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漫画や小説など、創作物はキャラクターが大事だといわれますよね。
特に漫画ではキャラの人気投票はあっても、ストーリー(○○編のような)の人気投票はありません。
友達と話すときも、多少ストーリーの良さを語れど、たいていはキャラの話。
つまりそれくらい、キャラクターを作るのは大切。
でもどうやってキャラクターを作ればいいのでしょうか。
ストーリーに作り方の理論があるように、キャラクターのつくり方にもレシピのような理論があります。
本記事ではそんなキャラクターのつくり方が学べる、超おすすすめの本を5冊紹介します。
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キャラクターの作り方でおすすめの本5選
紹介する本はどれも違ったアプローチで、キャラクターのつくり方を解説してます。
すべて読むことでキャラクター作りに幅がでますが、まずは1冊手に取ってみましょう。
読者を魅了するキャラクターの作り方
本書はキャラクターのつくり方を3つのパートに分けて解説しています。
- 性格
- 設定
- 活かし方
キャラクターの性格は、セリフや行動に表れます。
これが大事なポイントなわけですが、それだけでなく、その性格ゆえの言動の作り方まで解説。
ストーリーを動かす基盤ができます。
そのほかの設定や活かし方も参考になります。
そしてキャラクターの活かし方。
キャラの性格や設定を丹念に作り上げても、それがストーリーに活かせないのであれば意味がありませんよね。
本書では、作り上げたキャラクターをどうストーリーに活かすのか、最大の山場、クライマックスの作り方さえも解説しています。
キャラクター作りの基本が抑えられると同時に、深みも出せる。
さらにストーリーにも活かせる、初心者におすすめの本です。
キャラクターからつくる物語創作再入門
ストーリーを絡めたキャラクター創作術の本です。
本書で用いるのは「キャラクターアーク」。
キャラクターアークとは「人物がたどる変化の軌跡」のことです。
ストーリーとはキャラクターが、物語の始めと終わりで変化するものです。
変化していないと物語る意味がない。成長していないと意味がありません。
また成長していく過程には、様々な葛藤や出来事があります。
このキャラクターが変化していく作りを、三幕構成というストーリー理論に乗っけて解説されています。
ストーリー上のどのポイントで、キャラクターが何を感じ、どう変化していくのか。
ストーリーとキャラクターは切っても切り離せないものですが、正直この1冊で両方作れるようになる魔法のような本です。
ストーリーに深みを出したい。キャラクターの成長する話が描きたい人におすすめ。
性格類語辞典シリーズ
キャラクターの属性や設定から、性格・行動、セリフ、その性格ゆえに起こるシナリオが作れる本です。
例えば「世話好き」という性格をもったキャラクターを作る場合、それに付属する内容は以下となります。
- その性格になった原因(バックストーリー)
- その性格ゆえの行動や態度
- 言いそうなセリフ
- ポジティブな面
- ネガティブな面
- 対立する性格
- 試されるストーリー
1つの性格でこれだけ掘り下げられています。
本書は「ポジティブ編」と「ネガティブ編」の対になっており、2冊あわせると約200もの性格が収録されています。
キャラづくりで面倒くさい性格や設定、どんな行動をとるか、などが一発で決められます。
性格を決めることに関してはもはや敵なしです。
キャラクターを作るのが苦手。細かな設定が決められない。そんな人におすすめです。
またキャラクターのつくり方系の本では、珍しいタイプの本。
それゆえに1冊もっておくと、とても重宝します。
記憶に残るキャラクターの作り方
キャラクター作りのノウハウがすべて載っているかのような本です。
特にキャラクターに深みを出すための方法は、読者に感情移入させるために必要だと感じます。
例えば「キャラクターの心理」や「バックストーリー」など。
キャラクターを深堀りするために、バックストーリー(過去の経験や生い立ち)を描いたほうがよい。
とされますが、どんなものがどれくらい必要かも書かれています。
さらに主人公だけでなく、サブキャラなどの立ち位置・活かし方も解説。
ストーリーに必要なキャラクターを、すべて作れる構成となっています。
本書は、キャラが薄い・個性的なキャラが作れない人におすすめです。
この方法論を身につければ、良いストーリーが浮かんだときに、どんなキャラにすればいいのか?が解決します。
物語工学論 キャラクターのつくり方
「塔の中の姫君」「造物主を滅ぼす者」などキャラの属性について書かれている本です。
記載のパターンは全部で7つ。
思いついた世界観があるなら、それに当てはめてキャラクターが作れるようになっています。
例えば「塔の中の姫君」。
これは実際の「塔」でなくても、何かに囚われているキャラクターです。
- 心理的
- 社会的
- 象徴的
シンデレラのように社会的に囚われているのもこれに当てはまります。
現代でいうと会社に飼われている、というのも社会的に囚われている。
こうしたキャラクターのパターンを7つ解説されているのが本書です。
キャラクターの設定を決めるのが苦手、もしくは設定を作り込みたい人におすすめです。
現在は電子書籍のみ販売。中古だと紙もあります。
キャラクターの作り方でおすすめの本まとめ
キャラクターの作り方でおすすめの本を5冊紹介しました。
キャラクターの内面に迫るものや、ストーリーと絡めるもの、様々です。
作り方は1つではありません。いくつか試してみて、あなたに合ったキャラクターの作り方を身につけてもらえればと思います。
キャラクターは性格・設定・活かし方で魅力的になる!詳しくはこちら。
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