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評価:4
神絵師さんのイラストではごく当たり前に表現されているエフェクト。実際に描こうとしても、うまくできずに断念してしまいますよね。
「デジタルイラストのエフェクト描き方事典」です。本書はエフェクトの基礎から、動き、演出まで解説。
さらにデジタルイラスト本でよくある、合成モードや使用ブラシがカットされることなくしっかり記載されています。
それならエフェクトを描いたことない私でもできるね♪
これを機に絵のクオリティをあげよう!
とはいえ、もちろんデジ絵をはじめたての人には難しいところもあります。あるていど絵が描けて、デジタルツールの使い方がわかっている人向けです。
- エフェクトの描き方がわからない人
- イラストの魅力をさらに向上したい人
- デジタルツールで絵を描いている人
本書はクリスタ向けの本です。対応ソフトをもっているか事前にご確認ください。
というわけで、本記事では「デジタルイラストのエフェクト描き方事典」について書いていきます。
クリックできる目次
デジタルイラストのエフェクト描き方事典の内容
「デジタルイラストのエフェクト描き方事典」の内容を本書の目次に沿って紹介していきます。
目次は以下のとおり。
大きなパートは3つですが、その中でさらに細かく項目分けされています。
「エフェクトの描き方」パートでは、
- 火
- 煙
- 水
- 雪
- 風
- 雷
- 光
- バトル
- 魔法
- 自然
- 夜空
とイラストでよく使われるエフェクトの描き方が載っています。
「仕上げのエフェクトテクニック」でも、ざまざまな演出方法について書かれています。
それでは各パートの内容をそれぞれ見ていきましょう!
エフェクトの基本
エフェクトの基本で書かれている内容は、
- エフェクトの種類
- エフェクトの動き
- 仕上げの種類
- よく使う機能
について要約して載っています。
イラストを描いていて、
と思ったらその効果について、詳細に書かれているページへ案内してくれる役割を果たしてくれます。
エフェクトの描き方
「エフェクトの描き方」パートでは、エフェクトを描くための手順を詳しく解説しています。
エフェクトの種類は、
- 火
- 煙
- 水
- 雪
- 風
- 雷
- 光
- バトル
- 魔法
- 自然
- 夜空
と、たくさんありますが「火」の項目だけでも、
- 炎
- 猛火
- 火の玉
とバリエーションにとんでいます。
たくさんある中で参考になりそうな部分を抜粋して紹介します。
仕上げのエフェクトテクニック
「仕上げのエフェクトテクニック」のパートでは、
- ライティングテクニック
- 色味の調整テクニック
- 人物の強調テクニック
などの光、色、人物をよりよくするためのテクニックと、
- 木漏れ日の演出
- 夕日の演出
- 夜景の演出
- 暗闇の演出
- 輝きの演出
- SFの演出
- ステージの演出
- 瞳の演出
- 炎をまとう演出
とイラストでよく見られる効果的な演出方法について解説してます。
いくつかランダムにピックアップして紹介します。
おぉ!これができるとイラストのクオリティがあがるね!
そうだね!演出は知っておきたいテクニックだね!
デジタルイラストのエフェクト描き方事典のレビュー
デジタルイラストのエフェクト描き方事典は、いろんなエフェクトの描き方が載っているのでとても参考になる本です。
エフェクトの種類で「炎」「放電」など項目わけされていますが、正直それ以外の効果としても使える印象。
応用がきき、頭でイメージするエフェクトの引き出しも増えます。
なのでイラストを描くときも、エフェクト効果ありの構図や構成を考えられるようになると思います。
1つ1つのエフェクトを解説していますが、練習して習得すれば、それらのエフェクトを組み合わせたりもできそうです。
デジタルイラストのエフェクト描き方事典のレビューまとめ
デジタルイラストのエフェクト描き方事典のレビューでした。
イラストの仕上げのテクニックを知るだけでも、今より完成度の高い絵になりますし、エフェクトだけでなく演出も加えることでさらに磨きがかかります。
まったくのデジ絵初心者にはおすすめしませんが、あるていど描き慣れていて、さらに絵のクオリティを上げたい人にはおすすめです。