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評価:4
デジタルで絵を描くときに必要なペンタブレット。
本来ペンタブはPCで使うものですが、スマホでも使えるハイブリッドな製品がこちら。
GAOMONの「M10K Pro」。
パソコンとAndroid対応のペンタブレットです。
値段が高いイメージのペンタブですが、1万円以下で手に入るのも嬉しいポイント。
ということで、GAOMONのペンタブ「M10K Pro」を詳しくレビューしていきます。
クリックできる目次
ペンタブM10K Proのレビュー
GAOMONのペンタブ「M10K Pro」を、画像を交えて詳しくレビューしていきます。
外観とスペック
まずは外観とスペックについて。M10K Proのスペック表は以下です。
製品名 | 本体サイズ(横×縦) | 厚さ | 重さ | 筆圧レベル | 反応速度 | 最大読み取り高さ | 傾き検知 | ファンクションキー | スマホ対応 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
M10K Pro |
360×240mm | 10.5mm | 695g | 8192 | 266PPS | 10mm | ±60° | 10個 | Android6.0以降に対応 |
それぞれ細かくレビューしていきます。
本体・外観
本体はベーシックなブラック色。
左側にショートカットが設定できるファンクションキー10個と、メニューを呼び出せるタッチリングがあります。
ファンクションキーはよく使うショートカット。例えば、
- 保存(Ctrl+S)
- 1つ前に戻る(Ctrl+Z)
などを設定しておけば、キーボードでの操作を減らすことができ、作業効率を高められます。
このファンクションキー10個は、他の製品と比べても多い方。
それだけ効率化がはかれます。
サイズと重さ
M10K Proのサイズと重さの表です。
テキスト | |
---|---|
本体(横×縦) | 360×240mm |
描画領域(横×縦) | 255×159.8mm |
重さ | 695g |
本体サイズは横360mm×縦240mm。少年コミックと比較するとこんな感じ。
少年コミック約3冊くらいの大きさです。
厚さは約10.5mm。
傾斜があって分かりづらいですが、少年コミック約1冊分くらい。
本体の側面にはペンを収納できるホルダーがついています。
公式で載っている重さは695g。実際計ると698gでした。
3gは誤差の範囲内。
実際にもってみると分かるのですが、めちゃくちゃ軽いです。
ペンタブはこれくらいの大きさが丁度よく、使わないときはサッと片付けられるコンパクト感があります。
描画領域
描画領域(作業領域)は本体サイズの内、ペンが読み取れる範囲のことです。
この範囲のサイズは255×159.8mm。
少年コミック2冊分と少しくらい。
絵を描くには十分な広さです。
ケーブルの仕様・接続
パソコンとペンタブをつなぐゲーブルはこれ1本。
接続もすごく簡単です。
パソコン側とペンタブ側に差し込むだけ。
パソコン側は一般的なUSB端子があれば接続できます。
ケーブル周りがゴチャつかないのが、ペンタブのメリットですね。
性能と描き心地
気になる性能と描き心地についてレビューしていきます。
描き心地に関わる性能はこちら。
テキスト | |
---|---|
筆圧レベル | 8192 |
反応速度 | 266PPS |
読取り高さ | 10mm |
傾き検知 | ±60° |
では詳しくM10K Proのレビューをしていきます。
筆圧レベル
筆圧レベルは描いた線の、筆圧の強さを感知する機能。
ペンタブM10K Proの筆圧レベルは8192で最上級です。
ですが8192という数値のわりに、筆圧を感知する精度が他メーカーと比較すると低い感じもします。
線の太さの強弱は少しつけづらいかもしれません。
ちなみに線の色が薄く映っていますが、この色はペイントソフト側で好きなカラーに設定できます。
反応速度
反応速度はペンを感知する間隔のことです。
つまりこの値が高いほど、ペンを感知する頻度が高く、早いタッチの線にもきちんと反応してくれます。
M10K Proの反応速度は266PPS。
つまり1秒に266回ペンを感知します。
けっこう早いタッチでも、きちんと反応してくれました。
M10K Proの同梱品
- ペンタブ本体
- ペン
- ペンの替え芯×8
- 接続ケーブル
- ペン
- グローブ
- OTGアダプター
- クイックガイド
- 巾着袋
スマホで使うときに必要なOTGアダプターも付属しています。
おすすめのペイントソフト
ペンタブはペンをパソコンで読み取る機器です。
なので絵を描くにはペンタブとは別に「ペイントソフト」が必要になります。
そこでおすすめなのが「CLIP STUDIO PAINT」、通称クリスタというペイントソフト。
プロ・アマ問わず多くの絵描き、漫画描きさんが使っています。
ただし現状Androidには対応していません。
スマホでペンタブを使う方は「アイビスペイント」、または「メディバンペイント」がおすすめです。
GAOMONのペンタブM10KProレビューまとめ
GAOMONのペンタブM10K Proは1万円以下で買える、Android対応の数少ない製品。
家ではパソコンで使い、外出先ではスマホで絵を描く。
そんな使い方も可能です。
全メーカーおすすめのペンタブはこちら。
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