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建物やフェンスなど、いくつも連なる物を描くときに使う方法です。
本記事ではそんな増殖法について解説していきます。
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背景パースの増殖法
背景としてパース付きの増殖法は、以下の2通りがあります。
同じ幅を増殖させる
建物の窓などを増殖させる、スタンダードな方法です。
まずは基準となる、増やしたい幅を決め、そこに対角線を引きます。
次に「対角線の交点」と「消失点」を結ぶ補助線を引きます。
基準の幅と、上図で引いた補助線との交点を通るように、対角線を引きます。
引いた対角線と、消失点に向かう線上がぶつかる点で、線を引きます。
これを繰り返すと、好きな範囲まで増殖させられます。
違う幅を増殖させる
下図のように、違う幅があるときの増殖法です。
等間隔で並ぶ柱や、ビルの窓、線路などに使えます。
まずは小さい幅を含めた大枠を、好きな範囲まで増殖させます。
大枠の対角線と、小さい幅の交点を、消失点で結びます。
最初の大枠を増殖したときに引いた対角線と、消失点へ向かう線の交点が、小さい幅の増殖位置です。
背景パースの増殖法の解説は以上です。
背景パースの増殖法まとめ
背景を描くときに使う増殖法には、下記の2通りがあります。
- 同じ幅の増殖
- 違う幅の増殖
一度覚えればやり方は簡単なので、必要に応じて使い分けましょう。
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