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話題のTourBox Eliteをレビュー!液タブの左手デバイスとして究極の一品

tour box eliteレビュー

漫画やイラストをデジタルで描くときに使うのが液タブ。

その液タブの中にはファンクションキーやダイヤルがない製品もあります。そんなときに使うと便利なのが左手デバイス。

ショートカットやブラシサイズの変更、拡大・縮小などキーボード操作をせずに行えます。

らおん
作業効率がめっちゃ上がる!

そんなクリエイターに必須ともいえる、左手デバイスの究極形があります。それが「TourBox Elite」。

TourBox Elite本体

使うとわかるのですが他の左手デバイスと違い、キーの形がすべて違います。なのでノールックでもどのキーを押せば、どのショートカットになるのかが判断でき非常に便利。

これを使うことで絵を描く時短になります。

というわけで本記事では、究極のBluetoothコントローラー(左手デバイス)「TourBox Elite」をレビューしていきます。

紹介動画
MEMO
本記事はメーカー様に製品を提供いただき、作成しています。
この記事の著者
らおん

漫画家

らおん

raon wawaji

プロフィール

SNS(X:@raon_wawaji)やWEBで活動する漫画家。
当サイトでは、長年にわたり身につけた漫画の知識や経験、スキルを基に発信しています。またペンタブや参考書など、漫画・イラストを描く人のために詳細なレビューもしています。プロフィール詳細

TourBox Eliteの外観とサイズ

支援のリターンとして贈られてくるTourBox Eliteは、箱に丁寧に梱包されています。

TourBox Eliteの箱

まずは外観。本体の色は白と黒がありますが、こちらは黒。そして少しスケルトン。

TourBox Eliteの外観

TourBox Eliteにはつまみやボタンがたくさんあります。これに自分好みにショートカットをカスタマイズして使います。

TourBox Eliteの大きさは少年コミック2冊分くらい。

TourBox Eliteの大きさ

裏側には電池を入れる箇所があります。

TourBox Eliteの裏側に乾電池

上図はカバーを外して、付属の単3電池を入れました。接続は付属の有線、もしくはワイヤレスでできます。

厚さはつまみを入れると約4cmほど。少年コミックよりも少し暑いです。

TourBox Eliteの厚さ

サイズはそれほど大きくなく、液タブと併用して置いてもジャマにならないサイズ感。

TourBox Eliteの付属品

TourBox Eliteの付属品
  • 本体
  • 接続ケーブル
  • マニュアル(英語)
  • 単3電池2本

マニュアル(説明書)はすべて英語で書かれているため、英語が読めないとチンプンカンプン。

TourBox Eliteのマニュアル

説明書は多言語(英語・中国語・日本語など)ごとに記載があれば親切だったかな、と思いました。

設定や使い方は後述しているので、参考にしてください。

本体にはそれを入れる袋があって、使わないときはしっかり保管できる点はありがたいな、と感じました。

TourBox Elite本体入れる袋

TourBox Eliteのレビュー

TourBox Eliteを実際に使った使用感・操作感などをレビューしていきます。

【ガイド】読みたいところへ飛ぶ

左利きの人が使ってみる

左利きが使うtourbox

世の中の人、だいたい右利き。でも中には左利きの人もいます。まさに僕がそう。左手デバイスはたちまち右手デバイスになります。

TourBox Eliteは、そんな左利きの人にも使えるのか気になるところですよね。

らおん
結論からいうと普通に使えます!

ボタン配置などは右利き用につくられているとはいえ、使えないわけではありませんでした。

右手で使ってもすべてのボタンに指が届くので、操作感になれてしまえばマウスのよう簡単に使えます。

思えば左利きの人は、世の中の右利き用に作られた世界に慣れているはず。

例えばハサミや包丁、駅の改札や扉のドアノブの位置など。

そんな順応性の高さがあるのだから、右手でも使えるのかな?と躊躇ちゅうちょするのはもったいないな、と感じました。

使用・操作感

では左利きの人が実際に使ってみると…。

らおん
作業が……楽!!

ブラシサイズの変更、ズームイン・アウトなどが楽。時短に繋がりました。

あとは基本的なショートカット、取り消しや保存、ツールの切替えを設定していましたが、これも楽。

ただし自分で設定したショートカットの位置を、覚えてノールックで使うには少し時間が必要です。

らおん
このへんは慣れです!

十字キーのみ画面上に表示されるため、わかりやすい。表示・非表示の切替えもできます。

tourbox-elite

不透明度や大きさ、位置などの調整もでき、細かい点にまでこだわりを感じました。

使うのに慣れるとこれなしでは、もう作業できないくらい便利で楽です。

TourBox Eliteの使い方

TourBox Eliteを使うには以下の3ステップでOK。

  1. PCとTourBox Eliteを接続
  2. TourBoxコンソールをインストール
  3. ショートカットの設定

PCと接続

接続はワイヤレスと有線があります。

ワイヤレスの場合は単三電池を2本。優先の場合は付属のケーブルを使います。

ケーブル端子はUSB-TypeCで、USBメモリーの端子(TypeA)とは違うので注意が必要です。

インストールと設定

TourBox Eliteを使うには専用のソフト「TourBoxコンソール」をインストールします。

ソフトを起動し、ショートカットを割り当てます。使うときは常にソフトを起動。

らおん
液タブのドライバを使うみたいな感じ!
設定手順
TourBox Eliteコンソールをインストールする

公式サイトの「TourBox Eliteコンソールダウンロード」ページへ行き、インストールする。

ソフトを起動し、各ショートカットを割り当てる

PCと接続し、ソフトを起動します。

すると最初に画面の説明(チュートリアル)がはじまるので、それに従ってショートカットを割り当てていきます。

CLIPSTUDIOやPhotoshopなどソフトウェアによって、切り替えができます。

またTourBox Eliteの本体にあるボタンは形が違います。形が違うためショートカットを割り当てたボタンもすぐわかる仕様になっています。

好みのショートカットを各ボタンに割りあてます。

以上で設定は完了。

付属のマニュアルは英語でわかりませんでしたが、公式サイトでは日本語でしっかり使い方が載っているので安心。

TourBox Eliteはこんな人におすすめ

TourBox Eliteをおすすめする人はこんな人。

こんな人におすすめ
  • ファンクションキーのない液タブを使っている
  • キーボード操作が多い人
  • 圧倒的作業効率を求めたい人

ファンクションキーやダイヤルがない液タブ・ペンタブを使っている人は必須。世界が変わります。

カラーバリエーションも3つ。

tourboxeliteのカラーバリエーション

お使いのパソコン周辺機器の色にあわせて選べます。

TourBox Eliteレビューまとめ

TourBox Eliteのレビューでした。

左利きの人でも使え、使い方も簡単。気になってる人にはおすすめの左手デバイスでした。