【初心者】マンガの描き方&必須テクニック公開中

【ストーリーの作り方】漫画の読み切り作品を3つの要素で本格的に描く!

読切マンガのストーリーの作り方

 

どうやって漫画の読み切り作品(短編)を描くのか、悩めるところですよね。

 

本でストーリーつくりについて学んでも、それを読み切り作品に落とし込むのは、案外むずかしいです。

 

そこでこの記事では、読み切り作品を描きたい人のために、そのストーリーのつくり方を解説しています。

 

対象としているのはこんな人です。

  • マンガ賞に応募したい方
  • 趣味で漫画を描いている方
  • 短編マンガを描きたい方

わたしは漫画歴が10年以上あり、読み切り作品は何十作と描いてきました。

 

そんなわたしの経験や知識、テクニックをふんだんにお話しようと思います。

これであなたも、漫画のストーリーがつくれるようになりますよ。

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漫画の読み切り作品を構成する要素とは?

マンガ雑誌の賞に応募する作品を想定して、説明していきますね。

もちろん、趣味で描かれる方にも役に立つ内容です

 

読み切り作品を描くにあたって、構成している要素を把握しましょう。

これを把握することで、グッと面白いストーリーをつくれるようになりますよ。

 

構成している主な要素は3つ。

  1. 作品のテーマ
  2. 登場するキャラクター
  3. ストーリーの展開

この3つを意識して漫画を描けばOKです。

では次から、3つの要素を解説していきますね。

漫画を描くためのテーマを決める

テーマの決め方

まずはテーマを決めないと、ストーリーはつくれません。

 

「テーマを決める」と聞くと、ちょっとメンドクサそうと思われるかもしれません。

ですが、これは本当になんでもいいです。

 

坊さんに、乙女が恋をする話を書きたいなぁ
らおん

これでもOK!

 

侍が妖怪を退治する話が書きたいかも
らおん

これもOK!

 

お金の大切さをテーマにする
らおん

もちろんOKです

らおん

ここに内容

 

テーマを決めることは、描きたいモノを決めること。

それはアイディアベースでもいいですし、ふと思いついたモノでもいいんです。

 

そこから話が広がりそうなもの。
具体的なエピソードが浮かびそうなものだったら、それがテーマとなります。

 

じゃあこれは?
らおん

なんでしょうか

 

感動する話が書きたいの!
らおん

これは……

 

もうちょっとテーマをつめる必要がありますね。

 

ストーリーをつくるときに、感情だけを切り取って描きたくなる場合があると思います。

  • 感動する話
  • なんか楽しい雰囲気のやつ
  • ほのぼのとしたの
  • とにかく泣けるストーリー

しかし、これでストーリーをつくるのは困難です。

 

こういった感情だけのテーマだと、話の方向性や、具体的なエピソードまで掘り下げるのはかなり大変だからです。

 

もう少し、テーマとなる材料を見つけましょう。

たとえば、

  • スポーツ系+感動する話
  • 音楽系+楽しい雰囲気のやつ
  • 動物系+ほのぼのとしたの
  • 恋愛系+とにかく泣けるストーリー

これだと、ストーリーのイメージが浮かびやすくなりましたよね。

ここまで掘り下げられれば、ストーリーはつくりやすくなります。

 

コツは「ジャンル」をくっつけることです。

  • スポーツ
  • 音楽
  • 恋愛
  • アクション
  • 動物モノ
  • 食べ物系
  • お笑い

考えればたくさん思いつきますよね。

もし、「感動する」「楽しい」などの感情でストーリーが描きたくなったら、ジャンルと掛け合わせてみてください。

 

ちなみに、読み切り作品ではテーマは1つに絞りましょう。

 

音楽で夢を目指す。でも片思いの人とのラブストーリーも描く!

これはページ数が限られている読み切り作品では、すべて収まりきれません。

 

完結できるものが読み切り作品です。

 

思いついたテーマは1つに絞り、ほかは次回作へ回しましょう。

 

それでもテーマに悩んだら、こちらの記事を参考にしてください。
テーマの決め方について、詳しく解説しています。

テーマ決め方10の方法 【漫画テーマの決め方】ストーリーがつくれないときに試したい10の方法

漫画に登場するキャラクターの作り方

キャラの作り方

読み切り作品などの短いストーリでは、あまり多くのキャラクターはいりません。

  • 主人公
  • メンター
    ※主人公の手助けをしてくれる存在
  • 敵役

この3キャラがあれば充分です。

ではこの3キャラについて作り方を説明していきますね。

主人公の作り方

主人公のつくりかたは、ズバリ!

読者に、テーマを伝えられるキャラクターにすること。

です。

 

例えば、
「坊さんに恋する話」をテーマとするならば

坊さんについて詳しく知っていて、その魅力に取りつかれているキャラクターを主人公とします。

 

そうすることで、【坊さん】でなければいけない理由が生まれ、テーマを正確に読者に伝えることができるようになります。

 

もちろん説得力をもたすために、坊さんに興味をもったエピソードも用意しましょう。

 

 

妖怪を退治する話なら
妖怪に対して特別な感情をもつ主人公。

 

お金が大切な話なら
お金にキッチリしていて、1円もムダにしない徹底ぶりを見せる主人公。

 

テーマに対して積極的な感情をもたすことが、テーマを伝えるキャラクター(主人公)となります。

(積極的な感情とは、興味・関心を抱いていて、関係するものごとに対して行動的であることです)

 

メンターの作り方

メンターの役割としては

  • 主人公の意思の強さを確認する
  • 主人公を後押しする
  • 主人公に危機を知らせる
  • 展開が行き詰ったとき新たな情報をもってくる

などがあります。

 

この役割を果たせるのであれば、主人公の友達や知り合い、両親、なんでもOKです。

主人公を際立たせるために存在している、ととらえましょう。

 

ではその役割の内容についてお話しますね。

ストーリー作りにもちょっと関わってきます。

 

 

意思の強さを確認するのは、読者を主人公に感情移入させるためです。

強い想いほど、人は応援したくなりますよね。

 

主人公が坊さんに恋したなら、

  • どこがいいのか
  • 坊さんに恋することの大変さ(デメリット)を説く

こういった会話をもちだし、主人公がどれだけ本気なのかを読者に伝えましょう。

 

妖怪退治なら
妖怪の危険性や命の危機などを伝え、主人公の覚悟の強さを伝えます。

 

そして「主人公を後押しする」のは、ストーリーをスムーズに展開させるためです。

内容としては以下のような感じですね。

  • 坊さんをホレさせる恋愛作戦を考えてあげる
  • 坊さんの好みのタイプの情報をリサーチして伝える
  • 妖怪が出現する場所や時間を伝える

その情報をもとに、主人公を行動させていくと、ストーリーはスムーズに展開していきます。

 

しかし、ときには主人公の行動に注意喚起をうながすことも、ストーリーを面白くするうえでは大切です。

これが「主人公に危機を知らせる」です。

  • それをやると失敗するよ
  • これはうまくいかないよ
  • そこへ行くと危ないよ
  • そんな武器では倒せないよ

うまくいかないことを案じさせて、読者の気を引きつける効果があります。

 

最後に「展開が行き詰ったとき、新たな情報をもってくる」。

こちらは、ストーリーをつくっていて、行き詰ることがあると思います。

 

ここからどう展開させていくか。

こんな状況になったけど、どうやって解決させようか。

 

そうなったときに、新しい情報をもってきて、行き詰った展開を打破しましょう。

 

メンターの役割はたくさんありますが、必ずすべて使わないといけない!ってことではありません。

ストーリーをうまく展開させるために、必要なものを使っていきましょう。

敵役の作り方

敵役の作り方は簡単です。

 

主人公と違う価値観のキャラにするだけです。

 

例えば

主人公が「坊さん好きー!」なら

「坊さんが好きなやつはどうかしてる!」

 

と反対の価値観をもたせます。

 

そうすることで主人公と対立し、そこをどう乗り越えていくのか。

と読者は興味をそそられ、ストーリーを面白くさせることができます。

 

読み切り漫画のストーリーの作り方

ストーリーつくり方

簡単なストーリーのつくり方は、主人公の心の動きを追うことです。

 

「ストーリーをつくる」となると
話をどう展開させていけばいいのか
そればかりに気がとられがちですが
大切なのは「主人公の心の動き」をエピソードにすることです。

 

具体的な例をあげますね。
まずキャラクターの設定はこんな感じです。

坊さんに恋した主人公。
坊さんに詳しくて、その魅力にとりつかれている。

主人公に恋された坊さん。
坊さんに恋するやつはどうかしている。
と、主人公と反対の価値観をもっている。

 

これを主人公の心の動きを追ったストーリーにすると…

  • STEP.1
    主人公が坊さんに恋をする
    恋心を抱いた瞬間を描きます。
  • STEP.2
    坊さんに積極的にアプローチする
    坊さんと恋人になりたい!という心の動き
  • STEP.3
    坊さんはそんな主人公を否定し、傷つける言動をとる
    主人公は傷つき、その恋を諦めようとする
  • STEP.4
    メンターに励まされる
    もう一度がんばってみようと奮い立つ
  • STEP.5
    坊さんを振り向かせるために行動する
    なにがなんでも恋を成功させる、強い意思
  • STEP.6
    坊さんは主人公が気になりはじめ、恋人となる
    主人公は幸せ。ハッピーエンドに

 

かなりざっくりした流れですが、主人公の心の動きを意識すると、ストーリーはつくりやすくなります。

 

あとは、主人公の心の動きが飛躍しないように、心が変わる小さなエピソードを積み重ねていけばOKです。

 

大切なのは、読者にその心の動きが理解できるか。
共感できるか。

です。

 

「いや、そうはならない」

「極端だな」

 

こう思われてしまうと、読者は感情移入ができず、冷めてしまいます。

読者を共感させつつ、ストーリーを結末までもっていきましょう。

 

これでストーリーはつくれるようになると思いますが、それでも難しいと感じる人のために、もう少し詳しくお話します。

 

どうやってストーリーを展開していくのかを、なじみが深い「起承転結」に沿って説明していきますね。

 

ストーリーの作り方「起」

「起」では、主人公がだれか。

主人公の目的や、なにについてストーリーかを読者に伝えます。

 

例でいえば

  • 主人公が坊さんについて詳しいエピソード
  • 主人公が坊さんを好きになるエピソード
  • 主人公が坊さんを恋人にしようと意気込むエピソード

これを伝えることで、読者は「坊さんとの恋を描いたストーリーなんだな」と理解してくれます。

 

まずはこういった設定を読者に伝えましょう。

ストーリーの作り方「承」

「承」では、「起」で伝えた設定をもとに、ストーリーを展開していきます。

 

・坊さんに積極的にアプローチ

 

これで一旦うまくいきかける展開を見せます。

しかし

 

坊さんの「坊さんが好きなやつはどうかしてる!」という価値観を読者に見せ、うまくいかない展開にもっていきます。

 

そしてこの対立構造を軸に、ストーリーを展開させます。

 

「承」は基本的にはこの繰り返しでOKです。

 

テーマや描くモノによっては、繰り返さず、
うまく物事が進む。

しかしうまくいかなくなる。

この1回の流れでも大丈夫です。

ストーリーの作り方「転」

「転」では、今までと違った方法で、目的を達成するようにストーリーを展開させます。

 

例でいえば

「承」で坊さんへのアプローチの理由が
「坊さんが好きだから」
だとすると、「転」では「坊さん」というキャラクターの違う一面を見て、そこを好きになる。

 

そうすると、
「坊さんが好きだから」という理由でアプローチしていたのが

「転」では「あなたが好きだから」という理由に変わって、アプローチしていくことになります。

 

理由も変わると、アプローチ方法も変わってきますよね。

理由とアプローチ方法が変われば、うまくいかなかった恋にも動きがでてきます。

 

「転」では「承」とは展開のしかたを変えて、ストーリーの単調さをなくしていきましょう。

ストーリーの作り方「結」

「結」ではそのストーリーの結末がどうなったのかを見せます。

 

「転」でストーリーの展開に変化を与えました。

それによって、主人公の目的がどう達成されたのかを描きます。

 

簡単にいうと、対立していた相手(敵役)をどうやって打ち負かしたのか。ですね。

 

また坊さんの例を見てみましょう。

「転」で坊さんへのアプローチを
「坊さんが好きだから」から「あなたのことが好きだから」に変わりました。

 

すると対立構造であった
「坊さんが好きだから」VS「坊さんが好きなやつはどうかしてる!」

という構図は成立しなくなりますよね。

 

「あなたのことが好きだから」VS「坊さんが好きなやつはどうかしてる!」

では対立のしようがありません。

 

坊さんの心の動きとしては、

「坊さんが好きなやつはどうかしてる!」

 

けど…

 

「坊さんではなく、自分という存在を好きになってくれるのは…」

 

「…うれしい」

 

と変化するはずです。

 

そうなれば、今まで効かなかったアプローチも効くようになりますよね。

そして主人公は、坊さんと付き合うという目的を達成できるのです。

 

 

めでたし、めでたし。

 

このようにストーリーを展開させる流れを頭に入れておくと、読み切り作品は描けるようになりますよ。

 

 

もし、もっと本格的にストーリーのつくり方を知りたいのであれば、こういったものもあるので、検討してみてはいかがでしょうか。

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「パルミー」というイラストや、マンガのオンライン講座。

 

本ではなく、きちんとストーリーについて教えてくれるところは貴重です。

講座なので料金は発生しますが、好きな時間にストーリーを学ぶことができるのでオススメです。

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読み切り作品30~50Pでまとめるページ配分とは?

ページ配分

ストーリーの流れも大切ですが、ページ配分も大切です。

 

よくありがちなのが、「起」の部分が長く、早く本題にいかないパターンです。

ストーリーを展開させるのが遅いんですよね。

 

「起」はフリの部分なので、できるだけコンパクトに見せて、本題の「承」へ入ったほうがいいです。

 

ページ配分としてはこんな感じですね。

【約30ページ作品の場合】

起:8 ~ 10 ページ
承:8 ~ 10ページ
転:3 ~ 5ページ
結:3 ~ 5ページ

【約50ページ作品の場合】

起:8 ~ 10 ページ
承:20 ~ 22ページ
転:10 ~ 13ページ
結:3 ~ 5ページ

 

あくまで目安なので、多少前後しても大丈夫です。

ページ数が増えても、「起」と「結」、
つまり、はじまりと終わりは簡潔に。

 

「承」と「転」は必然的に長くなっていきます。

ぜひ参考にしてください。

 

▼こちらの本もおすすめ▼

【ストーリーの作り方】漫画の読み切り作品を3つの要素で簡単に描く!まとめ

今回の記事を書くにあたって、例えを「坊さんに恋する話」にしましたが、これは単なる思いつきです。

 

この例えが分かりづらかったら、申し訳ないです。

途中で、妖怪の例えもしなくなりましたしね。。。

 

 

またストーリーのつくり方は1つではありません。

これは一例として受け止めてもらえればと思います。

 

 

あなたのストーリー制作に、少しでもお役に立てますように。

 

▼ テーマの決め方の記事はこちら ▼
テーマ決め方10の方法 【漫画テーマの決め方】ストーリーがつくれないときに試したい10の方法

 

▼ ストーリーをもっと詳しく学びたい人はこちら ▼

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