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ペンタブはデフォルトの設定でも使えますが、あなたにあった設定にカスタマイズすることで、圧倒的に使いやすくなります。
でも難しくて心折れると思うんだ…
大丈夫!そんなに難しくないよ!
ペンタブの設定では、主に以下のことができます。
基本的な設定はこれでOK。どれも快適に絵を描くには大切な設定です。
ちなみに本記事ではワコムのペンタブ(液タブ)での解説となります。
ペンタブの設定を行う前に、下記の工程は終わらせておきましょう。
ワコムのペンタブを設定するには、ワコムタブレットのプロパティから行います。
Windows内で「ワコム」と検索。
もしくはワコムデスクトップセンターからプロパティを開きます。
ワコムデスクトップセンターからタブレットのプロパティを開く場合は、デバイス(製品)を選び、どの設定でもいいので一度クリックします。
ペンタブの設定はこのプロパティから行います。
それでは順番に設定していきましょう。
クリックできる目次
ペンタブのモニター調整
ペンタブは液タブと違い、モニターサイズとペンタブの絵を描く範囲が異なります。
この大きさが違うとペンタブで描いた線が、モニターに正しく反映されないことがあります。
比率が違うと手では円を描いていても、実際には楕円として描画されることもあります。
これを正すにはタブレットプロパティで設定する必要があります。
それではプロパティのタブを「マッピング」に切り替えましょう。
表示エリアは「全画面」。「縦横比を保持」にチェックします。
これでペンタブとパソコンモニターの比率が同じになりました。
ペンタブのファンクションキーの設定
ファンクションキーは、Ctrl+S(保存)などのショートカットを設定できます。
作業効率のアップをするなら設定しておきましょう。
プロパティのタブを「タブレット」に切り替えます。
ショートカットを設定したいファンクションキーを選び、自由にカスタマイズします。
よく使うショートカットは、
- データの保存=Ctrl + S
- 取り消し=Ctrl + Z
- 新規ラスターレイヤー=Ctrl + Shift + N
- 拡大=Ctrl + +
- 縮小=Ctrl + –
- スペースキー
上記は個人差はあれどよく使うショートカットです。
取り消しの設定をするには、
で設定できます。
それ以外のキー同時押しのショートカットは「キーストローク」から設定できます。
入力欄に「Ctrl + S(保存)」や「Ctrl + –(縮小)」など、設定したいショートカットを押下します。
スペースキーなど、アルファベットでないキーを設定するのは「修飾キー」で行います。
スペースキーは、キャンパスを移動させるのによく使います。
ペンタブのペンボタンの設定
プロパティのタブを「ペン」に切り替えます。
ペンタブのペンにもファンクションキー同様に、ショートカットを設定できます。
ただしペンに割り当てるショートカットは、ツールの選択が好ましいです。
カラーイラストを描く人ならスポイトツールへのショートカットを設定しておくと便利です。
- ペン=P
- 筆=B
- エアブラシ=B
- 塗りつぶし=G
- スポイト=I
- 消しゴム=E
設定は「キーストローク」から行います。
入力欄に設定したいキーを打ち込みます。スポイトツールを設定するなら「I」キーを押下。
消しゴムツールは「E」でも設定できますが、
から設定してもOK。
ペンタブの筆圧設定
プロパティのタブを「ペン」にします。
筆圧の設定をするのは「ペン先の感触」です。
筆圧の設定は7段階あり、筆圧が弱い人は「柔らかい」寄りに。
筆圧が強い人は「硬い」寄りに設定すると、うまく調整できます。
またペンタブにペンを押し当てると、筆圧レベルのバーが動きます。
筆圧感知を活かすなら、最大レベル近くまでいく強さで「ペン先の感触」を設定するといいでしょう。
筆圧の設定はソフトの方でもできます。両方で設定しておくことをおすすめします。
【図解】ワコムのペンタブの筆圧設定!あなた好みの描き心地に調整しよう 【これで完璧】クリスタの筆圧設定!ブラシごとやグラフを使った綺麗な線の入り抜き設定ペンタブの初期設定のすべて:まとめ
ペンタブの初期設定でした。
ペンタブはデフォルト設定でも使えるので、そのまま絵を描いてる人もいます。
ですが自分にあったカスタマイズをすることで、快適に、効率よく絵を描くことができます。
なんか使いづらいな。描き心地がよくないな。と思ったら、一度設定を見直すことをおすすめします。
設定して描いてみたら、ペンタブ慣れなくてむずかしい。。。
そんな人は下記の練習法を試してみてください。