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今より絵がもっとうまくなったら漫画の表現も幅が広がるし、描きたい構図やキャラにも広がりがでてきますよね。
美術の本格的なデッサンは難しそう。でも絵の基礎は学びたい。漫画に特化したデッサンがあればな…。
ただし、これから紹介する本を読むだけでは画力はあがりません。あわせて絵の練習も必要です。
本の模写でもいいので、まずは紹介する本を参考に、絵の練習をしてみてくださいね。
それでは漫画デッサンに効果的なおすすめの本を紹介していきます。
クリックできる目次
漫画デッサンで確実に画力が上がるおすすめの本5選!
漫画を描くときにもある程度のデッサン力は必要。画力アップにつながるおすすめの本はこちら。
360°どんな角度もカンペキマスター! マンガキャラデッサン入門
『360°どんな角度もカンペキマスター! マンガキャラデッサン入門』は漫画デッサンをはじめたい人におすすめの本です。
おすすめポイントとしては
- 絵の描き方の基礎が学べる
- マンガの効果線の引き方がわかる
- マンガの描き方を知れる
など、これから漫画を描く人にとって、とても参考になる情報が載っています。
本書にある「絵の描き方の基礎」。これはキャラクターの描き方について解説されています。
- 骨の仕組み
- 筋肉のつき方
- 顔の描き方
- 体の描き方
- 手足の描き方
- 服の描き方
- いろんな角度から見た描き方
最低限これを知っていれば漫画のキャラは描ける!という内容です。
お手本の絵もクセがなく、デッサンもしっかりしているので見やすいのも特長。
あいまに漫画の描き方コラムもはさんでいるので、初心者さんはこの1冊があればマンガを描くスキルは身につきます。
初月30日間は無料。いつでも退会できるので一度利用するのもおすすめですよ。
Amazonの商品ページの「なか見!検索」では、かなりのページ数が見れます。気になる方はそのページだけでもご覧くださいね。
絵になるキャラポーズの法則
『絵になるキャラポーズの法則 コントラポストを応用した画期的なポーズの基本』はタイトルにもあるように、とにかく魅力的なキャラクターを描きたい人におすすめです。
おすすめポイントは 、コントラポストを軸とした可愛いポーズや、魅力的に見えるポーズを解説している点です。とくに、
- シーン別
- 年代別
- アクション別
と詳しく分類されているので、使い勝手もいいのも特長。
ただし骨の構造や筋肉のつき方など、人体デッサンについて描かれていません。
体重の大半を、片脚にかけて立つポーズのこと。
漫画はデッサンも大切ですが、こういったキャラクターを魅力的に見せる描き方も重要。 漫画はキャラクターが命です。
わたしは漫画を描いて10年以上経ちますが、正直絵は描いていくとイヤでも上手くなっていきます。
しかし、キャラクターを魅力的に見せるには、やはりその方法や描き方を知らないと上手くなれません。
マンガ・イラスト、絵を描く人には持っていてほしい1冊です。
ダイナミックポーズ・ドローイング:躍動感のあるキャラクターを描く
『ダイナミックポーズ・ドローイング:躍動感のあるキャラクターを描く』は、動きのある絵を描きたい人におすすめです。
おすすめポイントは「え?こんな動きのあるシーン描くことある!?」
というくらい、体全体で動きの表現を解説しているところです。
ポーズが硬い、どこかぎこちない絵しか描けない人には、それを解決する本となります。
初心者の方は、本に載っている絵を模写するだけでも画力があがりますよ。
はじめは模写でも難しいかもしれませんが、まずはキレイに描こうとせず、形・動きをとらえるように描いていけば上達していきます。
アクション・バトル・スポーツものの漫画を描く人におすすめです。
デフォルメデッサンなら「スーパー何頭身デッサン」
『スーパー何頭身デッサン―理にかなった決めデッサン』は、デフォルメキャラを描きたい人におすすめです。
おすすめポイントは
- 絵を描く手順が写真付きでわかる
- 標準サイズからデフォルメにする描き方が学べる
- 2~6頭身のデフォルメの描き方が学べる
漫画ではデフォルメ表現はよく使いますよね。
特にコミカルなシーンや、ツッコミを入れるシーンなんかでは、デフォルメで表現されることが多いです。
わたしもデフォルメキャラの描き方は、この「スーパー何頭身デッサン」を参考にたくさん練習しました。
今でもデフォルメキャラを描くときの基本になっています。
ただし発売されたのが10年以上も前なので、ところどころお手本の絵が古臭い部分があります。
それがイヤな人はこちらがおすすめです。
こちらの方が発行年数が新しいので、お手本の絵も古臭くありませんよ。
やさしい人物画
漫画デッサンといえど、やはりデッサンの基礎は大事。美術解剖までいかなくても、その基礎・基本は知っておいた方がいいです。
難しく感じてしまうデッサンも、本書ならとっつきやすく、分かりやすいですよ。
本書『やさしい人物画』はタイトルにもある通り、初心者にやさしくデッサンを教えてくれる本です。
デッサンを本格的にはじめたい!と思ったら、まずはこちらの本を手に取ってみてください。 デッサンの基礎が固まるので、挫折しないで済みます。
デッサンを本格的にはじめたい!と思ったら、まずはこちらの本を手に取ってみてください。 デッサンをはじめるには最適の1冊です。
なぜ漫画デッサンを紹介する本の中で、本格的なデッサン本を紹介するかというと、それは…
本格的なデッサンをしていないと、あるときから画力の向上が止まってしまいます。 これ以上はうまくならない、みたいな。
その原因はデッサンで養われる、人体構造をより深いところまで理解する。ということが欠けているからなんです。
絵は、描くモノの構造や形を知らないと「デッサンが狂っている」といわれ、説得力がでません。
漫画は実際の見え方より、感覚を優先させて絵を描くこともありますが、それは本来の形を理解しているからそこできるわけですね。
ということです。
はじめからデッサンやるのは気が引けると思います。なので、まずは「漫画デッサン」からはじめていきましょう。
それでも「デッサン」もやる!という方は『やさしい人物画』がおすすめです。
漫画デッサンで確実に画力が上がるおすすめの本5選! のまとめ
まず漫画デッサンで一番おすすめなのは、『360°どんな角度もカンペキマスター! マンガキャラデッサン入門』です。
初心者の方なら、この本でだいたいのことは学べます。
これで基礎ができるので、その次に自分のどこを強化したいかによって参考にする本を決めましょう。
魅力あるポーズの描き方を強化したいなら『絵になるキャラポーズの法則 コントラポストを応用した画期的なポーズの基本』がおすすめです。
動きのある絵を強化したいなら『ダイナミックポーズ・ドローイング:躍動感のあるキャラクターを描く』がおすすめ。
デフォルメの描き方を強化したいなら『スーパー何頭身デッサン―理にかなった決めデッサン』がおすすめ。
デッサンをはじめたいと思ったら『やさしい人物画』がおすすめです。
絵がうまくなるには描くしかありません。そのときに今回紹介した本をお役に立ててもらえればと思います。
他にも、「イラストが上達する本」や、「初心者がうまくならないを解決する本」も紹介しているので、あわせてご覧ください。