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デジタルで絵を描くときにパソコンは必須。でもパソコンまで揃えると出費がかさむ…。
パソコンもってないけど、どうしてもデジタルで絵が描きたい!ですよね。
スマホをパソコンの代わりにすることで使えるペンタブがあるんです。
ちなみにペンタブには、
の2種類があります。違いは下記のとおり。
【板タブ】
PCモニターを見ながら手元のペンタブに絵を描いていくタイプ
【液タブ】
液晶モニターを見ながら直接絵を描いていくタイプ
という方は下記の記事を参考にしてくださいね。
パソコン不要で使える液タブのおすすめ9選!パソコン不要の液タブはメチャクチャ高いので、1万円以内で手に入る板タブがおすすめです。
というわけで本記事では、パソコン不要のおすすめの板タブ(ペンタブ)をご紹介します。
クリックできる目次
スマホで使うペンタブの注意点
スマホで使えるペンタブの紹介をする前に、まずは注意点をお伝えします。
iPhoneユーザーの方
残念ながらパソコン不要のペンタブはiPhoneでは使えません。
でも安心してください。ペイントソフトで有名なCLIP STUDIO PAINT(通称クリスタ)から、iPhone版がリリースされました。
このiPhone版はペンタブなしで絵を描けます。
ただし指では絵を描きにくいので、タッチペンがあると便利ですよ。
クリスタのiPhone版はペンタブいらず!フル機能を毎日無料で使える!そう、iPhoneだと画面が小さいので絵を描きにくい!と思われる方もいるかもしれません。
それならiPadも検討してみてはいかがでしょうか。
iPadだと絵を描く以外にも、ゲームやSNS、たくさんのアプリでいろんな使い方ができます。
スマホより大きい画面で絵が描けるのもポイントが高いですね。
もちろんペイントソフト利用率NO.1のCLIP STUDIO PAINTも使えます。
Androidユーザーの方
Androidユーザーの注意点は2つです。
- CLIP STUDIO PAINTは使えない
- 接続用のOTGアダプタが必要
ペイントソフトとして有名なCLIP STUDIO PAINT(通称クリスタ)はAndroid対応していないので、使うことができません。
スマホで使えるペンタブも、元はパソコン用なのでパソコンでも使用可能です。
ただしスマホとペンタブを接続するにはOTGアダプタが必要。
ワコム以外の海外メーカーは、基本OTGアダプタがセットで入っているので安心です。
それでは次項より各ペンタブメーカーから厳選して1つずつ、スマホで使えるペンタブを紹介してきます。
スマホで使えるおすすめのペンタブ3選
本記事でおすすめするパソコン不要のペンタブはこちら!
【XPPen】Star G640s
XPPenから販売されているパソコン不要のペンタブです。
通販サイトAmazonでも高評価。ユーザー満足度が高い商品にだけ選ばれる「Amazon’s Choice」 でもあります。
Star G640sの性能 | |
---|---|
本体サイズ | 259×160mm |
厚さ | 9mm |
筆圧レベル | 8192 |
反応速度 | 266PPS |
カスタマイズキー PC時のみ使用可能 |
6つ |
その他の特長はこちら。
- 両利き対応
- バッテリー充電不要のペン
- PC接続でも使用可能
- 20本の替芯つき
筆圧レベルが8192と最高レベル。そのため描き味はなめらか、線の強弱もつけやすいです。
さらにパソコンでの接続もできるので、あとからパソコンで使いたい!となっても、新たにペンタブを買い直す必要がありません。
しかも替芯が20本もついてきます。替芯は消耗品ですが、これだけあれば買い足す心配もないですね。
肝心のペイントソフトですが、XPPen開発のアプリがあるのでそちらも心配いりません。
- Android 6.0以降に対応
- Windows7以降に対応
- Mac OS10.10以降に対応
【Huion】HS610
Huionから販売されているパソコン不要のペンタブ。
ロープライスの液タブで世界シェアNO.1のブランドです。
HS610の性能 | |
---|---|
本体サイズ | 350×211.8mm |
厚さ | 8mm |
筆圧レベル | 8192 |
反応速度 | 233PPS |
カスタマイズキー PC時のみ使用可能 |
28 |
その他の特長はこちら。
- 両利き対応
- バッテリー充電不要のペン
- PC接続でも使用可能
- 傾き検知機能あり
本製品「HS610」も筆圧レベル8192と最高レベル。反応速度もいいので描き味は心配いりません。
さらに、
- ショートカットキー:12個
- ファンクションキー:16個
と合計28個の機能を設定でき、パソコン時の作業効率化をはかれます。
もしパソコンでも使う想定がある方は、作業の効率化をはかれるこちらの製品がおすすめです。
- Android 6.0以降に対応
- Windows7以降に対応
- Mac OS10.12以降に対応
【Wacom】 Wacom Intuos
世界シェア8割以上を誇るWacomから販売されているペンタブです。
この「Wacom Intuos」は元々、パソコンに接続して使うタイプのペンタブ。
そこをOTGアダプタを使うことによってスマホでも利用可能になりました。
Wacom Intuosの性能 | |
---|---|
本体サイズ | 200×160mm |
厚さ | 8.8mm |
筆圧レベル | 4096 |
反応速度 | 133PPS |
カスタマイズキー PC時のみ使用可能 |
4 |
その他の特長はこちら。
- 両利き対応
- バッテリー充電不要のペン
- PC接続でも使用可能
- Amazon限定特典あり
筆圧レベルが4096と前述の2製品には少し劣りますが、反応速度は約2倍速いです。
ただし元々パソコンに繋いで使うペンタブのため、スマホに接続するOTGアダプタが付属していません。
しかも、一度パソコンにペンタブを繋いでファームウェアを更新する必要があります。
パソコンをもっていない方は以下の方法で、スマホでも利用可能になります。
- 友達・知人のPCを借りる
- ワコムブランドストア新宿店で対応してもらう
- ワコムに製品を送り対応してもらう(送料負担)
友達や知人にパソコンを借りれるなら、それでOK。
できない方はワコムの実店舗(新宿店)に直接もっていくか、ワコム本社に製品を送って対応してもらうかになります。(送料はこちら負担)
なのですでにパソコンをもっていて、さらに外出用にスマホでもペンタブを使いたい方向けです。
どのOTGアダプタがお手元のAndroid端末に対応しているかは、公式サイトで確認できます。
対応端末が確認できたら、下記からAmazonのOTGアダプタページへ飛べます。
- Android 6.0以降に対応
- Windows7以降に対応
- Mac OS10.11以降に対応
スマホで使えるペンタブ3選の性能比較
パソコン不要で使えるペンタブを3つご紹介しました。
ペンタブ3製品の各性能はこちら。
性能の比較 | |||
---|---|---|---|
製品名 | Star G640s | HS610 | Wacom Intuos |
本体サイズ | 259×160mm | 350×211.8mm | 200×160mm |
厚さ | 9mm | 8mm | 8.8mm |
筆圧レベル | 8192 | 8192 | 4096 |
反応速度 | 266PPS | 233PPS | 133PPS |
カスタマイズキー PC時のみ使用可能 |
6 | 28 | 4 |
ブランド | XPPen | Huion | Wacom |
スマホがあれば大丈夫!パソコンいらずのおすすめのペンタブ3選:まとめ
スマホさえあればどこでも絵が描けるのは画期的な製品ですよね。
液タブと違い、手元を見ずスマホ画面を見て絵を描くので、多少の慣れは必要になってきます。
とはいえ値段もお手頃なのは魅力的です。
お手軽にデジタル制作した方はパソコン不要のペンタブがおすすめですよ。