【初心者】マンガの描き方&必須テクニック公開中

漫画原稿用紙の書き方がまる分かり!丁寧な解説と制作手順!

漫画原稿用紙の使い方と制作手順-アイキャッチ

マンガ描きたいけど原稿用紙の使い方がわかんないのー!

大丈夫です。はじめは誰でもわからないもんです。私もそうでしたよ。

今ではデジタルで簡単に描ける時代ですが、手描きもいいもんです。手描きで描こうとしているあなたを、私は応援したい!

いや、マンガ制作している方を全員応援したい!

 

本記事では、初めてマンガを描く人向けに、その制作手順を1つずつ丁寧に教えていきます。

原稿用紙の使い方や、描き方。必要な画材とその使い方。

これを読んだあとは、すぐにマンガを描くことができますよ。

おすすめの漫画原稿用紙とその使い方

漫画原稿用紙の使い方

漫画原稿用紙ってどれがいいの?

おすすめは「アイシー」一択です!

どうして?

主なメーカーは、「アイシー」と「デリータ」があるんですね。

 

わたしは両方使ったことがあるんですが、描きやすさや使いやすさの違いは、あまり感じられませんでした。

初めての人は漫画原稿用紙にそもそも慣れていないので、その違いを体感することはないと思います。

 

でもでも、わたしが「アイシー」をおすすめするには理由があるんです! それは…

ポイントがあるから。

アイシー製品には、ベルマークみたいに製品にポイントがついています。これをポイントパスというそうです。

アイシーのポイントパス

そのポイントをためて送れば、原稿用紙やトーンなどいろんなものに交換できます。

これは初心者や漫画家志望さんにとっては、うれしい制度ですよね。

 

わたしは、これに気づかず約10年間ずっと捨てていましたが……。。。

え!?もったいない!!

なので、おすすめの漫画原稿用紙は「アイシー」一択です。

参考 ポイントパスポート漫画画材のブランド・アイシー

 

それでは、漫画原稿用紙の使い方です。

薄いあお色で、枠線がいくつか書かれていると思いますが、すべて意味があります。

 

説明すると長くなるので、こちらの記事にわかりやすくまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

漫画原稿用紙の使い方はこちら
漫画原稿用紙の使い方-アイキャッチ漫画原稿用紙の使い方がよくわかる!そこに絵を描いちゃダメですよ!

漫画原稿用紙に下絵を描く

漫画原稿用紙に下絵を描く

ネームをもとに、漫画原稿用紙に下絵を描いていきます。ようは下描きですね。

ネームってなに?って人はこちらを参考にしてくださいね。
漫画のネームの書き方【漫画ネーム】面白いネームの書き方は何を意識すべきか?

 

下絵で使う画材はこちらです。

画材01

ここで少し、画材の説明をしますね。

定規

定規は45cm以上のものを使用します。

これは原稿用紙に、プロ・投稿用のB4サイズでは、端から端まで線が引けないからです。

なので、45cm定規を使いましょう。

シャーペンorえんぴつ

これは個人の好みによりますね。ただ硬さの話をすると、下絵はあとから消しゴムで消すので、柔らかいほうがいいです。

 

B以上がおすすめですね。柔らかいと原稿用紙に後が残りにくいです。

漫画原稿用紙に枠線を引く

枠線は、コマを割ったときの線のことです。

この線を、1コマ1コマ定規で引いていきます。

 

わたしがマンガを描くときは、はじめに全ページの枠線を引き終えてしまいます。

そうすると、あとは人物などの絵を描くだけなので、効率がいいのです。おすすめです。

MEMO
下絵の枠線は、あとで消すので筆圧弱めで、軽く引きましょう!

枠線を引いたコマに下絵を描く

枠線を引いたコマの中に、人物などの下絵を描いていきます。

下絵するのは…

  • キャラクター
  • フキダシ
  • 背景
  • 描き文字
  • 効果線

ですね。

熟練してくると、効果線とかは下絵せずにペン入れしたりします。

ですが慣れないうちは、下絵を描いた方が確実です。

 

下絵を描く順番ですが、これは人それぞれです。

わたしは、最初にキャラクターとフキダシを、全ページに描きます。

 

そして、キャラクターとフキダシのペン入れを終えてから、背景の下絵を描いていきます。

これも効率を考えてなんですが、ぶっちゃけ自分のやりやすい順でOKです。

ペンで枠線を清書する

枠線を引く

下絵が描けたら、次はペンで清書していきます。

この工程を「ペン入れ」といいます。

よく使う用語なので覚えてくださいね。

 

枠線のペン入れは、ミリペンを使うとメッチャ便利です。

ミリペンとはその名の通り、ミリ単位で線が引けるペンのことです。

 

ペン幅は、0.01mm からあるので、あなたの好きな線幅を選びましょう!

ちなみにわたしは、0.8mmを使っています。

枠線を引くときのポイント

定規は画像のようにして使いましょう。

線を引くときは、定規のエッジの部分を使います。

こうすると、インクが定規の下に入り込んで、原稿用紙を汚すことがなくなります。

 

効果線などの線を引くときも同じですよ。

エッジを使わずに線を引いたら、インクがえらいことになっちゃいます!

 

応用として、定規に1円玉を貼りつけると、インクが定規の下に入り込むリスクが限りなくゼロになります。

これをやると、原稿用紙と定規の接点が減るので、下絵がこすれず汚れにくくなりますよ。

これは、背景の下絵をしているときに、ありがたみをものすごく感じます!笑

キャラや背景にペン入れする

ペン入れする

枠線をペン入れしたら、次はキャラなどの絵をペン入れしていきます。

ペン入れするのは…

  • キャラクター
  • フキダシ
  • 背景
  • 描き文字
  • 効果線

すべてにしていきます。

ペン入れの順番は、上と同じキャラクター~効果線でOKです。

 

ペン入れに必要な画材はこれです。

ペン入れに必要な画材

中にはインク内蔵型のペンもありますが、基本的にはペン軸にペン先を差し、インクをつけて描いていきます。

では、少し画材の説明をしますね。

使うペン先は「Gペン」と「丸ペン」だけでOK!

ペン先は、ペン軸にさして使います。(ペン軸については次の項目で説明)

 

そしてペン先にはいくつか種類があって、それぞれ描きあじが違います。

たいていの作家さんは、1つの作品を仕上げるのに数種類のペン先を使っています。

 

これが主な種類ですね。

  • 【Gペン】強弱のある太めの線が描ける。
  • 【丸ペン】強弱のある細めの線が描ける。
  • 【カブラペン】強弱のある線が描ける。硬め。
  • 【スクールペン】均一の細めの線が描ける。

どれ使ったらいいのかわかんない!教えてよー!

結論からいうと、「Gペン」と「丸ペン」だけでOKです。

  • 【Gペン】人物などの主線
  • 【丸ペン】髪の毛や細かな個所、背景

こんな感じで使い分けるといいですよ。

 

また新しいペン先は、サビないように油が塗ってあります。これだとインクをはじくので、

何回かインクをつける ⇒ ティッシュでふき取る。

 

またはライターなどの火であぶって、油を飛ばしてから使用しましょう。

 

ペン先は使っていくと、だんだん先が開いてきます。

使いにくい!もうダメだ!と思ったら、新しいペン先を使ってくださいね。

ペン軸はお好みで(カスタマイズもアリよ)

ペン軸

ペン軸は、ペン先をさすものです。

種類も太さや形など、いろいろありますよね。

 

これがいい!というのは、個人によって違うので、こればっかりは実際に使ってみて、自分の使いやすいものを見つけていくしかないです。

わたしもいろいろ試しましたが、フリーサイズの木製のペン軸に落ち着きました。

 

ペン軸には、丸ペン専用などもありますが、フリーサイズだとGペンや丸ペンなどもさせるので、使い勝手がよかったです。

そしてわたしは、このペン軸を切って使っていました。

折れたペン軸

いや、こうするとペン軸が軽くなって疲れにくくなるんです。

自分なりのカスタマイズアレンジですね。

 

自分の使いやすいようにカスタマイズしていくのもアリです。

あとは、使うペン先の種類にあわせてペン軸も用意しておくと、つけ替える手間がはぶけて便利ですよ。

 

Gペンと丸ペンを使っているなら、ペン軸もそれぞれ1本ずつ用意するといいですね。

漫画インクはパイロット社がおすすめ

インク

ペン入れに使うインクは、パイロット社がおすすめです。

そのパイロット社からでてるインクは「製図用」と「証券用」の2種類あります。

  • 【製図用】インクの伸びが良いが、水に弱い
  • 【証券用】耐水性で水に強いが、消しゴムに弱い

それぞれメリット・デメリットがあるんですが、「製図用」を使う人が多い気がします。

わたしも「製図用」を使っていたんですが、途中から「証券用」に変えました。

 

それは、好きな作家さんが「証券用」を使っていると知ったんで、それに乗っかかりました!なんてミーハー!笑

なんか「証券用」の方が、「製図用」よりインクの乾きが早い気がするんですって。

わたしはどちらも使ったんですが、その違いがわからず……笑

 

インクは「製図用」を使う人が一般的なので、そちらをおすすめします。

ベタ塗りは×印だけでOK!

ベタ塗りとは、髪の毛や服などの「黒く塗りつぶす範囲」のことです。

 

このベタ塗りする範囲を、ふちどって、そこに×印をつけておきます。

もちろんペンで。

 

ベタ塗りは、下絵を消した後にまとめて塗っていくので、今の段階では×印だけでOKです。

消しゴムをかける(下絵を消す)

消しゴムをかける

下絵を消しゴムで消すことを、「消しゴムかけ」といいます。

この「消しゴムかけ」を下絵がある全ページにしていきます(実はこれが一番しんどかったりする…)。

 

消しゴムはどれを使ってもいいんですが、「MONO消しゴム」がオーソドックスでしょうか。

消しゴムかけのポイント

消しゴムは、下絵だけじゃなく、原稿用紙全体にかけましょう。

手や定規などでこすれて、意外と汚れてますよ!完成原稿は人に見てもらうものなので、キレイにしましょう。

ねぇ。消しゴムで下絵消したら、いっぱいカスでてきた!これを効率的に捨てる方法ないの?

消しゴムをかけると、カスが鬼のようにでてくるんですね。そんなときにあったら便利なのがコレです!

created by Rinker
ウチダ製図器(Uchidaseizuki)

これを使うと、消しゴムのカスをまとめるのに便利です。

そして何より手も原稿用紙も汚さずにカスを捨てることができます。

 

でも…。まぁこれがなくても正直困りません!

わたしは、「なんかプロっぽい!」って理由で使っていましたが。笑

筆ペンでベタ塗りをする

ベタ塗りをする

ここで、ペン入れのときにつけた「×印」の部分を塗っていきます。

 

小さい範囲なら、ペン先で塗っていってもOKです。

しかし範囲が広いなら、筆ペンを使いましょう。

 

筆ペンの使い方は、下の画像のように、縦・横に塗っていき、ムラが出ないようします。

修正液「ミスノン」で修正する

修正する

ペン入れやベタ塗りして、はみ出した部分。原稿用紙がインクで汚れた部分を修正していきます。

修正液は「ミスノン」がおすすめです。

キャップが筆になっていて使いやすく、プロも愛用しています。

 

使い方は簡単!

ミスノンをよく振って、分離している液体を混ぜるだけです。

 

しばらく使っていないと、水分が蒸発して、液体がダマになったり、濃度が高くなります。

ですが、水で薄めるとまた使えるようになります。

もっと細かなところを修正したい…

ミスノンで、より細かな部分を修正をしたいときは、筆の毛束を少し切るといいです。

通常用と細かい用、二つ用意しておくと便利ですよ。

スクリーントーンを貼る

トーンを貼る

必要に応じてスクリーントーン(通称:トーン)を貼っていきましょう。

トーンを貼るために必要な画材はコレです。

画像05

では、各画材について簡単に説明しますね。

スクリーントーン

トーンは柄がたくさんあるので、必要に応じて使い分けましょう。

使いどころがわからなければ、ムリして使うことはないです。

デザインカッター

家にある一般的なカッターナイフを使ってもOKです。

ただ、専用のカッターの方が、使いやすく、刃のつけ替えも簡単なのでおすすめです。

トーンヘラ

トーンを原稿用紙に接着させるときに使います。

指やツメなどで代用できるので、なくても大丈夫です。

 

ただツメとかだと、こすっていくうちに痛くなってくるので、あった方が圧倒的に便利です。

スクリーントーンはこう貼る

原稿用紙の上からトーンを当てて、貼りつけたい範囲の大きさに切ります。

トーンの貼り方01

続いて、切りぬいたトーンを台紙からはがし、原稿用紙の上に軽くかぶせます。

トーンにシワや空気が入らないように注意し、貼りつける範囲に沿って切り抜いていきます。

トーンの貼り方02

綺麗に切り抜けたら、トーンを原稿用紙に接着させます。

切り抜いたトーンの上に、トーンの台紙や、白紙などをかぶせ、ヘラやツメなどで擦ります。

トーンの貼り方03

以上、スクリーントーンの貼り方でした。

フキダシ内にセリフを書いていく

フキダシ内にセリフを書いていく

いよいよ大詰めです。原稿用紙にセリフを書いていきます。

 

セリフの印字は出版社にお任せするので、シャーペンなどで書いてOKです。

むしろペンでは書かないでくださいね。

 

セリフが書けたら、誤字脱字がないか確認して完成です。

まとめ:漫画原稿用紙は慣れれば簡単

お疲れ様でした。

ここで紹介した制作手順は、わたしが一般的だと思う順番で紹介しました。

 

下絵やペン入れ、効果線や描き文字などは、人によってどの過程で描くか違ってくると思います。

ですが、基本的な漫画原稿用紙の使い方と、その制作手順はこの記事に書いた通りです。

 

ペン軸などの画材もそうですが、自分のやりやすいよう、使いやすいようにアレンジしていくと、作業効率が高まっていきます。

でも最初からはムリですからね。まずは、基本から。

 

大丈夫です。使っていくうちに慣れてきますから。

この記事を見て、マンガを描いていただけたらうれしいです。

わーい!

漫画の描き方と必須テクニックをまとめた記事はこちら

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