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デジタルイラストでアナログ風の描き方講座!コツは線や塗りを整わせすぎないこと

アナログ風デジタルイラスト講座

デジタルで描いたパキッとしたイラストよりも、温かみのあるアナログイラストがデジタルでも描きたい。

温かみもあり優しくもあり、見ていてどこか癒されるのがアナログ風のイラストですよね。

ではデジタルイラストでアナログ風に描くにはどうすればいいのか。

本記事ではイラストのオンライン講座「パルミー」で受講した、アナログ風デジタルイラスト講座の内容を書いていきます。

パルミーは月額制で1つ1つの講座に料金がかかるのではなく、入会すると全講座が見放題なお得なオンライン講座です。

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この記事の著者
らおん

漫画家

らおん

raon wawaji

プロフィール

SNS(X:@raon_wawaji)やWEBで活動する漫画家。
当サイトでは、長年にわたり身につけた漫画の知識や経験、スキルを基に発信しています。またペンタブや参考書など、漫画・イラストを描く人のために詳細なレビューもしています。プロフィール詳細

アナログ風に描いたデジタルイラストの雰囲気

アニメ塗りとアナログ風イラストの比較

上のイラスト、左は通常の線画にアニメ塗り。右はアナログ風で線画から塗りまで描いた絵です。

だいぶ印象や雰囲気が違って見えますね。

デジタルイラストでアナログ風のイラストを描くと、優しく温かみのある印象が持ち味のイラストになりました。

デフォルメが効いた可愛らしいイラストや、動物キャラなどとも相性が良い描き方かなと思います。

それでは次項からデジタルで、アナログ風のイラストを描く流れを解説します。

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アナログ風デジタルイラスト講座の流れ

アナログ風デジタルイラスト講座

パルミーのアナログ風デジタルイラスト講座は、1時間46分で3工程にわかれています。

  1. シャーペン(鉛筆)線画作りの手順:27分40秒
  2. 線画の取り込み・色選びのコツ:38分15秒
  3. 塗り・仕上げ:41分21秒

3工程にわかれているので、1工程ずつスキマ時間を見つけて、少しずつ進めてもOKです。

それでは受講した手順を書いていきます。

受講に必要な画材
クリップスタジオペイント推奨
・シャーペンor鉛筆

シャーペン(鉛筆)線画作りの手順

アナログ風デジタルイラスト講座の線画

まずは線画をつくります。講座ではアナログで描いた線画を、スキャナでクリスタに読み込んでいました。

スキャナがないので初めからクリスタで線画を描きましたが、そこそこアナログっぽい雰囲気が出せました。

線画のポイントは1本の綺麗な線を引くのではなく、あえて線を重ねて描くこと。それでアナログっぽい雰囲気が出せます。使用したツールは濃い鉛筆。

下地の黄色っぽいものは、一番下にレイヤーを作成して、黄色を透明度で調整しています。

線画の取り込み・色選びのコツ

アナログ風デジタルイラスト講座のベース塗り

この工程では、アナログ風のイラストにあう色の解説と、ベースの塗り方について学べます。

色は彩度の高い色より、低い色。カラーサークルでいうと左上あたりの色を使うと、アナログ風とマッチします。

アナログ風デジタルイラスト講座で使う色

線を重ねて描いているため、バケツツールでは綺麗に塗れません。

オイルパステルのブラシを使って地道に塗っていきます。塗っていくとムラができますが、そのムラがアナログ風になるため、あえてムラが残るように塗っていきます。

この段階でベースと影を簡単につけますが、レイヤーは同じ(別にする場合はクリッピングマスクを適用する)。

MEMO
オイルパステルはクリスタ公式サイトで無料ダウンロードできます。

塗り・仕上げ

ベースの塗りができたら、ここから「影」や「グラデーション」をつけて完成へ近づけます。

アナログ風デジタルイラスト講座の影やグラデ

上のイラストは影とハイライトを追加。

ハイライト

ベースカラーを塗ったレイヤーの上に新規レイヤーを作成。クリッピングマスクを適用。

ベースカラーにあわせて黄色やオレンジ系で、ハイライト(光が強くあたる部分)を塗っていきます。

レイヤーモードは「オーバーレイ」。

顔と髪に下から上へわずかにグラデーションも追加します。

グラデーションのレイヤーは、影を塗ったレイヤーの上に新規で作成。ベースカラーにクリッピングマスクし、乗算にして透明度を調整します。

塗りが完成したら、アナログ風にイラストを仕上げていきます。

仕上げは「フィルター」<「描画」<「パーリンノイズ」でアナログ風に加工します。

アナログ風デジタルイラスト講座のフィルター

このままでも十分アナログ風のイラストになっていますが、アナログ感をさらに強調したいときは少し赤味を足します。

一番上に新規レイヤーを作成し、赤っぽい色で塗りつぶしたあと、レイヤーモード「オーバーレイ」で透明度を調整。

アナログ風デジタルイラスト講座の加工

イラスト全体にほんのわずかに赤味がかかりました。

以上がアナログ風デジタルイラスト講座の内容でした。

作画工程自体は難しくなく、やり方さえ覚えれば誰でもアナログ風に描ける内容になっていました。

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デジタルイラストでアナログ風に描くポイント

パルミーのアナログ風デジタルイラスト講座を受けて、ポイントだと思ったことをまとめます。

アナログ風イラストのポイント
  • 線画の色はグレーや赤みのあるグレー
  • 線は重ねて描く
  • 塗りはあえてムラができるように塗る
  • 色は彩度が低い色を使う

線画の色はグレーや赤みのあるグレー

デジタルでアナログ風のイラストにするには色のチョイスが大事。

線画の色は黒100%ではなく、グレーや赤みのあるグレーを選びます。

これは実際に紙に鉛筆で描くと分かりますが、黒100%(真っ黒)にならずにグレーになります。温かみを出すなら赤みがかったグレーを使うのがおすすめ。

線は重ねて描く

線画は綺麗な一本ではなく、あえて線を重ねて描いたほうがアナログっぽくなります。

綺麗に整うよりも少しザラつきのある感じ。不揃いな感じを出すのがコツです。

塗りはあえてムラができるように塗る

塗りはバケツツールを使わず、オイルパステルを使って地道に塗っていきます。

色の塗りは綺麗に塗るよりも、少しはみ出してもOK。塗りのムラもあえてできるように塗るとアナログっぽくなります。

色は彩度が低い色を使う

色は彩度を落した落ち着いた色を選びます。

彩度が高いビビットカラーだと、デジタル色が強くでてアナログっぽさから遠ざかってしまいます。

以上がデジタルでアナログ風イラストを描くポイントでした。

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アナログ風デジタルイラスト講座はこんな人におすすめ

アナログ風デジタルイラスト講座はこんな人におすすめです。

アナログ風デジタルイラストおすすめの人
  • アナログで描いた雰囲気を出したい
  • 落ち着いた雰囲気のイラストが描きたい
  • 温かみのあるイラストが描きたい

本講座を受けるメリットとデメリットはこちら。

メリット
  • アナログテイストで絵が描ける
  • 温かみのある描き方が学べる
  • 塗り方に幅が増える
デメリット
  • スキャナ推奨(なくても描ける)
  • 塗りでバケツツールを使わない

アナログ風デジタルイラスト講座を受ける

さらに詳しい内容はイラストのオンライン講座「パルミー」で受講できます。

1つ1つの講座に料金がかかるのではなく、入会するとパルミーにある全講座が見放題なのでお得です。

初回なら7日間無料で使え、そのあと継続するかどうか決められます。

ちなみ本講座は1時間46分なので、無料期間内で受講できます。

受講方法

パルミーの「アナログ風デジタルイラスト講座」のページへアクセスし、「この講座を無料でお試し」ボタンを選択するだけでOKです。

初回なら7日間の無料期間が付与されます。

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