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【漫画・シナリオ】セリフのやり取りを面白くする5つの方法

自分の書いたセリフがつまらなく感じることはありませんか。

わたしも、もっと気の利いたセリフ回しができたらなーと考えていた時期がありました。

 

その時期は本を読み漁り、セリフ回しが上達するように取り組んでいました。

すると、セリフにも種類があることがわかりました。
またセリフを面白くする方法も。

 

セリフで悩んでいる人は、きっと多いんじゃないかと思います。

なのでこの記事では、セリフのやり取りを面白くする方法をご紹介します。

 

知っていくと、セリフを書くのが楽しくなってきますよー!

またこれとは別に、書いてはダメなセリフもあります。
あわせてご覧ください。

セリフのやり取りを面白くする方法

ではさっそく、セリフのやり取りを面白くする方法を5つご紹介します。

セリフで対立させてみる

対立セリフ対立する状況じゃないシーンでも、キャラ同士に対立させるようなセリフを書いてみます。


わかりやすい例でいえば
漫画『ワンピース』のゾロとサンジのようなセリフです。

張り合わなくてもいいところで張り合ったり、何かにつけて意見がわかれたり。

恋愛マンガなら、好きな人とのデート先やご飯屋さん、映画館でなにを観るかを対立させてみます。

 

物事がスムーズにいくと面白味にかけるので、こうした対立を書くことでフックが利いて面白くすることができます。

セリフに「態度」という感情を入れてみる

態度セリフセリフを言うキャラクターに、おおげさな態度をとらせます。

 

たとえば、なにか説明しなきゃいけないことがあったとき

しかたなく話しているのか、ものすごく伝えたいのか。

 

それによって態度を変えます。


「しかたなく話している」場合は、相手の目も見ずにお菓子を食べながら。

「ものすごく伝えたい」場合は、相手の顔をおさえて、至近距離で話す。

 

キャラクターの感情を態度によって表します。

こうすると、ただ説明しているだけのセリフより、画面に動きがでるので面白くなります。

感情と反対のセリフを言わせる

反対セリフ

キャラの感情と反対のセリフを言わせます。

 

たとえば、
何かたくらんでそうな悪い顔をしながら
「俺はいい人だよ」
と言わせます。


悪い顔をしながら
「俺は悪い人だよ」
というと、そのままで面白味がありませんよね。

 

セリフとキャラの感情(表情)を反対にすることで、面白味をだすことができます。

 

また、こうしたセリフは、セリフの内容よりキャラの感情(表情)が本当の感情だと伝わります。

いくら「いい人」とセリフで言っても、表情が悪い顔をしていたら悪い人なんだ受けとります。

 

感情とセリフを反対にする方法は、演出面でも応用が効くんです。


恋人とイチャイチャしながら
「もー!大嫌いっ!」
と満面の笑みでいう。
※(あーこのキャラは恋人のことが大好きなんだな。と照れ隠しを演出)


相手の夢を思うと、ここで引きとめてはいけない。
でも一緒にいたいから引きとめたい。
「わたし、あなたのこと応援してるわ」
と涙を流しながら言う。
※(このキャラの切ない気持ちが伝わる演出)

答えに飛躍させたセリフを言わせる

飛躍セリフ

答えが決まっているセリフに対して、あえて返事をしなかったり、飛躍させたセリフを言わせます。


例をいうと

「お腹すいた?」
「お腹すいたよー!」

では普通ですよね。


これを

「お腹すいた?」
「……(死にそうな表情で訴える)」

とすると、オイオイ大丈夫かよ、と見てる方も心配になりますよね。

 

読者の感情をゆさぶることができるので、普通のやり取りよりは面白くなります。

 

ほかにも、

「このお店にあるもの、好きに買っていいよ」
「ホント!じゃあこのお店ごと買っていい!?」

と読者の想像を超えるセリフを言うことによって、意表をつくことができ面白くなります。

強調して読者に意識させるセリフ

強調セリフ


強調させたり、繰り返し言うことで、読者にそのことを意識させるセリフです。


「大変だ!○○へ急いできてくれ!」
「○○か!?」
「そうだ!急ぐんだぞ!」

繰り返すことで、読者に『急ぎ』だということを意識させます。

 

そうすると、そこへ行くことに『急ぐ』という制限が生まれます。

その制限を破るようにストーリーを展開させると、面白くなっていくんです。


『急ぎ』なのにジャマが入ったり、トロトロしていると「早く!早く!」と惹きつけれらますよね。


他にも、強調することでフリとして使うこともできます。

「その時計高くて貴重なものだから、大切にあつかってね」
「はーい」
「ホントに大切にね!」

………

ガシャン!!(落として壊す)

こういうやり取りも、面白くする方法です。

セリフにも種類はある

面白くする方法とは少し違いますが、セリフの機能についてもお話しますね。

これで自由自在にセリフを操れるようになってください。

 

キャラクターのセリフには種類があります。

例えばこんな会話をしてるとします。

「ごめんね。さっき売れちゃってもうギターはないんだ」

「えぇー!俺はあのギターでプロ目指すって決めたんだ!お願い売ってくれよ!」

「あ、そういや系列店にまだあったかもな」


何気なく会話しているようですが、セリフの役割はそれぞれ違っています。


では次からセリフの役割・種類をみていきましょう。

事実を知らせるセリフ

キャラクターがなにかに向かって進んでいるときに、情報として事実を知らせるだけのセリフです。

 

さきほどの会話だと

「ごめんね。さっき売れちゃってもうギターはないんだ」

にあたる部分です。


『ギターは売れてここにはない』

ということを伝えるセリフです。


事実だけを知らせています。

 

こうした事実をキャラクターに知らせることで

キャラクターの感情や次にとるべき行動につなげられるセリフです。

キャラクターの心理・感情を表すセリフ

キャラクターの心理、感情を表すセリフです。

感情を表すということは、キャラクターの性格、行動原理などを伝えられるので、とても大切です。

 

これは、さきほどの会話の

「えぇー!俺はあのギターでプロ目指すって決めたんだ!たのむ売ってくれよ!」

というセリフですね。

 

『ギターは売れてここにはない』という事実を知らされたことによって、キャラクターが感情をあらわにしています。


感情をあらわしたことで、そのギターに対する想いが伝わってきますよね。

今はセリフだけですが、ここまでの流れをきちんとストーリーで見せていたら、もっと伝わるセリフになってくるんです。

ストーリーを進展させるセリフ

ストーリーを進展させるセリフは

「あ、そういや系列店にまだあったかもな」

の部分ですね。


前のセリフで『そのギターじゃないとダメだ』ということが伝わっているので

当然そのギターを手に入れるべく、ストーリーは進んでいきますよね。

 

ストーリーが行き詰ったら

他の道もあるよー
他の手段もあるよー

と新しい情報をだして、ストーリーを進展させるセリフです。


これら3つのセリフの種類は、ストーリーを展開させるための機能といえるものです。

まとめ:セリフのやり取りで面白くするには工夫すること

セリフのやり取りで面白くするのは、やはりそのまま書かないことですね。

 

波風立てたり、フリにしたり、感情と反対のことを言ったり。

こういった工夫をすると、セリフは面白くなっていきます。

 

書いてはダメなセリフというのもあります。

もしかすると、あなたは知らず知らずダメなセリフを書いているかもしれません。


以下の記事で、書いてはダメなセリフについて解説していますので気になる方はご覧ください。

漫画の描き方と必須テクニックをまとめた記事はこちら

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