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漫画の専門学校に通いたいけど、それって無駄なんじゃないかな。
と考える方も中にはいらっしゃいます。
漫画を描けるということは当然、漫画家も目指せるということです。
ではなぜ「漫画の専門学校」があるのか。行くのは無駄?
この辺の疑問にお答えしていきたいと思います。
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漫画の専門学校に行くのは無駄か?【結論⇒本人次第】
結論からいうと、本人の意識次第です。
こういうと元も子もないのですが、これが全てです。
私は約10年間漫画家を目指していました。
ですがその夢は叶わず、その後ゲーム会社に入るためにゲーム専門学校へ行きました。
職種はプログラマやデザイナーではなく、プランナーという企画やゲーム設計をする仕事です。
その専門学校で多くの生徒が、ゲームプランナーになるためにとりあえず学校へ通っている。という意識の低さでした。
当然そういった生徒は、スキルも上がらず企画書さえ作ることができません。
漫画の専門学校でいうと、漫画を完成させられないのと同じですね。
これではプロになれませんし、途中から学校に来なくなった生徒もいました。
私の場合はゲームの専門学校でしたが、これは漫画の専門学校に置き換えても同じことがいえます。
とりあえず専門学校へ行こう!という意識の低さなら、どの専門学校へ行っても間違いなく無駄です。
ですが、なにがなんでもプロになってやるんだ!と強い決意をもっている方なら、間違いなく無駄になることはないでしょう。
実際わたしはゲーム会社に1年で就職できましたしね。
漫画の専門学校へ行くことも同様です。
この意識をもって学園生活を送ると、もっていない人と比べて実力のつきかたに雲泥の差が生まれます。
ゲーム専門学校の話になってしまい恐縮ですが、この意識をもった私ともっていない生徒では、かなり差が開きました。
私は一年間で10本近く企画書を書き、そのたびに質も上がり、無事就職できました。
※ボツ企画もあわせるとそれ以上
ですが意識が低かった生徒は多くて3本、それも質のよくないツッコミどころ満載の企画書。無事就職できたという話は聞きませんでした。
例え話こそゲーム専門学校ですが、ゲームに限らず漫画や小説、映画、アニメ、音楽などすべての学校に通じるものなのではないでしょうか。
なので、漫画の専門学校へ行くことが無駄かどうかは、本人の意識次第なんです。
漫画の専門学校の存在意義とは?
そもそも漫画の専門学校はなんのためにあるのか?
これは私の個人的な捉え方ですが、効率よく漫画のスキルを学び、プロになるためです。
漫画の専門学校へ行くと、下記のことが学べます。
- 漫画の描き方
- ストーリーの作り方
- デッサン
- キャラクターデザイン
- コマ割り
- 自己プロデュース(学校による)
最後の自己プロデュースは、自分の作品を出版社に売り込むための能力。とでもいいましょうか。
やはりどんなにいい作品を描いても、それが相手に知られなければ売れることはないんです。
どうやって自分の作品を世の中に出していくか。それを学べます。
※一部の学校に限ります。
それに加えて自分の作品に対するアドバイスももらえます。
学校によっては、現役の雑誌編集者に作品を見てもらえるイベントもあるので、独学で学ぶより断然効率がいいです。
雑誌掲載とはいかなくても、担当付き(デビューまで手助けしてくれる編集者がつくこと)やアシスタンス先への勤務など、就職先も広がります。
私は約10年間プロの漫画家を目指していましたが正直、遠回りをたくさんしました。
身の丈にあわない高難易度なスキルをいきなり学んで理解できなかったり、絵の描き方がわからなくてメチャクチャな背景で作品を描き続けたり…。
学校ではきちんとカリキュラムを組んで、段階的に成長出来るようシステム化されているので、遠回りすることがありません。
それが漫画の専門学校へ行く意義だと、私は考えます。
漫画の専門学校に行って漫画家になることはできるのか?
全員ではありませんが、漫画の専門学校へ行くことで漫画家になることはできます。
これは各専門学校のサイトに、デビューした作家名や作品名が掲載されているので、気になる方は一度ご覧になってもいいかと思います。
漫画の専門学校の一覧は下記の記事で紹介しています。そこから気になる専門学校へアクセスしてご覧ください。
【漫画の専門学校】東京と大阪の一覧とそれぞれの特徴ただし漫画家になるのは並大抵のことではありません。
漫画を連載するための枠には限りがあり、その枠を競うのは専門学校へ行っている生徒だけではありません。
もちろん私のように独学で目指す人もいます。学生もフリーターも社会人も、漫画家を目指す人はたくさんいます。
その中から突き抜けなければいけないので、相当な努力が必要です。
とはいえ、専門学校はその業界への強いパイプ(コネクション)を持っています。
効率よく漫画のスキルを高めつつ、そのパイプを利用できるので漫画家になるにはとても有利にはなるでしょう。
今では紙面だけでなくWEB上でも連載をもつことができるので、漫画家の枠は広がっている傾向にあります。
ですので本気で目指すなら、専門学校に行って漫画家になることはできますよ。
漫画の専門学校に行ってもスキルが上がらないのでは?
漫画のスキルは間違いなく上がります。
漫画の描き方を教えてくれる学校なので当然ですね。
ですがやはり、スキルを身につけるのはあなた自身です。
学校へ通っていれば自然とスキルが身につく、という考えではスキルは上がっていきません。
お腹がすいてお店へ入っても、店員さんが食べさせてくれるわけではありませんよね。
お腹を満たすメニューや料理は提供してくれますが、それを自分に取り込むのはあなた自身です。
貪欲にスキルを学ぼうとする姿勢があれば、漫画のスキルを身につけることができます。
結論:漫画のスキルを高めるための手段と考えるなら無駄ではない
漫画家には自分で勝手になるから、とにかく漫画の技術を教えて欲しい!という方は決して無駄になることはありません。
漫画のスキルは幅広く、そして奥深いです。独学だと時間がかかりますが、専門学校だと効率よく教えてもらえます。
これから漫画の専門学校へ行くことを検討されている方は、こんな意識をもつと無駄ではなくなりますよ。
漫画家になりたいから専門学校へ行く。
ではなく、漫画のスキルを学びたいから専門学校へ行く。
漫画家になるために必ず専門学校に行かなくちゃいけない、ということはありません。
独学でも漫画家になれます。むしろ漫画の専門学校に行っていない人のほうが多いです。
なのであなた自身が、漫画の専門学校に行くことは無駄なのかな、と思うならやめたほうがいいでしょう。
漫画の専門学校に行くならどれがおすすめか
ではもし漫画の専門学校へ行くことに決めたら、どの学校へ行くべきか。
それではおすすめを紹介していきます。
総合学園ヒューマンアカデミー
- 少人数制で濃い指導
- 卒業後も強力バックアップ
- 現役プロによる個別指導
- 進路先が多彩
少年ジャンプやマーガレットなど、有名雑誌の賞を多くとる確実な漫画スキルの習得ができます。
また各雑誌や出版業界と強いつながりがあるため、インターンシップやアシスタントなど、さまざまな経験が積めるのも特徴です。
アミューズメントメディア総合学院
- 独自のプロジェクトで在学中にデビューできるチャンスがある
- 業界とのネットワークで常に最新の情報が手に入る
- 月に一回、雑誌編集者からの個別指導が受けられる
- 受賞デビュー者が350名を超えている
- 卒業後もバックアップしてもらえる
アミューズメントメディア総合学院は、ほかの学校にはない「制作機関」があり、紙面やWEBでデビューできるシステムがあります。
これがこの学校の強みです。
下記の記事ではアミューズメントメディア総合学院について、さらに詳しい内容をご覧いただけます。
【漫画家デビュー!】アミューズメントメディア総合学院を漫画専門学校としておすすめする6つの理由今では漫画家の仕事も多様化しており、マンガ広告や個人が運営するサイトでもマンガの需要は高まっています。
雑誌やWEB連載だけが漫画家の仕事ではないので、スキルを身につけ、それを活かすことができれば漫画のスキルで食べていくことはできますよ。
漫画の専門学校に行くのは無駄か?【結論⇒本人次第】まとめ
漫画の専門学校へ行って、それを無駄にするかどうかは本人次第です。
なのでこういった方には専門学校へ行くことをおすすめしません。
- とりあえず学校へ行けばスキルが身につくと考えている人
- 学校へ行けば漫画家になれると思っている人
- 学生で遊びながら漫画家になりたい人
こういった意識の低さだと、漫画家にはなれません。
万が一なれたとしても、プロとして続けていくのは難しいです。
それほど厳しい世界だと思ってください。
反対にこんな人は漫画の専門学校へ行っても、決して無駄にはなりません。
- 向上心があり、貪欲にスキルを身につけていける人
- 絶対にプロになるという覚悟のある人
- 漫画家になるために自ら行動できる人
こういった方たちは専門学校を卒業しても、「漫画を描く」という貴重なスキルを身につけられます。
当然マンガ家にもなることも可能ですし、そのスキルが欲しい人もたくさんいます。
フリーで活躍することもできます。
もしあなたが漫画の専門学校へ行くことを検討しているなら、自分に問いかけてみてください。
本気で漫画のスキルを習得する覚悟があるのかどうかを。
それで迷ったり、ちゅうちょするなら、今は漫画の専門学校へ行くべきではないと思います。
まずは独学で少し漫画を描いてみてはいかがでしょうか。
漫画の描き方は下記の記事でくわしく解説していますよ。
【漫画の描き方】制作手順と初心者でも身につくテクニックを伝授本気で漫画のスキルを習得する覚悟がある方は、専門学校へ行っても無駄にはなりません。
【漫画家デビュー!】アミューズメントメディア総合学院を漫画専門学校としておすすめする6つの理由