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夜のとばりの物語の全ストーリーと感想を紹介

夜のとばりの物語

夜のとばりの物語

「キリクと魔女」「アズールとアスマール」の鬼才ミッシェル・オスロ作品。

6つの愛のストーリーが詰め込まれたオムニバス形式で綴られる。

全編人物はシルエット、背景は色彩鮮やかな光で表現されていて、独特な世界観と想像力をかきたてられる奥深い作品。

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ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

1.狼男(あらすじ)

とある王国の王女は姉妹で同じ男性ヤンを好きになる。

騎士ヤンは過去に助けられたことを、理由に姉王女に愛を誓う。

そして、結婚するので何もかも秘密を明かそうと、騎士ヤンは自分が満月の日には、狼に変身してしまう狼男だと告白する。

にわかに信じられない姉王女は、変身するところを見たいと言う。

ヤンはそれを応え、狼になっても愛を誓うと約束する。

胸のペンダントが外れ、狼に変身したヤン。

しかし実際にヤンが狼に変身すると姉王女は、外れたペンダントを隠し、ヤンが森の狼に食べられたと嘘をつく。

カタキをとるため、王国の兵士たちは狼退治にでる。

ヤンに恋していた妹王女も森へ出向く。

すると熊に出くわし襲われそうになるが、間一髪のところで一匹の狼が現れて妹王女を助ける。

狼に助けられた娘は、こんな優しい狼が人間を食べるはずないと、本当にヤンが狼に食べられたのか姉王女を問いただす。

すると姉王女はその狼を目の前に、こんな獣と暮らせるわけないと暴言を吐く。

狼の姿になっていたヤンは、その言葉を聞き、本当の愛ではなかったと知る。

しかし、妹王女は狼になったヤンでも愛を貫き通し、真実の愛を見せつける……

感想

好きになった人が、どんな姿になったとしても、それでも愛せるかどうかで、それが本当の愛かどうかが分かるのかな。

最初は、狼男が人襲ったりして、困った獣がいるお話なのかなーと思っていたけど、めっちゃピュアなお話だった!

結末的には もう少しヒネリがあっても、良かったかなーと思うけど、これくらいストレートな方が、愛を表現するにはちょうどいいかもしれないですね!

2.ティ・ジャンと 瓜ふたつ姫(あらすじ)

死者の国に迷い込んだジャンは、美しいお姫様を見るためにお城へ赴く。

しかし、到着したジャンは牢屋に入れられ、さらに過酷な試練を課せられることとなってしまう。

試練を乗り越えなければジャンは死刑。しかし牢屋に閉じ込められた状態では、どうすることもできない…。

課せられた試練は3つ、何年も見つけられない11匹の黄金の亀を一晩で捕まえてくる。

2年も探したが見つからなかった、青いダイヤを見つけてくる。

会ったこともない瓜二つの3人の姫の中から、一番上の姫を当てる。

というもの。ジャンは果たして無事試練を、乗り越えることができるのか。

感想

この物語の最大の見せ場は、課せられた試練をどう攻略するかにかかってる感じかな。

試練内容を見た時はどうなっちゃうの!?ってソワソワ・・・

でもまさか、そんなんで試練乗り越えちゃうとは……

もっと奇想天外な発想で、乗り越えるのを期待してたのに……

見事試練を乗り越えたジャンは、美しい瓜二つ姫と結婚できるんだけど、

元の世界に恋人がいるからって断ってしまう!

じゃあなぜ見に行ったしジャン!けっこうシュールなオチだった!笑

3.黄金の都と選ばれし者(あらすじ)

とある場所にある黄金の国。しかしそこに住む住人からは、幸せを感じなかった。

外国から来た騎士は、黄金よりも美人の娘に興味を惹かれ話かけた。

美人でお祭りの日だからと悲しげな娘。

理由を聞くと、この黄金国は美人な娘を神に捧げ、その見返りに黄金をもらっているのだという。

騎士はそんなバカげた話はない!と、娘を救うため神と戦う事を決める。

神と戦う事を決めたことを住人たちが知り、騎士に怒りをぶつけるが

次第に黄金より大切なものに気付かされていく……

感想

最初はよくありがちな話かなーと思ってました。神にいけにえを捧げる話。

でも結末はとても綺麗で、なにが本当に大切なのかを考えさせてくれるお話でした。

子供がいたら、ぜひ見せたい物語のひとつです。

4.タムタム少年(あらすじ)

太鼓の名手タムタム。いたるものを叩くので、村人からはうるさいと言われ続けていた。

しかしそんなある日、魔法の太鼓を手に入れたタムタム。

その太鼓は人や動物など、例外なく陽気に躍らせることのできる魔法の太鼓。

その魔法の太鼓でタムタムは、王が病気になり、気が沈んでいる村人たちの気持ちを明るく元気に変えた。

それどころか、病気の王まで躍らせ病気から救ってしまう。

そんな折、よそ者の軍が村を襲いに攻め込んできた。

タムタムは魔法の太鼓を叩き、軍を躍らせ退却させるが、魔法の太鼓は壊れてしまっていた。

太鼓が壊れたことを知ったよそ者の軍は、再び攻め込んできた。

しかし村を救おうとタムタムは、必死で壊れた太鼓を叩くのだった……

感想

個人的には6つあるストーリーのうち、この物語が一番退屈かな。。。

一つ前の物語が良すぎたってのもあるかも。

なんか眠たかった……。

ストーリーとしては、得られるものがあまりなかったかな。

でもこの話が好き!っていう人もきっといるんだろうな。

5.嘘をつかなかった若者(あらすじ)

とある国には、言葉を話せるメロンギという馬がいた。

その馬の世話係をしている若者は、決して嘘をつかない正直な人間だという。

ある日、両国の王が自分の国の領土を賭けて、正直な若者が嘘をつくかどうか賭けをする。

正直な若者が嘘をつく方に賭けた王は、賭けに勝つためにある作戦を立てる。

それは姫に、その若者が嘘をつかざるおえない状況を、作り出させるものだった。

姫は王の命令通り若者に近づき、自分に恋をさせた。

そして姫は病気にかかったフリをして、治すにはメロンギの心臓が必要だという。

もし若者が世話をしている馬を殺せば、馬がいなくなったことでその理由を問われるのは必然。

しかし王家の馬を、自分が殺したなんて口が裂けても言えない。

正直な若者は嘘をつくしない。

いやそれどころか、今までいくつもの言葉を交わし、親友となっているメロンギを殺すことなんてできない。

しかし、メロンギの心臓がなければ、姫を救うことはできない。

若者は恋を取るか、大事な馬を取るか選択を迫られる……

感想

すっごい悪い姫!どっちをとっても若者にとって、大切なものが失われてしまう!

こういう究極の2択って、見ていてその主人公がどっちの選択をするのか、すごく興味がそそられますね。

メロンギもいい奴だし、好きな人も死なせたくないし、私だったらどっちをとるかなぁー。

んーー難しい! 永遠に答え出せないまま、人生終わりそう!笑

6.鹿になった娘と建築家の息子(あらすじ)

魔術師の婚約者モードと、恋に落ちた建築家の息子チボー。

魔術師はそのことを知り、婚約者モードを城砦に閉じ込めてしまう。

自分と結婚するまでは、決して外には出さないと。

チボーは建築知識を活かし、城砦に閉じ込められているモードの元へ忍び込む。

必ず助けるからと、魔術師との結婚を受け入れるように伝える。

そしてモードは魔術師との結婚を受け入れ、式当日にチボーと逃げ出す。

怒った魔術師は、モードを鹿へと変身させてしまう。

まるっきり鹿になったモードは、森の奥へ逃げていってしまい行方知れずに。

チボーは、モードにかかった魔法を解くべく妖精の元へ訪れるが、モードを元に戻すには、実際に本人に触れないといけないことを知る。

行方知れずのモードを、何とか探し出そうとするが

実はモードは、とても身近なところへいたのだった……

感想

最後のストーリーなのに、ちょっと終わり方が少し雑な感じがしたのが残念でした。

愛は全てを凌駕するって素敵だけど、

何でもかんでも愛で解決するのは、ご都合主義になりかねないかなーと。

でもそれまでは、しっかり建築家の息子っていう設定も活かせてるし、伏線も張れてるのでよかったです。

まとめ

一つのストーリが、約15分くらいなので見やすいのが特徴です。

あとは映像美が優れていて、独特な世界観に浸れる。

普段見慣れているアニメの世界観ではないから、そこからちょっと離れた、コアな作品に触れたい方とかにもオススメ。

もしかしたら見る人を選ぶかもしれないけど、好きな人はすごくハマるかもしれません。

これは海外の作品で、日本のアニメとは表現方法が違うからこそ、アニメ好きな人にはぜひ観てほしい作品。

これで本当のアニメ好きかどうかを試されるかも!?

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