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背景パースで描く増殖法

背景パース増殖法

背景の描き方でよくある「増殖法」と「分割法」。

建物やフェンスなど、いくつも連なる物を描くときに使う方法です。

本記事ではそんな増殖法について解説していきます。

この記事の著者
らおん

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らおん

raon wawaji

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背景パースの増殖法

背景としてパース付きの増殖法は、以下の2通りがあります。

同じ幅を増殖させる

建物の窓などを増殖させる、スタンダードな方法です。

まずは基準となる、増やしたい幅を決め、そこに対角線を引きます。

背景増殖法その1

次に「対角線の交点」と「消失点」を結ぶ補助線を引きます。

背景増殖法その2

基準の幅と、上図で引いた補助線との交点を通るように、対角線を引きます。

背景増殖法その3

引いた対角線と、消失点に向かう線上がぶつかる点で、線を引きます。

背景増殖法その4

これを繰り返すと、好きな範囲まで増殖させられます。

背景増殖法その5

違う幅を増殖させる

下図のように、違う幅があるときの増殖法です。

違う幅がある増殖法

等間隔で並ぶ柱や、ビルの窓、線路などに使えます。

まずは小さい幅を含めた大枠を、好きな範囲まで増殖させます。

等間隔の増殖法

大枠の対角線と、小さい幅の交点を、消失点で結びます。

等間隔の増殖法その2

最初の大枠を増殖したときに引いた対角線と、消失点へ向かう線の交点が、小さい幅の増殖位置です。

等間隔の増殖法その3

背景パースの増殖法の解説は以上です。

背景パースの増殖法まとめ

背景を描くときに使う増殖法には、下記の2通りがあります。

  1. 同じ幅の増殖
  2. 違う幅の増殖

一度覚えればやり方は簡単なので、必要に応じて使い分けましょう。

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