリエイターが使用しているペイントソフトです。
充実した機能がたくさんあり、Webや書籍など多くの媒体でテクニックを学べます。
そしてクリスタには2種類、
- Pro=イラスト用
- EX=マンガ用
がありますが、セット内容はPro(イラスト用)です。
Proはイラスト用とはいえ、最低限の漫画を描く機能はついているので、漫画もこれでOKです。
EX(マンガ用)は、漫画を描くために、効率のよい機能が充実していイメージ。
セット内容のクリスタProは1年ライセンスなので、そこだけ注意が必要です。
デスクトップパソコン
デジタル制作するなら、クリエイターのために作られたパソコンがおすすめです。
マウスコンピューターならあなたの創作用途によって、欲しいスペックをカスタマイズできます。
マウスコンピューター
デスクトップPCの高いパフォーマンスを誇り、高解像度を実現したクリエイターのためのパソコン「DAIV A5」です。
さらに動作も軽くて安定しているため、デジタルで絵を描くには最適。
注文時にカスタマイズできるため、プロや仕事用としてバリバリ使う方は、アップグレードしてさらに高スペックにできます。
DAIV A5の標準スペックは以下です。
DAIV A5スペック | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット Proにアップグレード可能 |
CPU | AMD Ryzen™ 7 3700X プロセッサー 8コア/16スレッド |
グラフィックス | GeForce® GTX 1650 SUPER™ |
ストレージ | M.2SSD 256GB(NVMe対応) 1TB |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
光学ドライブ | オプションで追加可能 |
ディスプレイ インターフェイス |
DisplayPort×1 HDMI×1 DVI-D×1 |
USBポート | 3.0(8個) / 3.1(2個) |
本体サイズ 幅×奥行×高さ |
190×490×490mm |
重さ | 約10.1kg |
ノートパソコン
持ち運びに便利なノートパソコン。
創作活動に耐えうるパフォーマンスとスペックが欲しいなら、マウスコンピューターのクリエイター向けノートパソコンがおすすめです。
マウスコンピューター
クリエイター向けノートPC「DAIV 5P」。
快適な操作感と薄型デザインで、持ち運びしやすく扱いやすいモデルです。
さらに長時間バッテリーで携帯性も抜群。
外出先でイラスト制作するのに最適なノートPCです。
DAIV 5Pのスペックは以下。
DAIV 5Pスペック | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット Proにアップグレード可能 |
CPU | インテル® Core™ i7-10750H プロセッサー 6コア/12スレッド |
グラフィックス | GeForce® GTX 1650 インテル® UHD グラフィックス |
ストレージ | M.2 SSD=512GB (NVMe対応) |
メモリ | 16GB(16GB×1) |
光学ドライブ | オプションで追加可能 |
ディスプレイ インターフェイス |
HDMI×1 |
USBポート | 2.0(1個) / 3.0(3個) |
カードリーダー | microSDメモリーカード |
動作時間 | 約18.5時間 |
本体サイズ 幅×奥行×高さ |
356×233×17.9mm |
重さ | 約1.53kg |
15.6型液晶ディスプレイで、起動時、顔認証に対応しています。
インターフェイスも、HDMI、USB、カードリーダーなど最低限のものは搭載されています。
ノートパソコンでガッツリ絵を描きたいなら、これがおすすめです。
デジタルイラスト・漫画におすすめ!マウスコンピューターの購入方法
マウスコンピューターのクリエイターPCは、注文時にカスタマイズできる関係から、購入が少し特殊です。
といっても購入自体は簡単で、様々なオプションを選択していくだけです。
まずは「カスタマイズ・お見積り」をタップし、購入画面へ移動します。
液タブ、クリスタ、パソコンのセットモデルは、少し下にスクロールした箇所にあります。
購入画面へ移動したら、必要な項目をチェックしていきます。
性能自体は標準のままで問題ありません。
付属品や追加したいメモリなどがあれば、それを選択していきます。
特に周辺機器は標準ではついていないので、必ず確認するようにしてください。
- キーボード
- マウス
- ディスプレイ
- スピーカー
- カードリーダー
- 光学ドライブ
上記は標準では付属しないため、必要なら選択します。
マウスやキーボードは無線がおすすめ。液タブもケーブル本数が多いため、極力なくしたほうが作業環境がスッキリします。
今回がデスクトップPCの買い替えなら、ディスプレイやマウスは使いまわせますね。
液タブをお持ちでないなら、下記のワコム製品を選べます。
すべての項目を確認したら、画面下部にある「カート内容の確認に進む」をタップします。
注文内容を確認し、お届け先や支払い方法などを入力していきます。
入力内容の確認をし、確定すると注文は終了です。
なお、パソコンとディスプレイを注文すると、配送は別々なのでそこだけ注意してくださいね。
デジタルイラスト・漫画を描くのにおすすめのパソコンまとめ
イラスト・漫画のデジタル制作におすすめのパソコンは「マウスコンピューター」。
クリエイター向けに作られた高いパフォーマンスを高スペックなので、動作も軽く快適なのが特長です。
またデジタル制作にはパソコンの他に、
- ペンタブレット
- ペイントソフト
が必要。
マウスコンピューターには上記すべてが揃ったセットモデルもあります。
必要にあわせて選んでくださいね。
デジタル漫画・イラストに必要な道具のまとめは、以下の記事をご覧ください。
【厳選!】デジタル漫画に必要な道具をご紹介!最適な作業環境を手に入れよう!